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2019年6月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年6月8日のサイエンスタレコミ一覧(全11件)
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アップグレード

Windows 10 1903、「更新プログラムのチェック」をクリックしたユーザー全員に提供開始

タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftは6日、Windows Updateで「更新プログラムのチェック」をクリックしたWindows 10ユーザー全員に対するWindows 10 May 2019 Update(バージョン1903)の提供開始を発表した(Windows Release InformationWindows UpdateのツイートSoftpediaの記事)。

バージョン1903は5月21日から「更新プログラムのチェック」をクリックしたユーザーに対する段階的な提供を開始し、徐々に提供対象を拡大していた。Windows 10 バージョン1803/1809では5月に提供された累積更新プログラム(KB4499183/KB4497934)がインストールされていれば、「Windows 10、バージョン 1903の機能更新プログラム」が利用可能になったと表示され、「今すぐダウンロードしてインストールする」をクリックするまで処理は開始されない。ただし、11月12日にサービスが終了するバージョン1803は6月以降順次自動更新されるということなので、このオプションがいつまで利用できるのかは不明だ。

なお、Windowsの既知の問題点と修正に関する情報は、これまでの更新履歴ページからWindows Release Information(Windowsリリース正常性ダッシュボード)のページに移動している。バージョン1903の既知の問題点としては、システム言語がアップデート前後で変更された場合にWindows Sandboxがエラーコード0x80070002で起動に失敗する可能性がある、Dynabook Smartphone Linkが機能しなくなる、Intelの一部のディスプレイドライバーで画面の輝度調整ができなくなる、Dolby Atmosヘッドフォン/ホームシアターで音声が出なくなる、という4件が調査中となっている。その他の問題点については6件で回避策あり、5件が解決済み。「調査中」「回避策あり」に該当する環境では、アップデートの見合わせが推奨されている。

手元の環境では5日にバージョン1903が利用可能になったと表示され、インストールは1回失敗(再起動後に応答しなくなった)したが、2回目は問題なく完了した。インストール後のビルド番号は5月30日リリースのKB4497935が適用されたビルド18362.145となっていたが、5月15日にリリースされたFlash Playerのセキュリティ更新プログラム(KB4497932)と.NET Framework3.5および4.8の累積的な更新プログラム(KB4495620)は適用されていなかった。
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国際宇宙ステーション

NASA、国際宇宙ステーションの民間利用拡大計画を発表

タレコミ by headless
headless 曰く、
NASAは7日、国際宇宙ステーション(ISS)の民間利用拡大に関する計画の詳細を発表した(プレスリリース民間利用ポリシーの紹介価格設定FAQ)。

ISSの民間による利用は現在のところ研究開発に限られているが、今後は米企業による製造目的での利用にも拡大される。NASAでは当初、年間の宇宙飛行士のリソースおよび貨物容量の5%を割り当てるという。利用の条件としては、製造や商用アプリケーション開発に微小重力環境が必要なこと、またはNASAのミッションに関連すること、持続可能な地球低軌道経済の開発をサポートすること、のいずれかが求められる。

認可された民間利用に関連する作業はNASAの宇宙飛行士が割り当てられた時間内で行うが、必要な場合は民間宇宙飛行士が最大30日間ISSに滞在して作業を行うことも可能になる。NASAでは年に最大2回の民間宇宙飛行士ミッションを受け入れ可能であり、ミッションは民間資金による専用の打上げとなる。宇宙船はNASAの民間宇宙船によるクルー輸送計画で開発されたものが使われる。長期的には地球低軌道を宇宙旅行の目的地とし、より多くの人が訪れるようになることを見据えているとのことだ。
13929443 submission
Google

Google、検索結果上位に同じサイトばかりが並ばないように変更

タレコミ by headless
headless 曰く、
Googleは6日、検索結果にサイト多様性を持たせる変更の実施を発表した(Google SearchLiaisonのツイート9to5Googleの記事Android Policeの記事)。

Google検索では検索条件により、上位に同じサイトばかりがいくつも表示されることがある。サイト多様性の変更はこのような結果になることを避け、さまざまなサイトからの情報が表示されるようにするためのものだという。ただし、同じサイトであっても関連性の高い情報が含まれている場合には複数が上位に表示されることもある。サブドメインは主ドメインと同じサイトとして扱われるが、この場合も関連性によっては両方が表示されることもあるそうだ。なお、今回の変更は3日からロールアウトした6月のコアアップデートとは別の変更とのことだ。
13929477 submission
アメリカ合衆国

ニューヨーク発、自動車の暴走から歩行者などを守る「頼もしいベンチ」

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
この耐暴走自動車連接ベンチは、ニューヨークのタイムズスクエアで2017年5月18日(現地時間)にあった、暴走自動車が歩行者らに突っ込み18歳の女性一名死亡22人負傷した事件を契機として開発されたらしい。
件の事件は当時テロではないとされた模様だが、当然米国ではムスリム自動車突入テロを念頭に置いているだろう。
https://jp.reuters.com/article/new-york-crash-idJPKCN18E2J4
日本でも千葉県市原市でプリウスミサイルが公園に突入して、ネット類を突破し保育士一名が骨折した事への記憶は新しい。
http://agora-web.jp/archives/2039049.html
これがあれば、少しは被害抑制も出来るだろう。

情報元へのリンク
13929719 submission

Starlink衛星の光害が撮影される

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、

An image of the NGC 5353/4 galaxy group made with a telescope at Lowell Observatory in Arizona, USA on the night of Saturday 25 May 2019. The diagonal lines running across the image are trails of reflected light left by more than 25 of the 60 recently launched Starlink satellites as they passed through the telescope’s field of view.

視野を通過するStarlink衛星群の航跡で画面全体にバーコードのような縞が入ってしまい、背景の星のいくつかは見えなくなっている。SpaceXが推進するStarlink通信衛星計画は、最低で1600基、需要に応じて最大で1万2000基の超小型衛星を軌道周期90分前後の低軌道にくまなく配置し、有料の固定型衛星メッシュネットワークサービスを提供する計画で、既に60基の衛星が放出され、徐々に軌道上に分散して試験が行われている。


情報元へのリンク
13929955 submission
軍事

防衛省の調査報告書に誤ったデータ、Google Earthから定規で計算か?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www.asahi.com/articles/ASM67533KM67UBUB00Q.html
https://mainichi.jp/articles/20190608/k00/00m/010/273000c
https://www.sakigake.jp/news/article/20190608AK0001/

防衛省が検討中の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡り、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を「適地」とした調査報告書に誤りが見つかった問題で、データが実際の地図情報ではなく、Google Earthを元に計算された疑いが報道されている。

誤りが見つかったのは防衛省が5月に公表した調査結果で、計19カ所の候補地のうち9カ所で山の仰角が過大に記載されており、候補地として不当との判断を下していた。データの誤りの理由について、防衛省幹部は県議や市議に対して「初歩的なミス」「地図の縮尺が不整合だった」と説明しており、高さと距離の縮尺が異なる図を元に角度を計算してしまったことが原因とされている。

加えて、地図の専門家による分析によれば、この報告書に記載された断面図のデータは、Google Earth Proの断面図作成機能のモノと酷似していたという。フォントや図の色使いからもGoogle Earth Proの疑いが極めて強いという事で、この図は垂直方向に4倍に拡大されており、これが誤りの原因とみられるとのこと。なお、インターネットには山の標高や水平距離が記載された地図は普通に公開されており、何故Google Earthの断面図を定規で測って計算したのか理由が分からないとのコメントも寄せられている。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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