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NASA

NASA小惑星探査機のカプセルが着陸 24

ストーリー by nagazou
回収 部門より
2023年9月24日、NASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」の回収カプセルが、米・ユタ州の砂漠に着地した。このカプセルには小惑星「101955 Bennu」から採取されたサンプルが収められており、これはアメリカでは初、世界では3例目の小惑星サンプルリターンミッションとなった。カプセルはユタ試験訓練場に運ばれ、初期段階の処理や分解が行われるという。サンプルは初期処理などを経て、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターへ空輸され、世界各国の研究者へ配分されるとしている(soraeアストロアーツ)。
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  • by simon (1336) on 2023年09月27日 16時04分 (#4536205)

    ギターも上手いことで知られているブライアン・メイ博士(惑星間塵雲の分光観測とその解析で博士号を取った)もこの試料回収に協力していたそうです。

    https://www.cnn.co.jp/fringe/35209505.html [cnn.co.jp]

  • by Anonymous Coward on 2023年09月27日 14時48分 (#4536150)

    はやぶさ: 重量 510kg, 燃料 66kg, 予算 210億円, 回収 マイクロメートルサイズの微粒子多数
    はやぶさ2: 重量 600 kg, 燃料 60kg?, 予算 300億円, 回収 5.4グラム
    OSIRIS-REx: 重量 2110 kg, 燃料 1230 kg, 予算 10億ドル, 回収 250グラム

    やってることは同じでも、予算も規模も倍以上違うという。そりゃたくさん回収できるのもうなづける。

    • by Anonymous Coward

      予算や規模が大きければ大成功するみたいないナイーブな考え方は捨てろ

      • by Anonymous Coward on 2023年09月27日 15時14分 (#4536163)

        大成功かどうかはわかりませんが、予算や規模が大きければ得られる結果も(単純に量の上では)大きくなるのが自然なのでは。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        足らぬ足らぬは工夫が足らぬの精神ですね。

        • by Anonymous Coward

          初代なんか、足りすぎてたような気も。

      • by Anonymous Coward

        予算や規模が大きいから成功するとは限らないが、予算や規模が小さいと失敗するというのはある。
        (初代はやぶさのトラブルはもっと冗長があればだいたい大丈夫だった。)

      • by Anonymous Coward

        そうなんだよね。
        この手のプロジェクトの制約条件は技術者。
        小惑星探査機を作れてNASAやJAXAに所属してる人は貴重。
        予算が少なすぎると節約にリソースを割かれるし、多すぎても捌ききれない。

    • by Anonymous Coward

      人型ロボットを乗せて、小惑星でスコップでサンプル回収してカプセルに入れればいいのに

    • by Anonymous Coward

      やってることは同じじゃ無い、「はやぶさが最初に成功させた」ってのがぬけてる

      • by Anonymous Coward

        最初の成功
        というのがどの様な功績なの?

        • by Anonymous Coward on 2023年09月28日 0時55分 (#4536504)

          小型小惑星の表面が想定していたより遙かにスッカスカなこととかですね。
          オシリスレックスも最初はアンカー生やしてドリルで掘ろうとしてたんじゃなかったかな。
          はやぶさの成果を確認して、それじゃ無理って分かって方針転換してるはず。

          結局は、小惑星表面に物体を吹き付けて跳ね返ってきたものをパイプ経由で回収する、というはやぶさと同じ方法に落ち着いている。
          はやぶさは弾丸、オサイリスレックスは窒素ガスだけども。
          はやぶさ1の弾丸発射失敗でも、反動でわずかながらも回収できていた。この知見は大きかったのだろうと思う。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          全くの手探りより、後衛はやりやすいと思うよ。
          最初ってこと自体が功績というより、後に何が続くかじゃないかな?
          宇宙に限らず、1回の成功なんていつかは忘れ去られるだろうし

  • by Anonymous Coward on 2023年09月27日 14時40分 (#4536144)

    計画では最小60g、最大2Kgのサンプル回収だとか。
    日本の実に1000倍。さすがアメリカという印象。

    • by Anonymous Coward on 2023年09月27日 14時47分 (#4536148)

      はやぶさ2のチームもアドバイスしてたみたいですね。
      日本は約1グラムの試料をもらえるとのこと。

      https://www.yomiuri.co.jp/science/20230925-OYT1T50181/ [yomiuri.co.jp]

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    • by Anonymous Coward

      はやぶさの評価って海外ではどんなもんなんでしょ?
      日本人にとっては悲願の達成って感じでしたが…

      • by Anonymous Coward on 2023年09月27日 16時39分 (#4536237)

        一次ソースはちょっと見つからなかったですが、

        NASAの実況のおっちゃん「小惑星のサンプルを回収したのは世界初です」
        アメリカの宇宙オタク「日本のはやぶさが世界初だぞ」

        というやり取りがあったぐらいの知名度っぽいです(ツイート [twitter.com])。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          コロンブスがアメリカ大陸を発見したと言っている頃からまったく変わっていないですね。白人が初めてやったことが人類初。イエローモンキーやインディアンのやったことなど視界にすらない

          • by Anonymous Coward

            コロンブスによる「発見」の話は不適切では?
            先住民がいたことは当時のヨーロッパ人にとっても事実で、誰も否定していない
            ヨーロッパから見て大西洋の向こう側の未知の世界に初めて到達した記録を「発見」としているだけで、不当な言い方ではない

            ヨーロッパにも知られた歴史上の国(エジプト王朝、イスラム帝国、中国・モンゴル帝国など)がそれ以前に到達した記録があったのならそれを無視する怠慢は指摘できるかもしれないけど、そういう事実は無かったんじゃない?
            今回の話もただの無能(=知らなかった)で説明できるのに、何でもかんでも白人の優越意識と絡めるのはおかしいよ
            知名度・ニュース性がそれほど大きくなかったのかもしれないという可能性に、僻んで喚いているようにしか見えない

            • by Anonymous Coward

              まぁ、サンプル・リターンプロジェクトの実況をするにしては、基礎知識が足りなすぎですね。
              アメリカで大きく報じられなかったから知りませんでした、と。
              白人の優越っていうか、アメリカ人の優越って感じ。

              • by Anonymous Coward

                優越意識関係ないでしょって言ってんだけど… ま、いいか

      • by Anonymous Coward on 2023年09月28日 0時22分 (#4536494)

        当時オーストラリア(カプセル投下地)のニュースで専門家がハイテンションで解説はしてたな。時間は5分くらいだったけど。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          NASAがオーストラリアに(所有してる)飛行機を派遣して、カプセル回収に協力してた
          youtubeのNASAチャンネルに、この飛行機から撮影した
          大気圏突入からカプセルを分離して分解しながら燃え尽きる動画がある

          • by Anonymous Coward

            飛行機からの撮影は超高速(地球周回の衛星よりはるかに速い)で大気圏に突入する物体の燃え方を記録する目的もあったはず。

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