米ローレンス・バークレー国立研究所、ウイルスを使って発電する技術開発 15
ストーリー by hylom
発電する細菌 部門より
発電する細菌 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
使用するのは人には無害なウイルス「M13バクテリオファージ」。ウイルスに対し遺伝子操作を行い、マイナスに帯電するアミノ酸残基を付加することで圧電材料とすることに成功したという。
使用するのは人には無害なウイルス「M13バクテリオファージ」。ウイルスに対し遺伝子操作を行い、マイナスに帯電するアミノ酸残基を付加することで圧電材料とすることに成功したという。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
一箇所訂正 (スコア:3, 参考になる)
>ウイルスに対し遺伝子操作を行い(中略)圧電材料とすることに成功したという。
野生型そのままでも圧電効果が出ています.
配列をいじっているのは,その効果をもうちょっと大きくするためです(二倍強ぐらい).
ウィルスってエサいらないの? (スコア:2)
ウィルスのことはよくわからないんだけど、このウィルスが活動するためのエネルギーがどっかから必要になると思うんだけどどうなんだろう。
Re: (スコア:0)
ウィルスが発電するのかと思った (スコア:0)
タイトルから、ブドウ糖とかのエサをウィルスが電気に変える、というものかと思ったら
圧電シートをウィルスを使って作る、という事ですね
Re:ウィルスが発電するのかと思った (スコア:3, 興味深い)
ウィルス自体は、ほとんど生物とは言えない [wikipedia.org]ものなので、代謝しない、つまりブドウ糖をつかってエネルギーを取りだす的なことはしません。ただ生きている細胞で動いている機構にコイツが侵入、感染すると、その細胞がウィルスをたくさん作っちゃうということです。
だからウィルスを材料または部品にして圧電シートが作れるなら、少々複雑な構造の部品だったとしても、どんどん作れるぜ!ってことですね。
靴に仕込めば、臭いの元になってる細菌たちがウィルスを作ってくれたり、って考えてるのかな?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
飛躍してる?
これって、古くからある微生物使った生産の、最近の遺伝子組み換え生物使うやつの、さらに応用というか、目的生産物が遺伝子組み換えのベクターであるウィルスそのものであるって物。
目的のものがたまたまウィルスなので、ほとんどそのまま利用できるから楽だという話なのか、
目的物をウィルス自身に出来れば副生させるよりも高効率が狙えるんじゃないかという話なのか、
どうなのか。その辺は分かりませんが、面白い研究ではあります。
Re: (スコア:0)
なるほど。ヒトに感染して電気人間が生まれるのも夢じゃないですね。
良いか悪いかは別にして新しい世界観が生まれます。
うぉオン!俺はまるで人間圧電所だ (スコア:2)
圧電素材として機能するにはウィルスが整列している必要がありそうなので、生体内に存在するウィルスだとちょっと厳しそうです。
# それ以前に、そもそも今回のウィルスはバクテリオファージでヒトには感染しないという夢のない話が…。
あのかたの日記アリマス (スコア:0)
phasonさんマダー?というあなたに [srad.jp]
携帯電話を充電? (スコア:0)
6nAの電流で携帯電話を充電するのは厳しいんじゃないだろうか? これからの性能向上を見込んでも電流値のケタが違いすぎる
それに靴底に発電装置を仕込むというアイデア、試作例はすでにいろいろあるが、充電に必要十分な電力が得られても靴と携帯電話をどうやって繋ぐかという問題を解決したものは無い
#国民全員がソーラー発電腕時計をはめて、余剰電力を集めれば発電所□ヶ個分になるみたいな例えはやめてくれ
Re: (スコア:0)
国民全員がこの靴を履いて、道路側に仕込んだ受電機器に送れれば、発電所■ヶ分になるんじゃないですかね?
Re: (スコア:0)
発電装置を道路に仕込めばいいじゃん
# 歩くと道路が凹むー
Re: (スコア:0)
賛成
虐待だー (スコア:0)
たいとるおんり