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29639 story

連星パルサーから一般相対性理論を実証 74

ストーリー by hylom
実証まで1世紀 部門より

schiavona 曰く

カナダ McGill大学のVictoria Kaspi博士らの研究チームは、「アインシュタインは正しかった」と一般相対性理論を実証できたことを発表した(McGill大学の発表ScienceNOW)。

2003年に連星パルサー(PSR J0737-3039A/B)が発見され、高速かつ大きな加速度で相互に軌道を回っていることから、高い精度での一般相対性理論の検証に期待が持たれていた。このパルサーの系で一般相対性理論が正しければ歳差運動が観測されるはずで、4年間の観測・研究の結果、片方で歳差運動を確認できたという。理論から約100年、長い旅である。

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  • by schiavona (36244) on 2008年07月07日 18時33分 (#1378627) 日記
    Rene's homepage [mcgill.ca]には、mov形式ですが今回の研究に関するイメージと思われるムービーもあります。
    # いまmovの再生ができる環境にないので、内容は未確認
  • by prankster (12979) on 2008年07月08日 15時46分 (#1379251)
    こういう人 [amazon.co.jp]たちを説得するのは永遠に無理な気がする。
    • by galaxiast (25067) on 2008年07月08日 16時03分 (#1379263) 日記
      そういう本を書く人を説得するのは無理でも、そういう本を買ってしまいそうになる人を思いとどまらせるには幾分か効果を発揮するかも。

      パルサーは相対論の検証によくつかわれますね。高速回転する連星パルサーの回転周期が次第に遅くなることが観測されて、それが一般相対論で予言される重力波 [wikipedia.org]で説明される、ということもありましたし。
      親コメント
    • by TarZ (28055) on 2008年07月08日 16時10分 (#1379267) 日記
      そりゃあ無理です。だって、その手の人は、相対論で予想されている現象が見つかったら、「相対論が間違っている」という前提はそのままで、自説にその現象を説明できるような修正を入れていくだけですから。

      その過程で、そのホニャララ理論はだんだんつぎはぎになるんですけど、そんなことはキニシナイ!(・∀・)

      # ホニャララには、自分のイニシャルが入ったりするとポイントが高い。
      親コメント
      • 宇宙は変動すると予言された時、宇宙定数を無理やりくっつけて、自論の理論武装をしましたよね。
        後に過ちを認める所が、懐の深さというか真実を直視する能力というか、さすがだとは思いますが。
        • by Anonymous Coward
          この逸話を見るたび、思うのです。
          アインシュタイン先生がもっと長生きされていたら、『神様のサイコロ遊び』を認める日が来ただろうか? と。

          #ここは最後まで認めないでほしかったりしますが。
          • by Anonymous Coward
            本筋からズレますし、あまり知識がないので恐縮ですが・・・。

            我々は3次元よりも高次元空間に存在するが、現状、「真実」を3次元に投影された写像でしか観測できないため、量子論の不可思議な現象に悩まされているのだと思っています。
            つまり、神は「サイコロ遊び」などしていないが、我々にはそうとしか思えない事象になってしまっている、と。

            なので、もしもっと長生きされていた暁には、「やはり神はサイコロ遊びなどしていなかった!」と美しい真理を発見していたかもしれない、などと妄想してしまいます。

            LHCでの実験結果が待ち望まれます。
      • by Anonymous Coward
        >> そりゃあ無理です。だって、その手の人は、相対論で予想されている現象が見つかったら、
        >>「相対論が間違っている」という前提はそのままで、自説にその現象を説明できるような
        >> 修正を入れていくだけですから。

        (人為起源)地球温暖化否定論者にもそっくりあてはまりますね.
    • by Anonymous Coward
      永遠って、そういう人たちの寿命は100年くらいでしょうに。 理論が実証されていくと今からは出てこないよ。
      • by TarZ (28055) on 2008年07月08日 16時29分 (#1379285) 日記
        例えば、永久機関とか角の三等分とか。

