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NASA

NASA、膨張式耐熱シールドの実験機LOFTIDの回収に成功 13

ストーリー by nagazou
成功オメ 部門より
NASAは、宇宙探査機を大気圏突入時の高温高圧から保護するための新しい膨張式熱シールド「LOFTID(Low-Earth Orbit Flight Test of an Inflatable Decelerator)」を開発しその実験機の運用に成功した。LOFTIDは直径3~12mメートルの大きさまで用途に応じて設計可能。地球だけでなく、火星など他の天体での大気圏突入も想定しているという(NASASpaceCNET朝日新聞宇宙部[動画]fabcross)。

11月10日に地球低軌道に打ち上げられ、実際に再突入実験が実施された。LOFTIDのデモンストレーターは、計画通りハワイから約800キロメートル離れた海上に着水することに成功したとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

膨張式耐熱シールドというと分かり難いが、要はガンダムで大気圏再突入するときに使われてるバリュートである。これが実用化されれば、今より大型の宇宙船なども低コストで回収できるようになるかもしれない。

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  • by simon (1336) on 2022年11月15日 14時26分 (#4360214)

    もともとは航空爆弾減速用の風船で、バルーン+パラシュートなのでバリュート。1948年にグッドイヤー社が実用化。

    そして「宇宙船の大気圏での減速用にも使えるんじゃね?」ってアイデアはその後ででたもの。
    映画『2010年』で監督のピーター・ハイアムズと原作者のアーサー・C・クラークが宇宙船レオーノフ号の木星大気圏上層部でのエアロブレーキのシーンで採用して注目を浴びた。

    日本人にとってはTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』で使われたのが印象的だけど、『2010年』の公開は1984年12月でΖガンダムの大気圏突入シーンの放送は1985年5月なので時期的にどっちも同じ宇宙開発の資料を参考にした結果同じガジェットを使うことになった、ってことなんだろうね

    • レオーノフ号の場合、惑星間の軌道(しかも、たぶんホーマン軌道ではない)速度で、さらに木星という重力井戸の深い巨大惑星が大気制動のターゲット。しかも、巨大な有人宇宙船なので、ガンダムに比べると条件が非常に厳しいのですよね。

      現実の宇宙探査だと、ガリレオのプローブが木星に投入されていますが、想定よりもアブレータへのダメージがずっと大きく、かなり余裕のあるマージンを設けていなければミッションは失敗していたかもしれないようです。

      ソ連の秘密テクノロジーによる膨張式シールドがなければ、レオーノフ号はたぶん燃え尽きていたでしょう。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      balluteっていうのは機体の後方に引きずる形の
      熱シールドとしての機能を持たない奴のことじゃないか?

      https://www.nbcnews.com/id/wbna6632140 [nbcnews.com]

      • by Anonymous Coward

        balluteっていうのは機体の後方に引きずる形の
        熱シールドとしての機能を持たない奴のことじゃないか?

        前方か後方かってのは本質じゃないのよ
        風船の空気抵抗で減速するものは全部バリュート

  • by hogehogehogehoge (27968) on 2022年11月15日 14時19分 (#4360206)

    直訳すると膨張式減速器じゃないの?
    もちろん、その際の熱には耐えられないといけないけど。

    • by Anonymous Coward on 2022年11月15日 15時45分 (#4360271)

      主目的は減速ですしなー。

      全体の質量に対して断面積が大きければ、大気が薄い高高度でも減速できる。
      円錐形なので傾ければ揚力もつくし、長い時間かけてゆっくり減速して下りてくるなら、ペイロードのGと熱負荷は軽くなるってことだね。

      誰か計算した人が居て、かなり巨大なバリュートなら、たいして発熱せず1Gちょっとぐらいの負荷で下りてこられるってさ。
      多分デカすぎて現実的じゃないんだろうけどw

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      NASAが熱シールドの一種と言っているもの

      「demonstrating a cross-cutting aeroshell -- a type of heat shield -- for atmospheric re-entry. 」

      https://www.nasa.gov/mission_pages/tdm/loftid/index.html [nasa.gov]

    • by Anonymous Coward

      deceleratorという英単語があることが分かって勉強になった
      加速があるなら減速もあって当然だが、加速度センサとかの用語ばかり使ってるから気がつかなかった
      (減速を検知するのにも加速度センサを使うので)

      • by Anonymous Coward

        初期のIntel GMAはGraphics Media Deceleratorとか言われていたなあ。

  • by Anonymous Coward on 2022年11月15日 14時12分 (#4360201)

    初代TV版「機動戦士ガンダム」の大気圏突入ビニルも、内側から膨らませる演出なら、リアルだったのかも。

    • by Anonymous Coward

      あれはアブレータでバリュートとはまた違った技術なので。

  • by Anonymous Coward on 2022年11月15日 16時48分 (#4360325)
    KSPプレーヤーにはとてもおなじみの装置。
    んでもって
    ・抵抗が大きすぎてひっくり返って爆発
     重心と空力の見直し
    ・分離したのに離れなくて爆発
    ・張り付いたまま着地して独楽状態
    あたりまでが定番。
    ガス惑星でのエアロブレーキとして使おうとして、とんでもない速度で突っ込んで爆発喪失とかも。

    KSPは超技術の世界ですが、現実も同じぐらい簡単に使えたら楽ですよね~
    • by Anonymous Coward

      KSPでは再現されてないけど、アポロチョコ型の宇宙機は重心を外側にオフセットするのがお作法なんだよね
      そうすると密度分布の偏りで風見安定効果が出るしロールスラスタで之字運動できるようにもなる
      第二安定になりにくくなるかまではわからんけど

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