メビウスカーボンナノベルトの合成に成功 25
ストーリー by nagazou
分子あやとり 部門より
分子あやとり 部門より
名古屋大学と分子科学研究所は20日、炭素のメビウスの輪「メビウスカーボンナノベルト」の合成に世界で初めて成功したと発表した(WPIトランスフォーマティブ生命分子研究所、OPTRONICS ONLINE)。
炭素物質「ナノカーボン」が注目され、これまでもフラーレン、グラフェン、カーボンナノチューブといった分子ナノカーボンが作られてきた。しかし、これまでに合成された分子ナノカーボンは、リング状やベルト状といった幾何学的に単純な構造のものだけだった。メビウスカーボンナノベルトは、ベルト状の分子ナノカーボン「カーボンナノベルト」に、更にひねりが加わった構造になっており、合成されたメビウスカーボンナノベルトからはメビウスの輪の形状に由来する特異な動的挙動や光学特性が観測されたとしている。
炭素物質「ナノカーボン」が注目され、これまでもフラーレン、グラフェン、カーボンナノチューブといった分子ナノカーボンが作られてきた。しかし、これまでに合成された分子ナノカーボンは、リング状やベルト状といった幾何学的に単純な構造のものだけだった。メビウスカーボンナノベルトは、ベルト状の分子ナノカーボン「カーボンナノベルト」に、更にひねりが加わった構造になっており、合成されたメビウスカーボンナノベルトからはメビウスの輪の形状に由来する特異な動的挙動や光学特性が観測されたとしている。
論文はここ (スコア:2)
全文読める
https://www.nature.com/articles/s44160-022-00075-8 [nature.com]
命名 (スコア:0)
シャープのPCみたいな名前だな
Re: (スコア:0)
裏も表もございません〜
Re: (スコア:0)
でも右巻きと左巻きがいるのか。
Re: (スコア:0)
ウルトラマンかと思った。
Re:命名 (スコア:2)
人間態役の人が芸能界やめてるからウルトラマンメビウスの新形態「カーボンナノベルト」は、もう出ないかと。
Re: (スコア:0)
そこはチョイとひねって何とかするんですよ
Re: (スコア:0)
テレ東系のウルトラマン番組「ウルトラクロニクルD」はここ数回、前後のコントパート以外は
ウルトラ戦士の状態だけで話を進めてる。
メビウスも登場してるし、そのまま新形態メビウスカーボンナノベルトへの変身能力を得ても全く不思議はない。
まあヒーローのベルトというと仮面ライダーの印象が強いし、スポンサーも同じだから
わざわざウルトラマンにベルトつけんでも、と却下されそうだがw
Re: (スコア:0)
ホフスタッター・メビウス・ループ
を思い出した。
右巻きと左巻きで違うのかな?
Re: (スコア:0)
GEBをもう一回読みたいなと思ったが、あんな重い本もう持ち歩けない。
日本版は全く電子書籍化されてないし、残念。
何回でもでもねじれますw (スコア:0)
円柱状のカーボンチューブを一回ひねって繋げたものだよね。
2回とか3回とか捻れるのかな?
N回ひねり(N≧1)のチューブとか面白そう。
Re: (スコア:0)
「チューブ(管)」ではなく「ベルト(帯)」のようですが?
Re:何回でもでもねじれますw (スコア:1)
米主ではありませんが、ベルトはチューブの部分構造なので間違ってはいないと思いますよ。
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20170414/index.html [jst.go.jp]
>1991年にカーボンナノチューブが発見されると、「カーボンナノベルト」がカーボンナノチューブの部分構造であることが明らかになり、ますます注目を集めるようになりました。
とあります。
Re: (スコア:0)
(普通の)ベルトはチューブの部分構造、つまりチューブを輪切りにしたようなものだけど
チューブの輪切りではメビウス環のような捻り構造にはならない。
> 円柱状のカーボンチューブを一回ひねって繋げたもの
ではチューブの表面と裏面が連続面になるとは思えないので、この件に関しては間違ってるような気がする。
Re: (スコア:0)
> チューブの表面と裏面が連続面
それが出来てたらカーボンクラインボトルと呼ばれているのでは。
Re: (スコア:0)
間違ってるって
チューブをひねってつなげたものではない
テープ形状のものをねじってつなげたもの
しかしこの大きさだとカーボンナノテープという感じでもないな…
ねじれた分子、って感じ
Re: (スコア:0)
N回は難しいのかもしれないけど、-1回(右ひねり)と1回(左ひねり)はできてて、光学異性体になるってことかな?
Re: (スコア:0)
メビウスの輪はキラリティ注4)をもつことが知られており、メビウスカーボンナノベルトについても、右ひねりと左ひねりを実際に分割しそれぞれの紫外可視吸収の円二色性注5)を確認しました。
注4)キラリティ: 左手と右手のように、そのままでは一致しないが鏡に映すと一致する性質。
注5)円二色性: 右回りの光(右円偏光)と左回りの光(左円偏光)の吸収強度に差が生じる現象。キラリティをもつ分子に見られる。
Re: (スコア:0)
模式図見ればツリーの一番上が間違ってることに気づけるのに…
Re: (スコア:0)
違うよ
テープをねじってつないだ形
しかし円柱上のカーボンチューブをひねったとしても円柱だから見た目わかんないね
実際には円柱をひねる方向に形をゆがめるのは炭素平面内でゆがめる感じになるので難しいんじゃないかなぁ
こうなんか捻じれた感じになっていけるんかな…
Re: (スコア:0)
同じカーボンナノチューブでも原子の配列がまっすぐ(風)なのとねじれてる(風)なのが
なかったっけ?
カーボンナノクラインの壺も待ってます (スコア:0)
自己交差してる部分を量子効果でうまいことできないのかな?
Re:カーボンナノクラインの壺も待ってます (スコア:2)
なんて言うか「網目」の中に「網目」を通す感じで行けば…
でも通り抜けできないな
Re: (スコア:0)
自己交差してる部分を量子効果でうまいことできないのかな?
ご利益のある壺としてとある界隈で需要が生まれそうですね
Re: (スコア:0)
その界隈にナノテクなんて勿体なさすぎるよ
ただのコンクリ塊でも需要を作れるんだから