北極の海氷が60%増、地球は寒冷化に向かっている? 48
ストーリー by hylom
単年だけ見てもなんともいえないが 部門より
単年だけ見てもなんともいえないが 部門より
danceman 曰く、
昨年の同時期と比べて、北極の海氷が60%も増えているとのこと。2012年に観測史上最小を記録した氷床面積が、今年は最凍結の時期を待たずして、既に欧州の面積の半分を超えるまでに達しており、カナダの群島からロシア北部沿岸まで続いているのだという(本家/.、Telegraph記事)。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)から漏洩したレポートによれば、地球は寒冷化に向かっており、この傾向が今世紀半ばまで続くのではないかと主張する科学者もいるようだ。
比較対象を「観測史上異常と言えるほど融けた年」と比較すりゃ (スコア:5, 参考になる)
言葉のマジックだよなぁ
北極の海氷面積 [uni-bremen.de]
北極の海氷面積(2007-2013) [uni-bremen.de]
そりゃ、2012年(異常なまでに海氷が融けた年)から比べれば60%多いかもしれないが、
2007-2011年の平均と同規模に融けているし、2000年以前と比較すると「非常によく融けている年」ですな>今年
気候変動(温暖化)は直線的に推移するものではなく、揺らぎながら変動するものなので
そういうこと(年々変化で見ると「昨年より寒い」)もあります。
「これから日本は寒冷化する(冬になるから)」レベルの、時間スケールを混同した表現です。
#本家記事は編集者がフォロー入れてるの省いたのわざと?
Re:比較対象を「観測史上異常と言えるほど融けた年」と比較すりゃ (スコア:3)
>2012年(異常なまでに海氷が融けた年)
ただの揺らぎで異常でも何でもないのでは
Re: (スコア:0)
グラフ見るとわかりますが、2007-2011と2013年で計算できる平均から
3σ以上は2012年の8・9月だけ大きくはずれてますから「異常」といってもいいかと。
Re: (スコア:0)
Re:比較対象を「観測史上異常と言えるほど融けた年」と比較すりゃ (スコア:1)
「『それは何でも「揺らぎ」だ』厨」というのがいるのか、勉強になった。
#Gauss分布が仮定されるなら「3σの外側」は「異常」と言っていいもの(統計的にエラーとしてはじく)だし
#「異常気象」の定義は「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」(30年に一回の現象)
#極氷面積観測が1970年代に開始されて以降、明らかにおかしな季節変化をしていた
##7月までは「普通の季節変化」をしていたのに8・9月だけ逸脱した
#2012年は「異常」と言っていいし、その原因を探るのは意義がある。
Re:比較対象を「観測史上異常と言えるほど融けた年」と比較すりゃ (スコア:1)
>#「異常気象」の定義は30年に一回の現象 ←で、こう言い切ってしまうわけ
Re: (スコア:0)
そりゃ「30年に1回あるかないか」の現象は「常とは異なる」で「異常」でしょう?
何をもって「異常」といえばいいんですかね?
Re: (スコア:0)
>#極氷面積観測が1970年代に開始されて以降 ←40年しか観測されていないわけね
この「観測史」はタレこみの「観測史上」で示されている(「1970年代から極圏観測が始まった」、といえば、
tu-ka-で業界人には「人工衛星での観測史上」に補完される:業界人だけじゃないっての忘れてたわ。ごめんな)
人工衛星による観測のこと。
もちろん、「この村では海氷が接岸した」とかいう村の記録(日記)を集めたらもっと長い記録になるし、
貝化石の蓄積物とか?で、中生代無氷河時代まで氷の分布は推定可能だとおもいますよ。
ところで、「3σを外れた《異常》」(統計学的な「異常」)と、「異常気象」(気象学的な「異常」)は定義が異なるんですが
何でわざわざ混同するの。
Re: (スコア:0)
定義にケチ付け始めた。
嗚呼豎子、明確な定義なしに議論することの不毛さに気付いていないのかな。
Re: (スコア:0)
そりゃ、天保山だって半径数十メートルの世界(例えばミミズ)から見れば立派な山だよね。
人間の主観からすればオリンポス山より大きい山なんてありそうにないね。
1970年代~というスケールはオリンポス山なんでしょうか、天保山なんでしょうか、それとも、はくちょう座V1489星なんでしょうか。
僕には天保山とどっこいどっこいにしか見えませんが、スケールの小さい人間からすると、はくちょう座V1489星のように見えるんでしょうかね。
#ところでいつ気象変動がガウス分布に従うなんて決まったんでしょうかね?