        「角の三等分家(Trisector)」なんかは、19世紀から数学の先生を悩ませている存在です。(作図不可能であることが証明されたのは19世紀前半)
        近年だと、矢野健太郎先生あたりの本があります。

        実証されようがなんだろうが、それを理解できない/納得できない人がいる限り、第2第3の「ホニャララは間違っている」は現れ続けるのです。
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        • by watayan (143) on 2008年07月08日 17時41分 (#1379337) ホームページ 日記
          「○○は不可能であることが△△氏によって数学的に証明されている」というと「それは△△氏の限界だというだけのこと。なぜ君はそこで諦めるのか」と言い返されるのはよくあることで。
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          • >「それは△△氏の限界だというだけのこと。なぜ君はそこで諦めるのか」と言い返されるのはよくあることで。

            「じゃあ何かひとつ反証を出してみて。」でおしまい。力学や自然科学では理論が覆される事もありますが、数学的に証明されている事に反証は出せません。嘘八百並べて素人騙す事はできるでしょうけど。

            しかし丸め込もうとする人が後をたたないのも事実でしょうね。1999年が過ぎても「時期にズレがあってこちらのノストラダムスの記述では20xx年に○○が」とか書いてるとこもありましたし。ノストラダムス方面は今後もどんどん時期がズレてゆくんでしょうね。

            #フェルマーの最終定理がワイルズによって証明された時、解法に大きな役割を果たしたのが「谷山・志村予想」。
            #最終定理と共にこの予想も証明されましたが、この証明劇を受けての志村氏の言葉が傑作。「だから言ったでしょう。」
            #(ここで「え~、自分じゃ証明できなかったクセにー。」とか思うのは無しね。)
            親コメント
            • 「じゃあ何かひとつ反証を出してみて。」でおしまい。

              その『反証』を出してくるから、彼ら(←圧倒的に男が多い)は恐ろしいんじゃないですか。

              # で、その『反証』は全然反証になってないんですよ、と説明しだすと終わりの始まり。
              親コメント
      • by Anonymous Coward
        一般相対性理論って、いままで実証されてなかったんでしたっけ?
        #まぁ十分に実証された理論に対してもトンデモ学説唱える人はいるようなので、
        #これからも同じような人は出続けるでしょう。
        • by manmos (29892) on 2008年07月08日 17時02分 (#1379313) 日記
          あの人らは、「特殊」の時点で理解不能になっている人も少なくないので、「一般」の実証程度では崩れません。

          もっというと、MM実験は当時は精度が低いので信じられないと。
          あのね、普通の旅客機で使われている、光ファイバーをつかったジャイロ装置は、ある意味MM実験そのものなの。

          あの人らにかかると、最近のGPSはおろか、何年も前から飛行機がトンでない事になってしまいます。
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            MM実験って何だろう?とおもってググって見て
            マイケルソン・モーレー実験の略と分かって納得。

            ただトップに出てくるのがこんなのでちと笑った。
            http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page009.htm [biglobe.ne.jp]
        • by Anonymous Coward
          一般相対論はいわゆる宇宙論の分野なのでそう簡単に決着がつくようなもんじゃありません
          今回のネタも一般相対論による予測が観測結果に合っていたというだけのことで、理論全体が実証されたと言い張るのは無理すぎ
  • 済みません、どなたか一般はおろか特殊相対性理論も理解してない私にも判る範囲で
    「何故歳差運動が一般相対性理論を立証するのか」解説願います。
    タレコミ文/その原文では「歳差運動で立証された」以上の情報が得られなさそうなもんで。
    • by the.ACount (31144) on 2008年07月08日 18時08分 (#1379359)
      ホントにWikipediaに説明があるかと思って見てみたが、歳差運動なんてないじゃないか。
      たぶんこれは、ニュートン力学では自転軸を傾ける力が無い限り歳差運動は起こらないが、一般相対性理論ではそんな力が無くても連星系の回転があれば空間自体が回転して自転軸が変わる(歳差運動)効果が現れることを言ってるんだろう。
      --
      the.ACount
      親コメント
      • by ken2 (27347) on 2008年07月08日 20時59分 (#1379445)
        これかな? [wikipedia.org]
        ニュートン力学とのずれは、

