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EU

最後のアリアン5ロケットが打ち上げ成功、今後はアリアン6へ 15

ストーリー by nagazou
ラスト 部門より
欧州のアリアンスペースは6日、最後のミッションとなるアリアン5ロケットの打ち上げを実施した。この打ち上げでは、フランスの軍事通信システム「Syracuse 4」の一部を構成する通信衛星であるSyracuse 4Bと、ドイツの通信衛星Heinrich Hertz(H2Sat)が搭載されていた。両衛星は予定通りの軌道に投入されることに成功している。アリアン5は1996年に初めて運用され、信頼性の高さで評価されてきたが、今回の打ち上げをもって引退する。今後はアリアン6という新型ロケットに引き継がれる予定となっている(sorae AntenneFrance)。

あるAnonymous Coward 曰く、

なお後継となるアリアン6はもう完成している筈が絶賛遅延中という、日本のH-IIAとH3みたいな状況なので、あちらも大変そうである。

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  • by Anonymous Coward on 2023年07月10日 14時49分 (#4492119)

    機体サイズはちょっとだけ大きくなってる(アリアン5:59m→アリアン6:63m)けど
    低軌道投入能力があんまりかわってない(21トン→21.6トン)ので

    「性能はそのまま、お値段半額」みたいなところを狙ったのかな?

    • by Anonymous Coward on 2023年07月10日 15時09分 (#4492135)

      まぁどこもFalcon9とFalconHeavyに価格破壊されて大変ですからねぇ…。
      H3もH-IIBエコノミーみたいなもんだし。

      でもせっかく作ったばかりのアリアン6やH3も、再使用時代が始まっちゃったのですっかり時代遅れ。
      大慌てで再使用型開発始めてんじゃないかな?

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        まぁどこもFalcon9とFalconHeavyに価格破壊されて大変ですからねぇ…。

        格安ロケット市場はSpaseXの超廉売で価格破壊どころか市場が消滅しつつあるそうで…
        インターステラテクノロジがmomoも打ちあがってないのにDECAとか言い出したのはその辺が原因なのかもだ

      • by Anonymous Coward

        この辺の事情は疎いのだけどスペースシャトルで否定されてた再使用に戻っているのですか。
        常識は変わっていくものですね。
        「高価な上にメンテのコストもかかる」ってセリフが懐かしい。

        • by Anonymous Coward

          技術の進歩と割り切りですかね。あとスペースシャトルの失敗の反省。

          シャトルは実質的な第1段の固体ロケットブースターと実質的な上段であるシャトル本体両方再利用してるんですが、Falcon9では第1段のみ再利用で上段の再利用は諦めてます。固体ブースターを使って無い点もコストに効いてます。

          シャトルは超高性能なメインエンジンを使っているので単価高い&整備費用がえらくかかりますが、Falcon9は安価で堅牢なエンジンを9個束ねて使ってます。簡単な点検だけで再使用できるとのこと。1個ぐらい故障しても残り8個で任務達成できるのも利点。

          シャトルは飛行機型で滑

  • by Anonymous Coward on 2023年07月10日 14時55分 (#4492122)

    変数の桁数足りなくて失敗したのはこれ(5)でしたっけ?もっと前だったか
    アップグレード時には気を付けよう
    # CPU速度早すぎてハードのI/Oが追いついてこないとか
    # 電源容量足りなかったとか

    • by Anonymous Coward on 2023年07月10日 15時40分 (#4492159)

      桁数っていうかdoubleをintのポインタにぶち込んだらしい
      そのせいで通信線にスタックトレースが流れてきてたとかも見たような

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そりゃ当事者もアリァン?と思っただろうな。

        • by Anonymous Coward

          そして走召糸色、木亥火暴(zǒu zhào mì sè, mù hài huǒbào)してしまったわけだな

  • by Anonymous Coward on 2023年07月10日 17時08分 (#4492210)

    H3もそうだけど、なんで次世代が立ち上がる前に前世代の打ち切りを決めてしまうんだろう?
    値段が高くてもいいから前の奴ですぐに打ち上げて欲しいという客は全然いないのか?

    • Re:素朴な疑問 (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2023年07月10日 18時30分 (#4492283)

      同時に複数品種を設計でき混合生産できる能力があれば可能
      殆どのロケットは割り当て資源が1機種分しか無いから不可能

      中国は重複投資しまくってるから同時に複数系統維持できてるし
      ロシアは生産終了した旧品種の復活すら出来る謎の技術を持ってるし
      SpaceXは打ち上げ部隊も複数いるしStarshipは実質分社化してるけど

      ESAとかJAXAにはそんな技術もムダな資源も無いから一本足打法しかできない
      すぐ欲しい客は業界最速最安のFalcon 9を買えばいいからカネにもならないし

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        JAXAは液体燃料ロケットと固体燃料ロケットの両方を推進する謎の能力があるやんけ

        • by Anonymous Coward

          元は別組織ですからによって

          • by Anonymous Coward

            アリアンスペースの方がよっぽど別組織の寄せ集めだわ

    • by Anonymous Coward

      アリアンは知らんけど、H3は射場が足りないのと、H-IIA系は元々部品枯渇が問題になってたので早めに打ち切りたかった、みたいな話だった気がした。同じような事情かね?

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