#世の中、都合のいい人間ばかりで、僕のように貧困な想像力しか持たない人間には
#この種のヒト科個体が一体どんなロジック回路を搭載しているのか皆目検討も付きませんね
Re: (スコア:0)
北極海の海氷は、例えば過去1450年に対して推定がなされていますよ。
そして、現在の海氷面積は、その過去の期間から大きく逸脱していることが言われているわけです。
http://www.nature.com/nature/journal/v479/n7374/full/nature10581.html [nature.com]
あと、気温については年々の変動はほぼガウス分布に従うことが示されています。
それを例えば10年毎でしらべると、気温が上がっている様子が分かるわけです。
http://www.pnas.org/content/early/2012/07/30/1205276109.full.pdf [pnas.org]
あなたが、「どのような研
Re: (スコア:0)
推定でガウス分布に従うとか結論付けちゃうんでしょうか。
随分適当ですね。
>気温については年々の変動はほぼガウス分布に従うことが示されています
だからなんなの?
そこから海氷面積がガウス分布に従うとなぜ結論できるのか全く不明でしょう。
去年は海氷面積は少なかったが、今年は元に戻りつつある。
だから去年、海氷面積が少なくなったのは揺らぎである。
永久に氷が無くなってしまえば異常でしょうけどね。
Re: (スコア:0)
>推定でガウス分布に従うとか結論付けちゃうんでしょうか
いいえ、実際のデータからです。
やはり、ずいぶんと「想像力が貧困」ですね。「理解力」と言ってもいいですが。
「随分適当」な脳みそですね。
>そこから海氷面積がガウス分布に従うとなぜ結論できるのか全く不明でしょう。
あなたの話は
#ところでいつ気象変動がガウス分布に従うなんて決まったんでしょうかね?
と、「気候変動」について、でしょう?
自分で書いたことも忘れちゃいましたか?
また、気温と海氷の相関も「想像力が貧困」なため、思いつきませんか?
>だから去年、海氷面積が少なくなったのは揺らぎである。
昨年の海氷面積の減少は、ここ数十年の海氷の厚みの減少の結果、嵐で氷が割れて
揺らぎながら変動するもの (スコア:1)
Average Monthly Arctic Sea Ice Extent [nsidc.org]
Re:揺らぎながら変動するもの (スコア:1)
JTSS
Re:揺らぎながら変動するもの (スコア:1)
そうやね。
温暖化だけなら困った事になっても人類絶滅はないが、気候不安定化の引き金を引くと人類はもろい。
現在の繁栄は、間氷期としては異常なくらい安定している気候のおかげなんだから、人類が優秀だからなんて奢っていると泣きを見るな。
the.ACount
Re: (スコア:0)
たった1年だけで判断できるわけないよなぁ。
Re: (スコア:0)
北極圏海氷モニター [uaf.edu]
最新海氷面積 [uaf.edu]
# しずくちゃん、今日も好調。
Re: (スコア:0)
それだと去年温暖化だと大騒ぎしたのはおかしい。
という単なる皮肉では?
予想通り (スコア:2)
関連ストーリー:
地球温暖化の加速により、北極の氷が無くなる? [srad.jp]
米国海洋大気庁曰く「2050 年までに北極の氷が消滅する可能性が高い」 [srad.jp]
2008年の時点で「2013年に北極の氷が完全に消失する可能性が!」と騒いでいたのが予想通り無かった事にされているな。2050年までに猶予を設けておいて良かったね。
しきい値 1: ふつう匿名は読まない
匿名補正 -1
Re: (スコア:0)
2008年の時点で「2013~2040年の間」と書いているのに、
「2013~2040年までに北極の氷が完全に消失する可能性がある」
を、2013年の時点で判断しちゃうなんて早漏だなあ。
ま、どの時点の記事かで混乱しちゃう人に言っても仕方がないことかもしれないけどね。
今年の記事では
「2020 年までには北極海の氷はほぼ無くなってしまう」
「ランダムな要因も含まれるため 2030 年頃と予測される」
「早くて 2040年、遅くとも 2060 年頃」
だよね。
「ふつう匿名は読まない」と予防線張っておいて良かったね。
Re: (スコア:0)
でも (スコア:2)
未だに、イルカは光線銃が持てない。
これの出番だな (スコア:1)
ということにしたいのですね。
すべて地球温暖化のせい (スコア:0)
平均気温が下がるのも、最近台風が少なくなり竜巻が代わりにやってきたのも
Re:すべて地球温暖化のせい (スコア:3, おもしろおかしい)
郵便ポストが赤いのも
Re:すべて地球温暖化のせい (スコア:2)
桶屋が儲かるのも。
Re: (スコア:0)
それはゴルゴムのしわざ
