大イエローストーン生態系のハイイログマ、環境の変化にもかかわらず体脂肪レベルを維持 14
ストーリー by nagazou
生存本能 部門より
生存本能 部門より
headless 曰く、
米国のイエローストーン国立公園と周辺地域を含む大イエローストーン生態系では、ハイイログマの生息密度が上昇し、一部の高カロリーな餌が減少しているにもかかわらずハイイログマの体脂肪レベルに大きな変化はないそうだ (USGS のニュースリリース、 The Verge の記事、 論文)。
ハイイログマが入手しにくくなっている高カロリーな餌の例としてはノドキリマスや、米政府が絶滅危惧種に指定しているマツの一種アメリカシロゴヨウの種子、ヘラジカの群れが挙げられている。一方、ハイイログマは種の保存法で対象となって保護が進められた結果、生息密度が上昇している。
USGS を含む米国とイタリアの研究者による研究チームが過去 20 年分以上のデータを調べたところ、ハイイログマの除脂肪体重は生息密度の高い地域で低下しているが、体脂肪レベルは生息密度にかかわらず変動はみられなかったという。体脂肪はハイイログマにとって冬眠中のエネルギー源として不可欠であり、繁殖年齢のメスが妊娠・出産・授乳をするためにも重要だ。
除体重脂肪の減少は特に成長中のメスで目立つが、体脂肪は必要なだけの高レベルを保っており、成熟すると標準的な体重となる。ハイイログマは雑食性で行動範囲が広く、ある餌が少なくなれば他の餌に変えるといった柔軟性により、体脂肪レベルを維持できていると考えられるとのことだ。
体脂肪レベルを維持とは? (スコア:1)
まさか、体重減っても体脂肪の量は減らないとか?
Re:体脂肪レベルを維持とは? (スコア:2, 興味深い)
We tested performance–density relationships (略) with estimates of body composition (lean body mass and percent body fat)
すなわち「体組成(除脂肪体重と体脂肪率)を推定し、個体のパフォーマンスと密度の関係を検証した」とのことですので、体脂肪については量ではなく率のようですね
除脂肪体重が少なくても体脂肪率は他の地域のクマと同じレベル、つまり少し小ぶりだけど健康的であり、冬眠や出産にそなえて筋肉をつけるより脂肪を蓄積のために接種カロリーを優先させていると考えているようです
Re: (スコア:0)
特定個体を調べてるわけじゃないから、体重が減ったのか元から小ぶりの個体だったのかはわからないと思う
Re: (スコア:0)
一頭あたりの餌が減ったとしても、まだ一頭が食べるより多くの餌があるんじゃね。
Re: (スコア:0)
記事本文
ハイイログマの除脂肪体重は生息密度の高い地域で低下しているが
一頭あたりの餌が減ることで体重は減少していますよ?
大イエローストーン (スコア:0)
イエローは黃だから、大黄石、つまりルバーブ石ということだな
Re: (スコア:0)
黄と黃 (旧字) を併用する人を、昨日も全然別の場所で見かけたんだけど、どっかのIMEが悪さでもしてるんか?
自分は (スコア:0)
環境が変化しないにもかかわらず体脂肪レベルが高まってきました。
どうしてなんだろう?
Re:自分は (スコア:1)
断食ごときで体脂肪が減るとでも?
Re: (スコア:0)
断食で真っ先に減るのは筋肉なんだよね…
#そしてさらに脂肪が落ちにくくなる
Re: (スコア:0)
断食の話がどこから出てきたの?
Re: (スコア:0)
冬眠中は(ほとんど)ご飯を食べないだろう。
# 元レス氏は冬眠時間が短すぎるのでは?
その代わり・・・ (スコア:0)
人を食べているんじゃぁ・・・
Re: (スコア:0)
全く人を食ったはなs
グワオー!ガブッ