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宇宙

ホーキング博士 70 歳、余命数ヶ月の宣告から 50 年をどう生きてきたか 10

ストーリー by reo
まだまだ生きて下さい 部門より

cheez 曰く、

先日の /.J 記事でも触れられていたが、今月 8 日に英ケンブリッジ大のスティーブン・ホーキング博士は 70 歳となった。博士は 12 の分野における名誉学位、大英帝国勲章第 3 位、そして米国の自由勲章を授けられている。類稀なる能力を発揮している人物である彼は 1963 年には運動ニューロン疾患 (MND) と診断され余命数ヶ月を宣告されていた。10 年以上の生存率は 5 % であるというこの病を持つ彼の人生について、博士の 70 歳の誕生日に BBC News の記事で紹介されている (本家 /. 記事より) 。

筋萎縮性側索硬化症と診断された当時、21 歳のホーキング博士にとってその症状の現れと病名は大きなショックであったであろうが、同時に彼の未来を形作るのに一役買ったのも事実であった。「将来には暗雲が立ちこめていたが、驚くべきことに今という時を以前よりもずっと楽しんでいる自分がいた」と博士は言う。この時期は研究も進み、ジェーン・ワイルドという女性と出会い婚約した時でもあったとのこと。特に婚約は彼の生き甲斐となり、人生を変えた大きな出来事であったという。

もう一つの生き甲斐は彼の仕事である研究だ。70 歳となった彼はいまもケンブリッジ大学で研究を続けており、最近もまた新たな著書を発表したばかりである。博士曰く「同僚からの扱いは他の人と何ら変わることはない。自分の意思を伝えるのを待ってもらう時間などの現実問題以外は」とのこと。現在は 3 人の孫がいるという彼はまた、特別機に搭乗して無重力状態を自ら体験したりするなど新たな挑戦も続けている。

「私に備わっている非常に限られた身体能力と、私が取り組んでいる宇宙というものが持つ広大な性質との対比は人々の心を捉えるようだ。私は身体的に障害のある天才の典型であると言えよう。身体的に障害があることはまぎれも無い事実であるが、天才かどうかは議論の余地のあるところだろう」と博士は述べている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by kcg (26566) on 2012年01月11日 15時51分 (#2079056) ホームページ 日記

    「スティーヴン・ホーキング博士のためにインテルが新たな入力方式を開発中」
    http://gigazine.net/news/20120110-stephen-hawking-new-pc/ [gigazine.net]

    という記事を見ました。
    >最近はほほを動かすのも難しくなってきていて、
    やはり病の進行なのでしょうか、以前はにこやかな表情をしていましたが、記事の写真では顔つきもだいぶ変わっておられます。

    記事ではインテルが表情認識を提案されていますが、筋肉を動かすのが不自由となると
    脳波のほうが良いんじゃないですかね。
    安価なゲーム用入力装置もあるようですし
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm8500232 [nicovideo.jp]

  • by sunow (19805) on 2012年01月11日 12時37分 (#2078956)

    昨年末に難病ALS、発症メカニズム解明…九大・慶大 [yomiuri.co.jp]という
    記事が出ていましたが、ホーキング博士の存命中に治療法が発見されることに期待ですね。

  • by epgrec (43527) on 2012年01月11日 12時48分 (#2078962)

    前に何かで読んだインタビューでは、ALSと診断されたことは自分にとってよかったと
    語ってました。
    人が人生において経験することを残された短い時間で全て経験しなければならないと
    考えた。結婚、こどもを持つこと、物理学で成果を残すこと。それまで物理学でも成果をあげること
    ができていなかったが、ALSと診断されてから必死で取り組んだ、というようなお話。
    強い人だなあと。

    最大の業績は特異点定理ですかね、やっぱし。

  • そうだったらがっかりする方にいつも賭けてるらしいけど、勝率はどれくらいなんだろう。
    • by Anonymous Coward

      そうだったらがっかりする方にいつも賭けてるらしいけど、勝率はどれくらいなんだろう。

      宇宙論に関して言えば、決着のついていない賭けが沢山ありそうですね。

      # 全て決着がついていないのかもしれない

  • 現在なにかの病気にかかっていたり、紛争地帯に住んでいるなど、
    特定の「死の因子」がある場合においてのみ、初めて生存確率って明確になるのかも。

    「生の因子」ってなんなんだろう。
    不労所得が舞い込む? 会社を辞めた? もう枯れ果てたと思ったのに相手を妊娠させた?

    よくわかんないけど、
    病気とかにならないかぎり、あんま確率ばっか重視して生きててもしょうがない気がする。
    • by Anonymous Coward

      オフトピに少々ずれたレスで申し訳ないですが、コメント数も少ないしいいよね。

      日本の2010年の簡易生命表によると
      (PDF注意、こいつの8ページ辺りをご参照下さい)
      http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/dl/gaikyou.pdf [mhlw.go.jp]

      2010年の日本の状況がそのまま続いた仮定した上での計算ですが

      20歳男性が 99403人いると、21歳までに亡くなるのが50人、
      その後、22歳までに亡くなるのが、55人・・・以後、25歳までに
      亡くなる人を合計すると 285人。元々99403人だったので、
      5年後の死亡確率は、約 0.29 %
      5年後の生存確率は、約 99.71 %

      もっと簡単には、20歳の欄

  • by Anonymous Coward on 2012年01月11日 13時04分 (#2078970)

    死に方と生き方は等しい。
    望む死に方をしたければ、そうなるように生きなければならない。

    死は常に隣にある。望むと望まざるにかかわらずやってくる。その時は1秒後かもしれない。
    たとえ望まない死を強要されたとしても逃れることはできない。ならばそんな死であっても納得できる生き方をすればいい。

    どんな風に死にたい?

    • by Anonymous Coward

      人間ずっと死に続けているのです
      半分生きたということは半分死んだというのと同等です
      毎日少しずつ死に続けているのが性なのです
      惰性ではイケません

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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