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2016年11月28日のサイエンス記事一覧(全3件)
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NASA

NASAによるEMドライブ研究論文、米航空宇宙学会の論文誌に掲載 46

ストーリー by hylom
ついに 部門より

以前よりNASAが研究中とされていた「EMドライブ」について、NASAが検証を行った論文を公式に発表した(ナショナルジオグラフィックWIRED論文)。

EMドライブは密閉容器内でマイクロ波を反射させることで推力を得るというものだが、その原理は現時点では物理的に証明できず、疑問視する声も出ていた。しかし今回発表された論文では、実験によってEMドライブが実際に推力を生み出せたとしている。この論文はアメリカ航空宇宙学会の論文誌であるJournal of Propulsion and Power誌(電子版)に掲載されており、査読を通ったものとなっているようだ。

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アメリカ合衆国

地球温暖化に懐疑的なトランプ氏の大統領就任によってNASAの気候変動関連研究が止まるおそれ 53

ストーリー by hylom
大きな痛手 部門より
taraiok曰く、

ドナルド・トランプ次期米大統領は以前から「地球温暖化はでっち上げ」と主張しており、大統領の就任後には気候変動関連について大幅な予算削減があると見られている。トランプ氏の上級顧問であるBob Walker氏の発言によれば、氏はNASAの地球科学部門における気候変動関連部門の研究予算をすべて削減する方針のようだ(guardianSlashdot)。

これによってNASAがこれまで行ってきた温度、氷、雲や他の気象現象に関する観測や研究が停止することになる。Bob Walker氏によれば「進行中のNASAプログラムをすぐに止めることは難しい。また私は気候研究が必要であると信じる。しかし、気候変動研究は政治色が強くなってきており、研究者の仕事を徐々に蝕んでいる。トランプ氏は科学分野は政治化されるべきではないと考えている」としている。また、トランプ氏は深宇宙探査には予算を回していく方針だという。

これに対し米国立環境研究センターのKevin Trenberth氏は、気候変動研究は衛星観測のない暗黒時代に逆戻りすることになるだろうとしている。

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NASA

NASA、宇宙服を着たままで排泄物をうまく処理できるアイデアを募集中 61

ストーリー by hylom
古くて新しい問題 部門より

NASAが「着用したままで排泄ができる宇宙服」の開発に繋がるアイデアを募集する「Space Poop Challenge」なる企画を行っている(AFP)。

現在、宇宙飛行士は排泄問題を解決するためにおむつを着用して宇宙服を着ているそうだ。しかし、現在のおむつは1日を超えての着用に問題があるため、排泄物処理のための新たな手法が求められている。

求められている条件は宇宙服に内蔵できること、最長144時間(6日間)排泄物を収集できること、使用時に手を使う必要がないこと。また、微小重力下の宇宙空間で利用可能である必要はあるが、地球上での利用については考えなくても良いという。

締め切りは12月20日で、優秀なアイデアには最大3万ドルの賞金が授与されるとのこと。

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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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