宇宙ツーリズムに命を懸ける価値はない 110
ストーリー by headless
価値 部門より
価値 部門より
先日パイロットの1人が死亡する墜落事故を起こしたSpaceShipTwoについて、「宇宙ツーリズムに命を懸ける価値はない」と批判する記事をWIREDが掲載している(WIREDの記事、
本家/.)。
記事ではSpaceShipTwoが宇宙探査をするための乗り物ではなく、世界で最も高価なジェットコースターだと指摘。金持ちが無駄に金を使うことは認められるとしても、そのために働く人の命が代償になることを認めるべきではないとしている。また、2人のパイロットについて、最後の辺境を超えるための開拓者だなどと称賛する意見に対しては怒りを覚えるべきだとも述べている。パイロットの1人は宇宙のためではなく、高級なサービスを提供するために亡くなったのであり、彼の死が我々を火星に一歩近づけることはない。単に金持ちが無重力を体験したり、美しい景色を見ることから一歩遠ざけただけだという。皆さんはどうお考えだろうか。
記事ではSpaceShipTwoが宇宙探査をするための乗り物ではなく、世界で最も高価なジェットコースターだと指摘。金持ちが無駄に金を使うことは認められるとしても、そのために働く人の命が代償になることを認めるべきではないとしている。また、2人のパイロットについて、最後の辺境を超えるための開拓者だなどと称賛する意見に対しては怒りを覚えるべきだとも述べている。パイロットの1人は宇宙のためではなく、高級なサービスを提供するために亡くなったのであり、彼の死が我々を火星に一歩近づけることはない。単に金持ちが無重力を体験したり、美しい景色を見ることから一歩遠ざけただけだという。皆さんはどうお考えだろうか。
そういうお仕事 (スコア:3, すばらしい洞察)
テストパイロットというのは「新型機の試験に命をかけるのを選んだひとたち」で、彼らにとってその機体が何のためのもので何の役に立つかなんて、あんまり関係ないんじゃないの?
金持ちの道楽であれ、将来の宇宙開発であれ、成層圏に排ガス撒き散らしながら人々をはこぶとか、人殺しの道具とか。
Re:そういうお仕事 (スコア:3)
パイロットの操縦ミス説っぽくなって来ましたね。
Re:>翼の羽根は大気圏突入時の状態に (スコア:1)
割と新し目の機体で最近の事例でもこれですわ。
航空機なんかは非常事態に際してあらゆる操作ができるように基本的になってる訳で。今回だって例えば「何らかの原因で急激に機首が上がり主翼後半と尾翼の空力破壊の可能性があったので固定を解除し気流に対して平行にしようとしたが間に合わず空中分解した」とかって可能性がある訳で。
まあログの解析と生き残ったパイロットの証言が出揃うまではなんとも言えませんな。
Re:そういうお仕事 (スコア:2)
> 金持ちの道楽であれ、将来の宇宙開発であれ、成層圏に排ガス撒き散らしながら人々をはこぶとか、人殺しの道具とか。
人殺しの道具って何?