Re: (スコア:0)
いや、ディケイドのせい
Re: (スコア:0)
それはドップラー効果
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そうか、地球が寒冷化してるからシャアは赤いのか......。
Re: (スコア:0)
消費税があがるのも
現在は氷河期 (スコア:0)
氷河期の定義=氷床が存在する時期
南極とグリーンランドに氷床がある現在は氷河期となる。
ゴア氏曰く (スコア:0)
不都合な真実
Re: (スコア:0)
漏洩だし。
シロクマたん歓喜 (スコア:0)
昨年の個体数への影響が気になるくま(・(ェ)・;)
句点の位置がおかしい (スコア:0)
~漏洩したレポートによれば、地球は寒冷化に向かっており、この傾向が今世紀半ばまで続くのではないかと主張する科学者もいるようだ。
これだとレポートで寒冷化と書いてるように読める。
実際は「地球は」からが全部「主張する科学者」にかかるので、「地球は寒冷化に向かっており」の後に句点を打つべきでない。
Re: (スコア:0)
本家記事:誤解されそうな文章には編集者のフォローが入る
日本記事:上記フォローを削除した上で、よりセンセーショナルな方向に文書を変える。
また意図的な(もしくは素の)typoも入れておく。
Re: (スコア:0)
句点→読点
という茶々のついでに。
「半分を超えるまでに達して」って変な表現は(どっちやねん)、「面積が欧州の半分を超えた」のと「氷床がロシア北部沿岸に達した」のを混ぜちゃったのか。
「最凍結」って用語かと思ったけど、原文の "the annual re-freeze" であれば再凍結よね。
温暖化?寒冷化? (スコア:0)
年々、酷暑&暖冬(あるいは冷夏&厳冬)が進んでるなら、温暖化(寒冷化)と言われても理解できるんだけどなぁ
むしろ夏はより暑く冬はより寒くなっていってる気がする
Re: (スコア:0)
もしかして 加齢?
Re: (スコア:0)
ずっと東京住まいだけど確実に暖冬化してると感じているけど。
私が子供の頃はちょっと手袋なしで外にいると手がかじかんじゃって字も書けなくなったものだが
もう長いこと「手がかじかむ」という経験をしていないように思う。
Re: (スコア:0)
成長して体が大きくなり、熱容量も大きくなっているとか?
加齢とともに皮下脂肪が増えて寒さに強くなってるとか?
カナダの群馬に見えた (スコア:0)
疲れてるのかな・・・・・
黒点の数も極小期並みに減少 (スコア:0)
(こんな記事も見つけました→http://saigaijyouhou.com/?no=596)
イギリス気象庁は「温暖傾向は1997 年に終結。ここ10年程は地球の平均気温は少し下がっている」と3万個の実測データを元に昨年公式発表。最新のデータでは0.3℃下がっているとのこと。アメリカ 国立太陽観測所も太陽が休止する兆候が見られると発表。日本でも今年になって国立天文 台理化学研究所の研究者を中心とした国際チ ームが同様のことを発表(←こっちは朝日新聞では報道されていました)
北極の海氷が去年の六割増し以外にも南極の海氷もここ30年余りで一番の面積に増えているとのことです。
7月中旬くらいに南米では季節外れの猛烈な寒波が襲い3万頭の家畜が凍死、常夏の国ブラジルではマイナス7.4℃を観測、凍死者あり。
黒点が減少している + 11万年周期でも温暖期後期ですから、 寒冷に向っていくんじゃないでしょうか(実際に地球規模としては平均気温が下がっているのですから)
そもそも温暖傾向が騒がれていたときも100年前より平均気温が0.5~0.7度上昇したということだったわけですが、 10年で0.3度下がっている方が深刻だと思います。
深刻な飢饉や絶滅も寒冷期にあったのですし。
ツバルが海面上昇で沈むと報道していたのは日本のマスコミですが、ツバルは地盤沈下で海面はここ25年ほど殆ど変化なし、
ホッキョクグマが南極の氷が溶けるせいで絶滅すると報じていたのも日本のマスコミですが、ホッキョクグマは現在特に温暖な地域で個体数が増えています。
{このあたりのことは、池田清彦先生と養老孟司先生の共著に詳しく書かれていました}
日本のマスコミの多くが、ここにきても温暖化を吹聴しているのは、何かあると考えた方がいいと思います(温暖化で儲けた人たちがいるわけですからね)。
事実、温暖化ばかりの過剰報道のせいで、未だに温暖化を盲信しているの は日本国民だけですからね {因みに、IPCCの実際の報告書では温暖化による日本の被害については触れられていないと武田邦彦先生がおっしゃっていましたよ}
海外メディアは寒冷化についてもちゃんと報じてるのに、日本のマスメディアは一体……。
Re: (スコア:0)
追記。都市部と都市部周辺といった局所的な気温上昇は、ヒートアイランド現象です。都市化の弊害。