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テクノロジー

H-IIBロケットの発射台火災原因、調査結果が公表される 18

ストーリー by hylom
なかなか気付きにくい原因 部門より

9月13日に種子島宇宙センターのH-IIBロケット8号機移動発射台で付近で火災が発生するトラブルが発生したが(過去記事)、この火災についての調査結果が公表された(マイナビニュース大塚実氏のTweet)。

これによると、エンジン冷却用の液体酸素が発射台開口部に吹き付けられて静電気が発生し、これによって断熱材が燃えた可能性が高いとのこと。移動発射台の開口部は鋼板の上に耐火塗料を塗り、その上にポリ塩化ビニル製の断熱材とシリコンの耐熱材を重ねる構造になっているが、無風状態でここに液体酸素と酸素ガスの混合物を吹き付けると、6.5kVの静電気が発生することが確認できたという。また耐熱材も液体酸素の低温で一部が割れることが分かっており、それによって露出した断熱材が静電気によって発火したという。

また、対策を行なった発射台によるH-IIBの打ち上げが9月25日1時5分5秒に行われた(JAXAの発表三菱重工の発表)。打ち上げは成功し、搭載した「こうのとり」8号機(HTV8)は順調に飛行しているという。

  • by Anonymous Coward on 2019年09月25日 15時00分 (#3690962)

    ソユーズも同日22:57JSTに打ち上げ [mynavi.jp]てISSに向かう。
    衝突防止のためにHTV打ち上げを一日遅らせたようだけど、ISSのスケジュール的には大丈夫なのかな。

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  • by Anonymous Coward on 2019年09月25日 14時09分 (#3690943)

    > 液体酸素と酸素ガスの混合物を吹き付けると、6.5kVの静電気が発生
     
    液体期待混合のときだけ静電気がばりばり発生するみたいですが、どういう原理なんでしょうか?

    ここに返信
    • by rhodamine (32563) on 2019年09月25日 14時23分 (#3690949)

      どんなものでも絶縁体同士が擦れ合えば,摩擦電気が発生する可能性があります.
      接触によって電子を奪いやすいものと与えやすいものの摩擦が最高に高効率です.

      液体同士でも,接触したあと分離するような(ジェットが交差するような)流れ
      なら,やはり静電気は発生しますよ.混ぜてしまうとダメですが.

      日常生活で摩擦が大きな問題にならないのは,少なからず導電率が存在するから
      でしょうね.特に,水(イオンを含む)は良好な導体です.

      • by Anonymous Coward

        社会にとっては小さな問題だが、個人にとっては静電気は大きな問題だ...

        #もうすぐ、恐怖の冬が来る...(バチッ

        • by Anonymous Coward

          導電素材の衣類や座席で軽減できないものかしら

        • by Anonymous Coward

          機器が壊れたら会社にとっても大問題

    • by Anonymous Coward

      単純に雲の中で水蒸気によって雷が発生するのと同じ状態なのでは。

      • by Anonymous Coward

        仕組みも理屈も正直よく理解できていないけれど雷といっしょと言われるとものすごく納得感があります。
        これが分かったつもりになるというやつか……

  • by Anonymous Coward on 2019年09月25日 14時57分 (#3690960)

    アルミテープでも貼ったの?

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2019年09月25日 15時11分 (#3690968)

    エンジン冷却の為なんだよね
    液体窒素より液酸・液水のほうが安いの?
    それとも直前まで燃料充填してる間どうせ漏れ出すからついでに冷やしちゃえってこと?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      SpaceXで言うところのチルダウンだろ? プロペラントタンクから生ガスを流して全系を液酸・液水に馴染ませるやつ。
      タンクの中からノズル再生冷却系の出口まで満遍なく液体窒素を流せるなら液体窒素でもいいんじゃね?

      • by Anonymous Coward

        H-IIBロケット一段目のLE-7Aは、主燃焼室・ノズルの冷却を液体水素で行っているとの事。
        またターボポンプ駆動のプリバーナー燃焼ガスも水素リッチだそうな。(完全燃焼させると温度が上がり過ぎてタービン逝く。ターボポンプ駆動後は主燃焼室で再燃焼)
        点火前に何処をどう予備冷却するのかは知らないが、液体酸素が流れている系統を点火直前に液体水素(沸点-252.6℃)に切り替えるってのも、酸素が凍りつく(凝固点−219℃)とか、酸素と水素が反応しそうだとか、何となく素人目には怖そうな話だ。

        • by Anonymous Coward

          液酸配管を液水に切り替える? どこにそんなことが書いてある?
          冷却配管に最適混合比のガスを流す義務なんかないぞ

    • by Anonymous Coward

      冷却用の液体窒素タンクを別に積むのはなんか筋が悪そう。

  • by Anonymous Coward on 2019年09月25日 16時12分 (#3691003)

    いままでは適度に風が吹いてて問題が顕在化しなかったって話、すごい好き

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      こうして実例を見ると、はやぶさのような「どんなトラブルが発生するか洗い出す試験」って重要なんだなーと思います

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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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