        ・Thomas precession
        ・de Sitter precession(de Sitte effect [wikipedia.org])
        ・Lense-Thirring precession

        の三つ。1番目は特殊相対論の効果で、2, 3番目が一般相対論の効果。
        詳しく読んでないけど、それぞれの項目では、歳差の項が質量に比例していて重い天体でその効果が顕著になる事が分かる(のだと思う)。

        間違ってたらごめん。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      Wikipediaを見なさい。
      かなり分かりやすく書かれているから。
  • いままで実証できてなかったってことですか?
  • by Anonymous Coward on 2008年07月08日 17時06分 (#1379314)
    これまでよりも高い精度で実証されただけの話ちゃう?
    これまでもそれなりの精度では検証されていたし、
    これからもさらに高い精度で検証を続けてどうなるかは分からない、そんな話とちゃう?
    • Re:実証? (スコア:2, 興味深い)

      by tiamo (31312) on 2008年07月08日 17時13分 (#1379317)
      今まで実証されて来たのは、特殊相対性理論のほうとかだったりするんじゃないの?
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        これがスコア1? 例えば水星の近日点移動は重力による効果ですから、特殊相対論では説明できません。
        • Re: (スコア:0, オフトピック)

          おまいはいったいこんなに短い文のどこを読んでいるのだ?

          #1379314が「一般相対性理論なら既に確認されてるんじゃね?」と問い、
          #1379317が「それは特殊相対性理論の方じゃね?」と答え、
          それに対して「いや、たしか水星の軌道で(一般相対性理論が)確認されてる」と返しているのに、どこをどう読んだら

          >水星の近日点移動は重力による効果ですから、特殊相対論では説明できません。

          なんてコメントになるんだ?
          もし#1379333が「特殊相対性理論が水星の軌道で確認されている」という意味だとするなら、文頭の「いや、」は一体何を否定しているというのだ。
          # もう一つ言えばID持ちのデフォルトスコアは1なので覚えておくように。
      • いや、たしか水星の軌道で確認されてる。
      • by Anonymous Coward
        > 今まで実証されて来たのは、特殊相対性理論のほうとかだったりするんじゃないの?

        一般相対論が発表されてから90年以上の間、実証されていないと考える人がいることに軽いめまいをおぼえました。
        マイケルソン・モーリーの実験にけちをつけて特殊相対論を論破したつもりになっているトンデモな方々を笑えません。
        • by YOUsuke (6796) on 2008年07月08日 22時20分 (#1379503) ホームページ 日記
          人々の物理に対する理解度が目に見えたら街を歩いているだけで卒倒するでしょうね。

          #物理と就職から逃げ回る人生なのでID
          --
          妖精哲学の三信
          「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
          親コメント
        • by tiamo (31312) on 2008年07月09日 0時33分 (#1379576)
          というかですね、90年経ってるって事すら知りませんでした。
          Wikipedia見て、アインシュタインがとっくの昔に死んでる人だと知って、さらに驚いています。

          ちなみに、ニュートンが死んでる事は知ってました。

          ちなみに、何年あれば、実証されてるに違いないと思っていいんですか?

          重力子とかダークマターって、提唱されてからだいぶ経ちますが、なんで実証されないんですか?
          親コメント
          • by Dobon (7495) on 2008年07月09日 0時56分 (#1379583) 日記
            >重力子とかダークマターって、提唱されてからだいぶ経ちますが、なんで実証されないんですか?
            理論が先行しすぎて、実験が追いつぃていないため。
            提唱された理論を検証するためには、非常な高エネルギ状態を生成しなきゃならないが、
            そのような状態を生成する粒子加速器が(技術的、コスト的に)建造できない。

