あるAnonymous Coward 曰く、SpaceXのイーロン・マスクCEOは、2026年までには人類を火星に連れて行くことができるだろうと主張しているそうだ(GIZMODO)。同社は現在、打ち上げロケットであるファルコンヘヴィーを開発中。これは火星での任務に必要な貨物を積める程の積載能力を持っているとされる。また、火星に着陸することを想定した宇宙船ドラゴンV2の開発にも取り組んでおり、こうしたことが先の発言にも繋がっているようだ。2026年ならそう遠くない気もするが、いろいろあったアレみたいに片道切符が前提じゃないといいのだけれど。
まずは (スコア:1)
自前で無人の火星探査機、いやせめて月探査機を打ち込んでから言えばいいのに。
まさか火星探査の最初の1機を有人で送る気じゃないでしょうね?
無人機なら片道でもいいし、失敗しても金の問題で済むのに、それをやらずに?
死んでもいいという想定だとしても、必要な資源の重量を考えたら、人間は決して効率のいいコンピュータじゃないのだけど・・・
Re: (スコア:0)
10カ年計画の途中にはそういうステップもあるんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
ファルコン1もファルコン9も4年程度で完成しているけど、今開発してるファルコンヘヴィーは完成までに12年かかるという想定なんでしょうか。
Re: (スコア:0)
最近のネットの扇情志向に毒されすぎて、
「セルフ飛躍からの罵倒」がクセになってるんでしょう。
Re: (スコア:0)
SpaceXは、ドラゴン宇宙船の有人型に、既に実績のあるパラシュート洋上着水ではなく、わざわざ火星着陸も想定した逆噴射を採用したりと、やってから言えばいいのにというか、既に割とマジでやってますよ。
たぶん、彼らは途中で計画にしくじって資金が尽きたりしなければ、本気で火星に向かいます。
2026年? 2050年? (スコア:1)
全米研究評議会のこっちのレポートでは、
http://spaceflightnow.com/news/n1406/04nrc/ [spaceflightnow.com]
予算をずっと増やして、アメリカ単独ではなく国際協力もして、それでも2050年頃となってますな。
http://www.spaceflightnow.com/news/n1406/04nrc/graph_large.jpg [spaceflightnow.com]
こっちの方がずっとありそう。
片道切符ならともかく、火星の地表から軌道上に戻ってきて、そこから帰って来るって、並大抵の話じゃないですよ。
帰ってくるまでが遠足 (スコア:0)
「人類を火星に連れて行くことができる」
帰還まで保証するとは言ってませんねw
Re:帰ってくるまでが遠足 (スコア:1)
行きも保証なんてないでしょう。あくまで
人を火星に送り込む能力はある(帰還まで保証するとは言っていない)
ということでしょうし…
ちょっと吹かし過ぎじゃないのか?ロケットだけに (スコア:1)
ファルコンヘビー [wikipedia.org] の打ち上げ能力はLEO53トン。で、火星滞在期間30日って前提で計算されてる一番長い飛行期間‐或いは一番資材が少なくて済む‐案でも 低軌道に1300トンの打上げが必要 [rist.or.jp] で、ファルコンヘビー25回分の打上げに相当する。
いくら安いたって25回はちょっとヘビーだぞ。ファルコンヘビーだけに。
……。いやまさか12回の打上げで済む原子力推進が視野に入ってるとか?まさかそんな。
マーズダイレクトはどこ行った? (スコア:0)
あれ?90年代に
NASAがその手のレポートあげる→火星協会のズブリンブチ切れてマーズダイレクト [wikipedia.org]提案→有用性が認められコスト大幅見直し
って流れがあったんだけど、また何兆円もかかるよって話に戻ってるの?
ロケットはサターンロケット数機で十分って話だぜ?
