
絶滅したと思われていた万能薬ハーブ「シルフィウム」、トルコで再発見か 34
ストーリー by nagazou
草 部門より
草 部門より
絶滅したと信じられていた古代の「奇跡の植物」がトルコで生存している可能性が出てきたそうだ。この植物は「silphion(シルフィオン)」もしくは「Silphium(シルフィウム)」と呼ばれ、調味料、媚薬、薬、避妊薬として用いられてきたとされる(ハーブのホームページ)。国内ではシルフィウムと呼ばれることが多いようだ。この黄色い花を咲かせる植物は、数千年前にギリシャ、ローマ、エジプトの文献に記載され、約2000年前に古代地中海世界で消費された結果、絶滅したと考えられていた(The Times of Israel、ゆきまさかずよしさんのツイート)。
シルフィウムを長年研究してきたイスタンブール大学の研究者Mahmut Miski教授は、アナトリアのハサン山に生育するFerula drudeana(フェルラ・ドルデアナ)という植物が、シルフィウムの有力候補なりうるほど多くの類似点があるという。フェルラ・ドルデアナは、ニンジンフェンネルやパセリと同じ科に属し、サンプルを分析したところ、抗がん作用や抗炎症作用など、シルフィウムの特徴とされるものが含まれていたことを発見した。その他の類似点としては、栽培が難しいことが上げられるという。Mahmut Miski教授は管理された条件下であれば、フェルラ・ドルデアナを栽培できることが判明したという。
シルフィウムを長年研究してきたイスタンブール大学の研究者Mahmut Miski教授は、アナトリアのハサン山に生育するFerula drudeana(フェルラ・ドルデアナ)という植物が、シルフィウムの有力候補なりうるほど多くの類似点があるという。フェルラ・ドルデアナは、ニンジンフェンネルやパセリと同じ科に属し、サンプルを分析したところ、抗がん作用や抗炎症作用など、シルフィウムの特徴とされるものが含まれていたことを発見した。その他の類似点としては、栽培が難しいことが上げられるという。Mahmut Miski教授は管理された条件下であれば、フェルラ・ドルデアナを栽培できることが判明したという。
元記事読んでみた (スコア:3, 参考になる)
The Times of Israelからリンクされているナショナルジオグラフィックの記事を読んでみた。
・教授がポスドクだったころに、フェルラ・ドルデアナを偶然新種として発見した
・以後、40年ぐらい研究しているが、様々な薬効が明らかになった
・10年ぐらい前に、薬効から考えて、フェルラ・ドルデアナがシルフィオンなんじゃないのかという説が出る
・古代の医学書は記述が曖昧である。また、(サソリに刺されたなど)明らかに効かないような場合でもシルフィオンを処方していたため、薬効が似ているだけでは証明にならない
・なぜ、遠く離れたトルコに残っていたのかという謎も解明されていない
・フェルラ・ドルデアナがシルフィオンであることを証明するには、シルフィオンが(ラベルが付いた古代の瓶から出てくるなどで)考古学的に発見され、解析するしかないが、今のところそのような機会はない
みたいな感じ。
ナショナルジオグラフィックの記事は、シルフィオンのレシピが残っているため、フェルラ・ドルデアナを料理して食べてみるシーンで終わっている。 (古代医学書よりも料理本の方が記述が詳細なので)
Re: (スコア:0)
古代の医学は迷信に大体片足位は突っ込んでるから、
記述がアテにならんってーのは良く分かるが、
料理本だと旨い不味いだからかいくらかアテになるってのは面白いな。
これを薬として使ったとして (スコア:0)
副作用で発情したりしない?大丈夫?
