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2016年11月21日のサイエンス記事一覧(全2件)
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医療

中国の研究チーム、ゲノム編集を肺がん患者に適用へ。人体への応用は世界初 21

ストーリー by hylom
攻める 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

中国・四川大学の研究グループが遺伝子操作技術の1つである「ゲノム編集」技術を用いたガン治療を世界で始めて行ったことを発表した(POPULAR MECHANICS Nature日経新聞NHKSputnikSlashdot)。

この臨床試験は肺がんを患った患者に対し10月28日に行われたもの。患者の血液から細胞を取り出し、免疫反応をつかさどる遺伝子を「CRISPR-Cas9」と呼ばれるゲノム編集技術で操作した後に患者の体内に戻すという措置が行われた。これによって免疫にブレーキをかける「PD-1」と呼ばれる遺伝子を働かなくさせ、免疫を活性化させるという。

経過は順調で近く2回目の治療を実施する予定という。この手法がガン治療で効果を示した場合、自ら志願したさらに9人の患者の治療にこの手法が用いられるとしている。

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サイエンス

戦闘タイプと性交タイプの2タイプに成長できるゴキブリ 40

ストーリー by hylom
ポケモンっぽい 部門より

ゴキブリの一種であるヒッシングコックローチ(マダガスカルゴキブリ)は、戦闘に特化したタイプと性交に特化したタイプの2種類が存在しており、どちらかを選んで成長するという(ナショナルジオグラフィック)。

戦闘に特化したタイプは角が大きくなり、攻撃性も高いという。一方性交に特化したタイプは角が小さいものの、代わりに精巣が大きくなっているそうだ。

研究者によると、「武器となる部分を欠いたオスが、より多くの精子を作ろうと、精巣を大きくすることに力を使っている可能性が高い」という。ただ、何が要因となってこのような変化が生まれるかはまだ分かっていないようだ。

ちなみにマダガスカルゴキブリは体長5~7センチメートルと大柄で、ペットとして飼われることもあるという。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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