
新たな地球近傍小惑星「2016 HO3」が発見される 10
ストーリー by hylom
建築物を建ててみたいですね 部門より
建築物を建ててみたいですね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
4月27日、地球の近傍に存在する惑星「2016 HO3」が新たに発見された。サイズは幅40~100メートルほどで、地球の近くで地球とともにで太陽を周回しているという(sorae.jp、space.com)。
ハワイのPan-STARRS 1望遠鏡によって発見されたとのこと。ほぼ100年近く地球の近くに存在し、今後数世紀はこの状態が続くようだ。地球と2016 HO3との距離は1450万~3860万kmとのことで、地球の重力の影響によってこの距離が保たれているという。
この規模の小惑星ならその内、軌道を修正しつつ半永久的に地球の衛星にしたり、月の(地球から見れば孫)衛星軌道に乗せたりもできよう。次のガンダムでは、出番もあるかも。
結構近い (スコア:2)
こんな近所にあるんならサンプルリターンとかわりと簡単にできるんじゃないのかな。
NASAとか早速開発にかかってるんじゃないのかな。
それって珍しいんだ (スコア:1)
デブリじゃないけど、宇宙にはそこらじゅうに数十メートルの隕石が”相当数”あって、当然地球の周りにもゴロゴロしてると思っていたけど
幅数十メートルの隕石があるってだけで相当珍しいレアケースなんだ
まあよく考えたらゴロゴロしてたら宇宙船が正面衝突とかもあるだろうから、それもそうか
Re:それって珍しいんだ (スコア:3, 興味深い)
地球と同期して回ってるってのが珍しいんですよ。特殊な同期関係。
元記事にもありますが地球近傍小惑星のうち準衛星と呼ぶもの。
あくまで太陽の周りを地球と同じ1年で1周してる小惑星なんですが、地球の動きに共鳴していて、一見すると地球の周りを回る衛星に見えます。
珍しい軌道なので、発見されてるのは15個ぐらいっぽい。
ちなみに小惑星は全体で30万個以上見つかってます。地球近傍小惑星が6000個ぐらい。
長いこと地球から近い距離にとどまるので、色々利用価値あるかもしれないですね。
Re: (スコア:0)
真ッ黒な直方体だったら………
辺の長さの比は、1:4:9
Re:それって珍しいんだ (スコア:1)
まぁ滅多な事じゃ当たらないけど当たったら大変なことになるってんで
ある程度の大きさのは監視してるし、それより小さいのは自力で頑張れ
なんじゃないかなー
ほら、世界全人口を一箇所に集めると琵琶湖にすっぽり入ってしまうとか
そういうやつですよ(えー
Re:それって珍しいんだ (スコア:2)
地球から観測可能な大きさの隕石は知られているだけで10000個近くありますが、広大な空間にポツポツあるだけなので、それが宇宙船に当たってしまう可能性なんてとんでもない奇跡ですよ。
地球の大きさをもってしてもそう簡単には衝突しないのに。
Re: (スコア:0)
ちょくちょく衝突しますよ。流星群とか。
宇宙船は、現状は地球のごく近くしか飛んでないか、遠くにいくのは無人機だけだから対象確率がそもそも低い。
それらもちょくちょく事故起こすけど、その原因が小さな隕石の衝突でなかったとは言い切れない。
天文学的な奇跡であるのは確かだけど、下手な鉄砲もなんとやら。
Re:それって珍しいんだ (スコア:2)
地球から観測可能で、何らかの名前をつけて管理されているような天体の話です。
数センチ程度のものとは違います。
Re:それって珍しいんだ (スコア:1)
1450万キロ先の十数メートルの岩の塊なんて小さなものは探してもそう簡単には見つからんだろ。
古いものがほかの星とぶつかってなくなるのはその通りだし系外から飛んできた岩の塊は土星と木星が捕まえてくれるから地球の辺まで来ない。
参考になりそうなWikipedia記事 (スコア:1)
地球近傍小惑星 [wikipedia.org]
準衛星 [wikipedia.org]
今までにも同様の小惑星はいくつか見つかっていたようですね。
それぞれ独自に太陽の周りを回っていて、たまたま地球から見て自分の周りを一年で一周するように見える位置関係にあると。