Re: (スコア:0)
そうだねえ。
もちろんすでに宇宙飛行はできるといえばそうだけど、
それを民間がやることに意味が無いとは思えない。
まあ強いて意味が無いといえば、ただ弾道飛行するだけのために、なぜ大枚はたくかはわからない。
Re:そういうお仕事 (スコア:1)
金額のケタが違うとはいえ。
とある路線やとある列車に乗ってくるだけが目的の「乗り鉄」という趣味がありますから、
そこに金をかける価値があると考える人がいてもおかしくないです。
やるべき価値なんて解釈次第だから (スコア:3, すばらしい洞察)
価値があるかなんてどうでもいい
どんなことであれ探求が人間をここまで繁栄させたんだし
それこそが人間の本能だと思う
その犠牲を0にはできないし、それでも減らしたいならできるだけの対策は事前に行う、同じ事故は繰り返さない
そっちを徹底すればいいと思う
どんな意義を価値もなくても、やりたい人間はやるんだし
全観光業界を敵に回してない? (スコア:2)
金持ちが無駄に金を使うことは認められるとしても、そのために働く人の命が代償になることを認めるべきではない
世界一周の豪華客船だって、技術的には枯れてるだろうから宇宙ロケットみたいな未知のリスクはないにしても、
大洋のど真ん中で嵐にあうとか霧の中ででかい流氷にぶつかるとか事故の可能性はあるんだし、
「金持ちの道楽客のために働く人の命が危険にさらされる」例は、現在でもいくらでもあるだろうに。
Re:全観光業界を敵に回してない? (スコア:2)
エベレスト登山よりは安全なように思います。
シェルパ13人死亡 (イモトさんがその影響でエベレストに登れなくなってしまいました。)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2014... [nationalgeographic.co.jp]
閲覧注意:エベレストに残された遺体(8000m以上では回収が難しいそうです。)
http://matome.naver.jp/odai/2137211384872018901 [naver.jp]
Re: (スコア:0)
頭の悪い私めにどの程度ならOKでどの程度からアウトなのか定量的に教えて頂きたい
Re: (スコア:0)
ほら、バカはやっぱり明確な境界を引けると思っている
Re: (スコア:0)
お前が言ってるように技術的に枯れてるかどうかでいいだろ
Re:全観光業界を敵に回してない? (スコア:1)
技術的に枯れてない時にいろいろやったから、
技術的に枯れてきているんだが。
首の上に載っている塊は、
もうちょっと有効活用したほうがいいと思うぞ。
使わないなら重いだけだろう。
Re: (スコア:0)
お前の住んでる世界には鏡がないんだろうな
Re: (スコア:0)
一人死んだだけなんだが。
どの程度までOK?
テストパイロット本人の意思がないがしろにされているような (スコア:2, 興味深い)
目的がどうであれ、ロケットを操縦することに魅力を感じたのかもしれない。いずれにしろ、自ら選んだ仕事だろうに。
正義の味方面して、死者の人生を侮辱するような意見ではなかろうか。
Re:テストパイロット本人の意思がないがしろにされているような (スコア:1)
手品やサーカス、プロレス、スタントマン、その他もろもろくるめて
「エンターティメントに従事して死ぬのはアホだ。何の意味もない」
という傲慢な言い分に読めて、他人事ながら私も少しムッとする主張でした。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
その理屈だと、本人の意向を確認しない限り「最後の辺境を超えるための開拓者だなどと称賛」も許されない。
Re: (スコア:0)
書いた人の別の記事見ると科学がどう人の役に立つのかというのが多いんですね。自分はプロジェクトが成功して欲しいと思ってるし人が何に命掛けるかは人の勝手だと思ってますが、この人の考えに沿って自分の意見を記事にするのも別に構わないんではないかと。
非常に視野が狭いと思う (スコア:1)
人類の誰か一人が火星にいくためには、
今回の事故は何の役にも立っていないだろう。
が、我々が、火星に行くためというなら、そんなことはない。
一般人が火星に行くには、ロケットさえ作ればいいというものではない。
一般的な人が火星に行くためには、
現在の宇宙船とは全く異なるレベルで、
さまざまな部分に利便性を追求しなくてはいけない。
そのためには現在の宇宙開発とは全く別の、多大な努力が必要になる。
また、一般人が参加できるようになるためには、
その途中で金持ちだけが参加できる状態は必ず経由する。
それを飛ばしていきなり一般人向けのサービスが始まることはありえない。
ということを考えると、
今回の試みは、我々が、火星に行くためには絶対必要なものだろう。
これが不要だというのは非常に視野が狭いと思う。
我々一般人のような人が、
世の中をよくするために日々働いているということを、
全部無視しないと書けない意見ではなかろうか?
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:2)
でも、弾道飛行じゃ軌道速度よりも一桁以上低いんだよ?