            あとは宇宙生成時に生じたであろう粒子を観測するしか手がないが、こちらはノイズとの戦い。
            (状態のよいスーパーカミオカンデでさえ、ノイズに悩まされている)

            # マイクロブラックホールを生成する方法が発見されれば、半世紀以内に実証されるでしょう。
            --
            notice : I ignore an anonymous contribution.
            親コメント
        • by tiamo (31312) on 2008年07月09日 10時47分 (#1379706)
          負のイオンが健康に良いと言われて既に100年近いらしいですね。
          すると、既に実証されてると考えたほうがいいですね。
          マイナスイオン製品はウソ臭くて避けてたけど、考えを改めなくては。
          親コメント
    • by tama39 (35891) on 2008年07月08日 22時31分 (#1379510)
      二個目のリンク先
      http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2008/703/2 [sciencemag.org]
      のタイトルは「Right Again, Einstein」ですから、
      「アインシュタインは、やはり正しかった」といったところでしょうか。

      そういえばタレコミ文中の

      高速かつ大きな加速度
      にも違和感が。

      # (こまごまと失われる速度を除けば)互いにほぼ自由落下状態なのでは。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年07月08日 18時12分 (#1379364)
    一般相対性理論が量子論とあまりにもかけ離れているので、一般相対論が間違っていたことにしてちょっと修正を加えて統一させようとしていると思っていたのですが、相対論も量子論も高精度で正しいとすると統一はまだまだずーと先なのかな?
    • >相対論も量子論も高精度で正しいとすると

      「高精度」かどうかってのは、適用範囲によります。
      一般相対論は、非常に短い距離のスケールで量子論と一緒にしようとすると
      破綻します。また、量子論の側から考えていっても、同様に重力をまっとうに
      扱える量子論が完成していないことから、重力(一般相対論で扱うような効果)
      が効いてくる場合には、そもそも量子論ではきちんと記述できません。
      このため、確かに微細な世界における一般相対論や重力が絡んでくる場合の
      量子論などはとても高精度とは言えなくなりますが,逆に,マクロな系での
      重力理論としての一般相対論や,重力/空間構造やらを気にしなくて良い
      場合の量子論はそれぞれ高い精度で成り立っていても全く問題ありません.

      これはたとえばニュートン力学などもそうで,量子効果の効くような微細な領域や
      相対論的効果の効くような高速/高エネルギーの場合にはニュートン力学はいとも
      簡単に破綻しますが,古典的に扱えるような,たとえば身の回りの物体の運動などは
      ニュートン力学だけで非常に高精度に扱えます.これは別にニュートン力学が
      完全だというわけでもなんでもなく,破綻しない,ニュートン力学近似のよく
      成り立つ領域では高精度,というだけですので.

      今回の例も,「一般相対論は必要だけど量子論は必要ない領域」での運動を考える
      わけですから,一般相対論が高精度で成り立っていても問題ないわけです.

      >一般相対論が間違っていたことにして

      通常,新しい理論と古い理論の関係は,間違ってた云々というよりも,近似理論と
      より精度の高い理論,というような関係です.
      たとえば量子論は古典力学を発展させたものですが,そのある極限(たとえば考えて
      いる粒子の質量が非常に大きい極限)では古典力学に一致します.
      また相対論も,非相対論的な極限(速度が遅いとか,空間が平坦に近いとか)では
      古典力学に一致します.
      これは当たり前の話で,少なくとも極限的な状況である理論が破れていることが分かる
      まではその理論で物事をうまく説明できていたわけですから,より正確な理論であっ
      ても何らかの極限では昔の理論と同じ振る舞いをしなくてはいけません.(さもないと
      通常の実験事実=古い理論と一致する実験事実を説明できない)
      このため,たいていの場合は新しい理論は古い理論を内包し,さらにより一般化した
      ものとなります.ですので今後相対論と量子論が完全に統合された新理論ができた場合,
      その何らかの極限(ある条件下で微小になる項を無視する,等)では相対論と一致し,
      別な極限では量子論と一致するようなものになると考えられています.
      親コメント
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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