火星探査機InSight、着陸から間もなく一年も地中センサーの投入は難航 4
ストーリー by hylom
火星は固かった 部門より
火星は固かった 部門より
AC0x01曰く、
2018年11月に火星に着陸したNASAの探査機InSightだが、火星内部の熱を測定するための熱伝導プローブを地中に差し込む工程が難航、現在でもほとんど進展していないようだ(Sorae、Engadget日本版)。
移動不可のInSightは固い地面の上に着地してしまったようで、長らく地面に杭を差し込んでもまったく潜って行かない状態にあったという。先日遂にロボットアームで押さえつけることで潜り始めたと報じられたのだが、今週には40cmほど潜ったところで崩れた土に押し戻され、半分の20cmまで戻されてしまったとのこと。
InSight運用チームはデータを分析して、今後対策を立案して進めていくとしている。目的の深さは5mだが、果たして観測は成功するだろうか?
いろいろ腑に落ちない (スコア:0)
そもそも、杭を5m打ち込むのって地球でもかなり難しそう。もしかしてドリルか?
そして、40cm打ち込んだ杭が崩れた土に押し戻されたこと。穴の底から押し戻されたのか?
もしかして、火星に住んでいるのは火星人ではなく地底人?
#さらにその下には最低人?
Re: (スコア:0)
Engadget日本版 の方の動画を見ると、プローブがオートセンターポンチみたいな感じで自らの先端で地面を叩いて作った穴に、プローブ全体の自重でゆっくり落ちて行くという仕掛けのようです。プローブの先端を非常に硬くて重い炭化タングステンなどで作っておけばたいていの岩でも貫通できそうに思えます。
ところが火星では潜って行かず、ロボットアームで押えることでやっと40cmまで潜れた。
40cmまで潜った処で角度が変わったのかアームの圧力が外れたのかよく解りませんが、杭打ちの動作が浮力を発生することになり半分浮き上がってしまったようです。
Re: (スコア:0)
どこで見たのか忘れてしまったけど、浮き上がり問題の原因はプローブ側面と火星土壌との摩擦力不足だそうです。
本来はおっしゃるとおりの仕掛け+手順で、浮き上がり量もプローブ側面と火星土壌との摩擦により減らして少しずつ沈んでいくはずでした。
でも摩擦が足りず潜っていかなかったので、ロボットアームで上から押さえることで浮き上がり量を減らす作戦に出ました。
#この方法ではプローブが土壌に埋まりきった時点でロボットアームでの押さえが効かなくなり掘れなくなりそうだけど、なにか状況が変わることを期待したんでしょう。
あとは書かれているとおりで・・・どうするんでしょうね、これ。
浮き上がったのはポンチ動作の衝撃で穴の側壁が崩れちゃったことを示してるのかなあ。なんか、絶望感が。
そこって (スコア:0)
後に「賽の河原」と呼ばれる場所に」なったりしてね