当然だけど、強度とか全然足りない。
軌道速度ってのは、速過ぎて衝突した空気がプラズマ化する領域なんだからね。
(流星の輝きは、プラズマ化した空気(が元に戻る際)の光なんだよね)
で、そんな華奢な機体を商業化する事が将来に繋がるとは思えないね。
寧ろ、超音速旅客機の再開発の方が、ずっと将来の宇宙開発に役立つと思う。
金持ち相手なら、超音速パーソナルスクラムジェット機を開発するのが火星に行く近道に見える。
-- Buy It When You Found It --
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:2)
少し前にElon Muskが「火星旅行に行けるくらいなら、地球近傍での商業打ち上げもずっと現実的になる」というようなことを言ってました。
商業的に宇宙旅行に見えるものをつくるというのも、技術的な利益はなくても必要なステップではないかと思います。PCが現在のように
良くなるまでには莫大なCPU時間がアイドリングだのゲームだの全く無益な用途に使われています。しかし、もし浪費を一切せずに来れば
今よりよいものができたかというと、実のところ全く逆なのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
ゲーム中にPCがハングして死んだ人が英雄視されたことがありましたっけ
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:2)
少なくとも、コンピュータがあってもなくても効率の変わらない用途のために死んだ人は結構ちらほらいるのでは…?
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:1)
でも人間載せて飛べるのは当分先になるだろうけどね。あと複数のアプローチってのは在っていいと思うんだ。
Re: (スコア:0)
技術的な問題ならNASAに大きく後れをとっていて当たり前ですが。
どうやって商業ベースに乗せるかのノウハウのことです。
ロケットを作れば宇宙に行けるってわけじゃない。
Re: (スコア:0)
つまり、命を懸ける意味がある、と10文字にまとめていいのかな。
宇宙ツーリズム(から先の展望まで)にどこまでの価値を見出すかだね。
人類の火星到達を喫緊の課題と考えるかどうかによって違うだろうなあ。
Re: (スコア:0)
こっちの記事 [japanese.ruvr.ru]を見ると、かなりの程度予見可能だったと書いてあるし、デスマーチみたいになってるのかもしれん。
全く信用置けないマシンになってるなら一縷の望みで強行して命を危険にするのは無謀であるし、宇宙開発を停滞させこそすれ発展させることなど無いだろう。
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:4, すばらしい洞察)
技術的ブレイクスルーだって、市場規模がないと訪れないんですよねぇ。
「われわれは5年以内に火星へ行くのだ」みたいなのでもいいし、
「君ちょっと火星へ行きたいのだがこの札束で」でも構わないし、
「あの火星旅行券があと3万円安かったらよかった」とかもあり。
でも、どれか一つくらいはないと、つらいんじゃないかなあ。
Re:非常に視野が狭いと思う (スコア:1)
>こんなこと続けても技術的なブレイクスルーは望めない
誰か技術的なブレイクスルーを望んでいるんですか?
>コストや安全面が民間レベルに落としこめないほど難しいからで
>利便性向上なんぞ課題でもなんでもない
普通、利便性向上は、コストや安全面の理由でできなくなるもんですが。
余計なお世話 (スコア:1, すばらしい洞察)
命を欠けるほどの価値を見出すか出さないか、指図される謂れはない。
ジャーナリズムに命を懸ける価値はないと当人に言ってみたい。
Re:余計なお世話 (スコア:1)
命欠けるじゃ失敗率・致死率ともに100%じゃないですか!
