
はやぶさ2による小惑星リュウグウの観測結果が発表される 17
ストーリー by hylom
ふわふわ天体 部門より
ふわふわ天体 部門より
小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星リュウグウの観測結果をまとめた論文がNature誌に掲載された(JAXAの発表、Sorae)。
サーモグラフィによる観測結果からは、リュウグウ表面が「温まりやすく冷めやすい」ことから、リュウグウは低密度な多孔質の物質で構成されていると推測でき、「ふわふわのダストから稠密な天体が形成する過程の途中にある天体」の可能性があることが分かった。
リュウグウの表面については、当初は高密度の岩などに覆われているとみられていたが、この予想が覆されたことになる。また、表面のごく一部には密度が高い岩も見つかったとのこと。これら結果からは、リュウグウは宇宙空間を漂うチリなどが集まって圧縮され、中心部分のみがやや高密度になり、さらにその後衝突破壊と圧縮が繰り返されて形成されたのではないか、とも推測できるという。
フワフワサクサク (スコア:0)
どれっくらいのフワフワ感なんだろ
小惑星の密度は低い (スコア:5, 興味深い)
小惑星由来の隕石を持たせてもらったことがあるのですが、ほんと軽石のように軽くて驚きでした。
まあよく考えてみれば1G環境で、数千万トンの地殻の下で圧迫されてできた地球の石と
無重力に近い微惑星で数トンもないようなゆるいくっつき具合でたまたま固まった小惑星の石とでは密度が違うのは当然といえば当然なんですが、どうも宇宙に浮いている岩塊は我々の地球の岩と同じ感覚で考えてしまいますね。
SFなんかで「小惑星を採掘する」みたいな描写がありますが実際は岩を砕いて掘るというよりふわふわサクサクの砂利を掬う感じなのかもしれません
Re:小惑星の密度は低い (スコア:1)
νガンダムが伊達じゃないわけでなく、アクシズが軽かったんや!
Re: (スコア:0)
初代が探査したイトカワは、(小惑星として、イトカワよりは)中身が詰まっているエロスよりも
密度の高い岩塊が天体表面に散らばっており、天体表面もほとんど(8割)が岩塊に覆われているそうです。
リュウグウもイトカワも岩塊が集積することによって形成されたラブルパイル天体らしいですが、
環境?によりフワフワだったり、ゴツゴツだったりするので、小惑星ごとに採掘方法は違うのかもしれません。
# SFなんかで、ふわふわさくさくの砂利を想定して機材を持ち込んだけど、
# 岩だらけで親方に怒られる小惑星採掘船の小僧が登場するのだろうか
Re: (スコア:0)
エレンぐらい?
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
水をあげるとどんどん増えていく。
#塩をかけると増殖は止まる
Re:フワフワサクサク (スコア:1)
\ /
\フワフワの惑星/
\ /
\ /
○
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
エレンが水をかけられたんで「恋するふわふわ娘」「ふわふわなパチパチ」「夜の月はふわふわ」「魔法使いの弟子」と登場作品が増えていったんですね。
Re: (スコア:0)
野尻抱介先生の「ふわふわの泉」もよろしくお願い致します。
Re: (スコア:0)
リュウグウを模した菓子とか作れるかも
「温まりやすく冷めやすい」 (スコア:0)
「温まりやすく冷めやすい」で「ふわふわ」って逆じゃないの?って思ったら
それは大気中の話か(空隙の空気が断熱材になる)
真空中だと熱容量だけが問題になるから、軽い=温まりやすく冷めやすい(材質にもよるが)なのね。
Re: (スコア:0)
ふわふわの空隙が真空でも断熱されますよ、
リュウグウの場合は、地表と地中の間の熱伝導が少ないの
で表面だけをみた場合、予測より温まりやすく冷めやすい。
逆に地中の温度変化は少なく地球近傍の軌道なので、
地球の生物に案外快適な場所かも。
Re: (スコア:0)
ふむ~、断熱されているから表面だけが影響を受ける=温まりやすく冷めやすい なのね。
Re: (スコア:0)
むしろ真空じゃないと真空断熱になりませんしな。
真空断熱しても漏れてくるのが熱放射だけど、
ふわふわな場合放射による伝導が減って材質による伝導が増える筈だが……
どっちの方が断熱性能高いんだろう?
熱源と断熱対象を無限に広い並行する平面で考えると、
ふわふわ充填の方は距離比例で断熱能力が上昇して、
バルクの真空だと距離によらず放射と吸収からなる定数を何処かで超えるのだろうけど。
あれそうするとバルクな大気でもどっかで真空より断熱性能で上回るのか?
Re:「温まりやすく冷めやすい」 (スコア:1)
重力とか (スコア:0)
素人の疑問としては微少な重力が更に微少になりそうなものなんですが
事前の予想と違ってたら着陸時の制御とかに影響はなかったんでしょうか
Re: (スコア:0)
いきなり着地せず、しばらく周回してデータをとってたような。