Re: (スコア:0)
避妊したいのか発情したいのか謎の薬だな
Re:これを薬として使ったとして (スコア:4, 興味深い)
ググった感じ、だからこそ珍重されていたっぽい。
媚薬の効果もあって一緒に避妊もできるとか、そりゃいろいろと最高でしょう。
つまり (スコア:0)
ギリシャ・ローマが衰退したのはシルフィウムのせい
Re: (スコア:0)
ローマ帝国の絶頂期は、最大領域期のトラヤヌス帝期の西暦100年頃~その次代のハドリアヌス帝期だから、ローマが衰退したのはシルフィウム「が尽きた」せいだな。
Re: (スコア:0)
まあローマ人は美味しいもの食べてゲーゲーして美味しいもの食べてげーげーしてをくりかえすような退廃した連中なのでどのみち滅んださ。
Re: (スコア:0)
えーと、癌細胞とか精子によく効く毒薬なのか、と思ってしまった。
媚薬みたいな興奮剤ってことは、命の危険を感じて緊急モードになだけだろうし。
Re:これを薬として使ったとして (スコア:2)
「発情したなら妊娠させたくなる/妊娠したくなる筈」って、オタ向けの安直なエロコンテンツとか、統一教会の教義とかかよ??
発情しても妊娠しないなら、後腐れなくSEXを楽しめるに決ってるだろ。
Re:これを薬として使ったとして (スコア:1)
後腐れないかどうかは別問題なんじゃ?
#どっかのエロオヤジの言い訳みたいになってるぞ
Re: (スコア:0)
嫁とやりまくったら子供もできまくる。 嫁が妊娠するとだいたい不機嫌になりやれなくなる。 子供はかねがかかる。 コンドームつけると気持ちよくない。 //こんどーむ的なものは少なくとも紀元前に発明済みです
ここが (スコア:0)
本日のヤマモトヨーコスレか
Re: (スコア:0)
普段はどこにあるんですか
Re: (スコア:0)
相対未来
Re: (スコア:0)
ヨコハマとかヨコスカあたりかな?
ちと分からねぇなぁ
Re: (スコア:0)
足立区じゃないのかよ...
がん (スコア:0)
がんの存在は知られていなかったと思われる時代に枯渇したのに
「抗がん作用」がシルフィウムの特徴とされているのか…
文献に書かれていた効能からの推測とかかな?
Re: (スコア:0)
知られていなかったとはあなたの感想。 病気としての癌の原理は不明でも治療はできる。 てか近現代以前の医療なんてだいたいそんなもん。 アバダケダブラ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
体表にでる一部のがんを認識できることと、
不調の原因ががんであると診断をしたうえで、それを特定のハーブで抑えられるとを知っているでは
医学レベルはかなり違うと思う
そもそも抗がん作用って現代の研究レベルじゃないと有意差がわからなそう…
Re: (スコア:0)
病理を知ってるかと病気を治療できるかは別の話。邪気が病気の元なんだから換気しましょうとか酒で悪魔を追い払えるからとか。
Re: (スコア:0)
#4339678はこの記載についてツッコんでいます
抗がん作用や抗炎症作用など、シルフィウムの特徴とされるものが含まれていた
これを読む限り、シルフィウムになんらかの抗がん作用的なものを期待していたのだろうと思います
悪魔や邪気程度の話であれば
魔除け効果があるとされるクリスマスリースのヒイラギも候補になってしまいそう
Re: (スコア:0)
読解力が弱すぎる…
Re: (スコア:0)
悪魔のせいで癌になると思っていた。 シルフィウムを接種すると癌にならないようだ。 そうかシルフィウムは魔除けになるのか。
Re: (スコア:0)
癌は漢字に岩の字が入ってて同じ読みをすることからわかるように、人間の体に岩のようなものができる、というのが語源。
漢字一文字で表されるものは大体古くから知られている。近代になって知られたものは概ね熟語だったりカタカナだったりするから。
Re: (スコア:0)
癌を告知されたときガーンとなるからではなかったのか
Re: (スコア:0)
缶とか瓶は外来語なのに漢字なんですが…
Re: (スコア:0)
えっと、漢字はその名のとおり外来語なんですが…
古代の奇跡の植物 (スコア:0)
インドではソーマに使われてたりしたのか。
ハーブ (スコア:0)
繁華街とかにいるイラン人のせいで「ヤバい薬」って印象になってしまった
Re: (スコア:0)
ハーブは元々そういうやつだよ。シャーマンとかいたこが使うようなやつ。
空目ーアーワー (スコア:0)
媚薬にもなるのね…悪魔のハーブだからルシフィウムか…とよく見たらルとシが逆でしたよと。
Re: (スコア:0)
キリスト教的価値観からすればシルフ=邪教の妖精≒ルシファー