# 死ぬかと思ったと感じる確率の意なら可
Re: (スコア:0)
初期のころからパイロットつとめてたようだから、
事情もわかってただろうし。
奴隷として使われてたなら別だけれどそんな話もなさそうだ。
Re: (スコア:0)
そうだなあ。
他人がどんなことに命賭けようがどうでもいいじゃないか、と思うよな。
その結果が社会コストとして過大な場合は問題になるだろうが、観光ロケットがそうだとは思えない。
Re: (スコア:0)
2行目まではふんふんと読んでたんだけど、3行目移行が正反対の意見なので驚いた。
イスラム国や西アフリカに行って現状を報道してくれる人がいなくなったら困るなあと思ったので。
ジャーナリズムは民主主義体制を維持するために不可欠であり、低軌道ツーリズムにはない全人類に対する貢献があると思います。
Re: (スコア:0)
私は志も低いしバカなので、
あまり難しいことは分かりませんが、
現地に行くにしても、
比較的安全地帯で活動するとか出来ないのでしょうか?
まあ、バカにありがちな心配と思って流してください。
Re: (スコア:0)
台風の報道するのに暴風域から報道する必要があるのか?
とかそういう事ですかね。
Re: (スコア:0)
虐殺の現場ってのと、人質にされる危険性の少ない場所ってのは、また別なんじゃねーかと思うが。虐殺から逃げた人の話を直接聞こうと思ったら人質にされる危険性あるエリアに入らなきゃいかん場合もあるのでは?
Re: (スコア:0)
そうですね。そんな感じ。
風で物が飛んでくるような状況で、
わざわざ屋外へ出て取材するようなことは止めた方が良いと。
Re: (スコア:0)
暴風域から報道した人が誰もいなかったら、
必要があるのかどうか判断できないんじゃないかな。
実際やっている人がいるから、あまり意味なさそうだなともわかる。
Re: (スコア:0)
そうですね、完全に安全な場所で活動しろは無理だと思います。
それを言い始めれば日本に居たって拉致される危険はある(あった)。
グレーゾーンをどう扱うかは私には難しくて分かりませんが、
各新聞社に規定とかあるんでしょう。
現場のジャーナリストには出来るだけ安全サイドに判断して欲しいと言うことす。
よく知らないんですが、いわゆる一匹狼のジャーナリストってのも居るんですかね?
Re: (スコア:0)
あー、じゃあ日本の情報バラエティみたいなので、ひな壇に座ってテキトー言ってるタレントでいいってことだ。
あれが「誰にも迷惑をかけず、安全性に配慮したジャーナリスト」だな。
Re: (スコア:0)
イラクで亡くなった橋田信介 [wikipedia.org]さんなんか典型的な一匹狼ではないでしょうか
大手のTVや新聞は内規によって本当に危険なところへは行けないから、
橋田さんのようなフリージャーナリストがリスクを冒して撮った写真やレポートを高く買って
自社の取材のように報道する、という形で持ちつ持たれつ。
個人的には (スコア:1)
機体が空中分解して二人のうち一人が助かったなんてすごいことだと思っていたんだけど、エンジン部分はまだまだ未完成だった [afpbb.com]なんて話があるうちは実用化のために超えなきゃならないハードルが高かったということか。
ただ、金持ちのためのジェットコースターだろうがなんだろうが、民間企業がその金持ちに気持ちよく金を出させて技術を円熟化させる意義は、国家主導の宇宙開発が国家間の競争という後ろ盾を失って行き詰っている現代においては、大きいと感じている。
ステキガジェットで大衆から広く金を集めるイノベーションもいいだろうけど、こういうスケールでかい開発にも金は流れてもいいと思うんだ、もちろん出来うる限り安全に・事故のないようにだけどね。
まあヴァージン・ギャラクティック社の批判をしたければすればいい。
だが亡くなった方の志を、その志に敬意を表する人たちの心情までもを足蹴にするのは個人的に賛成できない。
要するに (スコア:1)
すっぱい葡萄
えーと (スコア:1)
せいしをかけるしごとをしています
それが男の熱い生き様 (スコア:1)
曲名:せいしをかけろ
歌手:水子一郎
らじゃったのだ
NHKスペシャルに出ちゃったから (スコア:0)
簡単なお仕事 (スコア:0)
全批判するだけのジャーナリズム