Re:マーズダイレクトはどこ行った? (スコア:1)
サターンⅤが数発分といってもファルコンヘビーにするとさくっと倍で10発弱とかそんな規模になる訳で、やっぱり有人火星計画は高価なことに変わりないし。
上で挙げられてる2025年って マーズ・ワン [wikipedia.org] の設定年2025年とも符合していて‐でもってマーズ・ワンの計画者はファルコンヘビーを当てにしていて‐ひょっとすると人類を火星に送れるてのはマーズ・ワンの事かも知れないね。
乗組員は (スコア:1)
ファルコン30(スリーオー)で十分なのかな?
ファルコン50(ファイブオー)まで必要だと大変だ。
らじゃったのだ
私を (スコア:0)
火星までつれてって
Re:私を (スコア:1)
2026年頃、Fly me to the Mars.ってな曲が流行るかもしれませんね。
恋するマーズポート (スコア:1)
こっちの話だよね。
懐かしくてアマゾンでぽちってきてしまったよ。
Re: (スコア:0)
技術的障害が一切なくなったとしても、
十億円単位の運賃が必要になりそうですが。
いっそ、行ったまま帰ってこないで生計を立てる死んでこいプランのほうが、先行投資として金だしてもらえる分可能性がある。
Re:私を (スコア:2)
知り合いの話によると、宇宙旅行のオプションで、
宇宙遊泳(アンビリカルケーブル無し)が+10億円。
月周回軌道が+80億円ですって。
#最初に人を送り込んで、それを人質に火星開拓をさせる作戦
Re: (スコア:0)
Mars One計画の事でしょうか?
Re:私を (スコア:2)
Re: (スコア:0)
あれよりもう少しマシなプランと考えてます。
死んでこいでも、現地に施設を建設して、後続の役に立つような計画なら、出資者もいるでしょう。
それなら参加者はロハでも成立します。報酬は名誉のみw
行ったきり計画に、そうした展望があるとは聞いてないので。ただ行って死ぬだけ。
資本主義は成長しないと意味がない (スコア:0)
だが、しかし、この地球の資源だけでは、これ以上の成長を持続するのは不可能だ。
人類は宇宙へ移民すべき。
Re:資本主義は成長しないと意味がない (スコア:2)
地球の資源では経済成長できないという状況下(例えば資源が有限のため、発展途上国に行き渡らずに地球全体の経済成長が頭打ちになっている)で、宇宙に移民して地球の経済って成長するのかなあ。
移民開始から数十年は圧倒的に、その後もかなりの長期間に渡って、地球からの資源の持ち出しが大きいと思うんですが。
Re: (スコア:0)
たった数十年というスパンで考えてはダメ。
アメリカ独立まで200年かかってるんだから。
「地球の経済」を成長させる必要はない。
移民することで、舞台は宇宙に映り、地球は衰退していく。ヨーロッパのように。
Re: (スコア:0)
むしろ、人口増加と資源消費を抑えるために、
「貧乏人」に宇宙移民を推奨することになるでしょう。
騙して打ち上げてしまえば、
その後僅かな賃金の殆どを水と空気を買うことに費やして生きるとしても、知ったことではありません。
情報の遮断も容易だしw
Re:資本主義は成長しないと意味がない (スコア:1)
>むしろ、人口増加と資源消費を抑えるために、
>「貧乏人」に宇宙移民を推奨することになるでしょう。
「ガンダムUC」ネタかと思ったら、
>その後僅かな賃金の殆どを水と空気を買うことに費やして生きるとしても、知ったことではありません。
「火星人の方法」ネタだった。
#地球が水を売ってくれないというのなら、土星のリングを持ってくれば良いんですよ。
Re: (スコア:0)
そして、地球から最も遠い宇宙都市サイド3は(ry
実際の所、月における水の埋蔵量が多いか、もしくは彗星を捕獲できれば、
意外と水や空気は困らないと思うのです。
むしろ、太陽電池を自作できるかが課題かも。
鉱物資源は存外なんとかなりそうですし、無重力環境を上手く使って、
より高効率な太陽電池の開発に成功して……なんて風に行ってくれれば、
