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HIVワクチンの臨床試験で90%の被験者に免疫応答 17

ストーリー by headless
予防 部門より
danceman 曰く、

スペイン科学研究高等会議(CSIC)によるHIVワクチンMVA-Bの第1相臨床試験で、HIVに対する免疫応答が被験者の90%に現れたとのこと(gizmagの記事International Business Timesの記事本家/.)。

臨床試験ではHIVを攻撃する抗体を生産するB細胞の分化が、MVA-Bにより促進されることが確認された。48週目に行われた血液検査でも72.7%の被験者に抗体がみられ、長期にわたって感染を防ぐメモリーT細胞による免疫応答を85%の被験者が維持していたという。

CSICによれば、MVA-Bが今後の第2相、第3相臨床試験に成功し、生産されることになれば、将来のHIVは現在のヘルペスウィルスと比較できるようなものになるだろうとのこと。

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  • by Anonymous Coward on 2011年10月01日 10時44分 (#2027698)

    ・・・相手がいなかったorz

    • by Anonymous Coward

      息子がぶら下がっているだけでは、パパとは言いません。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月01日 10時44分 (#2027697)

    症状でてからも簡単に治るってこと?
    「わっはっは、また性病うつされたよw」レベルってこと?
    凄いね。

    • by SteppingWind (2654) on 2011年10月01日 11時01分 (#2027707)

      第一相(Phase I)って, 通常は健康な人に投与して毒性(副作用)などが無いか見るものなので, 発症後に治るかどうかは分かりません.

      ただ, HIVに対応する抗体が出来ているので, 発症前の潜伏期間などに投与すれば効く可能性はあります.

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    • by Dobon (7495) on 2011年10月01日 19時06分 (#2027864) 日記
      先進国ではHIVは「死の病」ではなくなっています。(複数の抗HIV薬でウィルスの増殖を押さえ込む事が可能になっている)
      薬を飲み忘れると死んでしまいますが……

      狂犬病同様、一定期間毎にワクチンを打つ事で延命可能になるなら、
      薬の飲み忘れによる発症防止策として有効だと思われます。

      # ワクチンだけだと、耐性ウィルスが出現したとき、やっかいかもしれません。やはり抗HIV薬との併用が必要かも。
      --
      notice : I ignore an anonymous contribution.
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      引用もとにあるように単に「ヘルペスウイルス」と呼ぶときの略称は "HSV (herpes simplex virus)" だと思います。
      # HHVと言うとCMVとかEBVとかVZVとかHHV-6とかHHV-8も入ってきてしまいます。そのうちのいくつかがHIV感染症で極めて厄介な日和見感染症を起こすのは御承知の通り。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月01日 11時19分 (#2027716)

    この薬を投与されていなければHIVはやはり脅威な訳で、
    健康なら脅威にならない日和見ウィルスのヘルペスとはわけがちがう。
    一度の施術(投与)で一生安心なら種痘並みの効果があるし、そうでなくても施術不要のヘルペスとはやっぱりちがう。

    • 水疱瘡みたいだから、「ヘルペスみたい」で合ってる気がしますが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年10月01日 11時59分 (#2027729)

        ヘルペスっても広い。
        たとえばヘルペスの一種のCMVは抗体をもたない母胎で胎児が感染すると致命的だが、日本人の90%はCMV抗体をもってる。
        大抵は幼児期に母親からの授乳で感染し、一生それと意識することもなく終える。
        希に陰性でも、Sexしてれば陽性化が普通なので上記のような例は0ではないが多くもない。

        人口の90%がHIV(+)なんて状況は、例えこの薬が完成したとしても脅威の度合いが違いすぎる。

        親コメント
        • 単にヘルペスウイルスと言った場合にCMVやVZVを入れると話がややこしくなるような気がします。
          HIV感染症の末期ではヘルペスウイルス科のウイルスとの戦い(CMV網膜炎とかカポジ肉腫とかEBV関連リンパ腫とか)が厄介なので、軽視できるものではありませんし。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            軽視できると言ってるのは記事の人です。
            記事の人は「感染してるけど意識する必要がない」という意味でヘルペスに例えていると読みました。
            そんなわけねー、例えが適当でねー、と私は思いましたが。

        • by Anonymous Coward

          >人口の90%がHIV(+)なんて状況は、例えこの薬が完成したとしても脅威の度合いが違いすぎる。
          もしそんな状況になると、人口の90%にこのワクチンが売れるってことか

          • by Anonymous Coward

            そして耐性菌が登場し、別の薬が登場して、そして多剤耐性を獲得し。。。

            みたいなことが起こるのも時間の問題だったりするのかは素朴な疑問。
            特にHIVは変異しやすいそうだから。。。

            • by Anonymous Coward

              そこへ先のインフルエンザの研究を合流させる

              医学方面でなくてもそう妄想してしまいます
              そんな都合のいいことが簡単に解るとは思いませんが

            • by Anonymous Coward

              > そして耐性菌が登場し、別の薬が登場して、そして多剤耐性を獲得し。。。

              HIVが変異しやすいからといって,ウイルスが菌に変異することはないでしょう.
              ウイルスと菌は異なりますよ.

              • by Anonymous Coward

                「耐性ウイルスが」と読み替えて何の問題もない文章にそんなくだらない揚げ足取りして楽しい?

              • by Anonymous Coward

                ウイルスと菌を同じものとして理解しているのではないかと思い,注意を促しました.
                揚げ足をとろうとコメントしたわけではありませんよ.

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