優良種たる公国民による人類の管理運営人類は次の繁栄への切符を手にできるかも知れませんよ。Re: (スコア:0)
先進国の工業力の全てを挙げて宇宙船を作っても、年間出生数の前では焼け石に水。
地球は人類の重さでつぶれるしかない。
だから逆に、地球が滅びる・資源食料戦争で大いに荒れるのを前提として、種の存続とエリートの避難のために宇宙に自律した植民地を築く方が急務でありましょう。
そこに日本人の子孫をどれだけ入れることができるかは、今にかかってる。
Re: (スコア:0)
食料とか資源より、就業問題のほうがやばいようなきがするんだが
このまま合理化を続けていったら、先進国から中以下の労働者の必要性がなくなるだろう
そのクラスだと、後進国からエリート層を連れてきたほうが安いし優秀
しかし、上級エリート層を生み出すには、ある程度の競争が不可欠なわけで、脱落者は止めどもなく生み出され続けるわけだ
つまり、宇宙開発にぴったりの労働者が大量に余る
Re: (スコア:0)
成長の限界とか石油の枯渇とか
何十年も聞いてるけど
だからなに?ってかんじだな。
日本の経済成長率はここ十年アメリカを上回ってるんだよな。
アベノミクスで”更に”うわむいてる。
でも労働者の実質賃金は過去20年間下がり続けている。
労働者を安価にこき使えばいくらでも経済は成長する。
要するに成長の限界は資源の量ではなく、労働者の我慢の限界で決まることになる。
経済が成長すると豊かになれるというのは高度成長期の話。
現在の日本では幻想。
Re: (スコア:0)
新たな資源があればそれを分配することで報酬となり、”豊か”な気分が生まれるんだが、
資源なしに経済を拡大せねばならないから、三次産業とか金融とかそういう実のない仕事、報酬がどんどん膨らみ、結果として一人あたりの資源分配割合は下がり、”豊か”さが感じられないってことじゃないの?
誰も彼もがモノ以外に価値を感じる(実質賃金が低くても満足感を得る)ようになるか、仕事=資源増大となるお仕事をどっかから見つけてくるか、どちらかが必要なんですよ。
未来の人類にとって、火星と金星のどっちが役に立つ? (スコア:0)
みんな火星が好きですね。
Re:未来の人類にとって、火星と金星のどっちが役に立つ? (スコア:1)
Re:未来の人類にとって、火星と金星のどっちが役に立つ? (スコア:1)
1.地球より内側の軌道を回っているので燃費が余計にかかる
2.地球と同程度の質量かつ異常に濃密な大気を持っているので、地表に降下し衛星軌道上に帰還するのに技術的な困難がある
って訳で未だちょっとはマシな火星へ行こうって話になる訳さ。
60年代の宇宙開発競争時代には有人フライバイ計画を米ソが立てていたけれどね。
Re:未来の人類にとって、火星と金星のどっちが役に立つ? (スコア:2)
これだとちょっと言い足りないと思う。
降下については途中に硫酸の雲があって耐食性を考慮する必要があるなど金星のほうが面倒
表面状態について、気温摂氏470度程度(亜鉛が溶ける)、90気圧と条件が過酷で、
火星についてはパスファインダーみたいに長期間活動できる探査体をおろせたけれど、
金星に下ろしたのは2時間程度の短期間しか動作できなかった(冷却限界?)し、
#ソ連、ベネラ(http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/venera.html [spaceinfo.jaxa.jp])
更なる降下計画も立ってない(ベネラ14以降はフライバイもしくは周回軌道からの観測)
つまり表面でなんかしようってのが考えたくもない
Re: (スコア:0)
金星開発公社はいつごろ設立されますか?
Re: (スコア:0)
役に立つといえばどっちもNOだそうです。
重力の大きい天体は、資源採掘などに使うには重力に逆らって打ち上げなければならず不便です。
なので最近の天体調査はもっぱら小惑星になってます。
Re: (スコア:0)
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