「世界最重量硬骨魚」はウシマンボウ 16
あんな見た目なのに 部門より
元広島大学の澤井悦郎博士のチームがフグ目マンボウ科マンボウ属の分類をめぐる混乱を解決し、今まで捕獲された魚類の中で「最も重い硬骨魚」はウシマンボウだったことを論文発表した(シュプリンガー・ネイチャーによる記事、Togetterまとめ)。
澤井博士のチームはマンボウ属Molaに属する種の学名を明確にするために500年前の記録を含む世界中の文献や1000個体のサンプルを調査。そして近年のDNAによる分類で3種が存在することを明らかにし、そのうちの1種は今年7月に新種カクレマンボウ(Mola tecta)として発表した。さらに残りのマンボウ属2種マンボウとウシマンボウの学名を特定するために、世界各地の生鮮標本と博物館保存標本を含んだ30点の標本を詳細に調査。その結果、マンボウにはMola mola、ウシマンボウにはMola alexandriniの学名をそれぞれの種に適用すべきであるという結論に達したという(発表論文)。
なお日本周辺海域で漁獲されるものはほぼマンボウ1種に限られると考えられていたが、頭部の出っ張りゆえに東北の漁師たちはウシマンボウと区別していたことを今年2月放送のタモリ倶楽部で澤井博士自ら紹介していた。さらにギネス世界記録には世界最重量の硬骨魚としてマンボウが登録されていたが、博士は1996年に鴨川沖で捕獲されたマンボウ(2300kg)がウシマンボウであると同定した。
このニュースの反響なのか、澤井悦郎博士が著した「マンボウのひみつ」 (岩波ジュニア新書) がAmazonの魚類学の売れ筋ランキング 1位になっている。中の人は「日本メディアは取り上げてくれないが、#ギネス世界記録 を書き換える成果!願わくば安定した収入得ながらもっとマンボウ研究させてくれえええ!」と切実な願いをつぶやいている。
余談だが、日本近海に生息するマンボウ科にはマンボウ属、ヤリマンボウ属、クサビフグ属がある。
日本近海に生息するマンボウ科には (スコア:2)
Re:日本近海に生息するマンボウ科には (スコア:2)
ちなみに回転寿司のマグロもどきとして知られるアカマンボウ [wikipedia.org]はリュウグウノツカイの近縁だったり.
Re:日本近海に生息するマンボウ科には (スコア:1)
主婦にとっては一番身近なマンボウだったかもしれない!
なつかしい [youtube.com]
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
中の人のツイート(画像付き)も是非見てください (スコア:1)
ツイート本文からもわかる通り切実な話なのだけど、添付の図版がユーモアもこめて分かりやすく説明されてます
ラジオにご出演されてた (スコア:0)
ちらっとしか聞かれませんでしたが、
マンボウに関する都市伝説について色々解説されていました。
なんでも漁業商業的にあまり価値が無いので研究されていないとか
ヤリマンボウ (スコア:0)
ゲームのユーザ名登録時に弾かれそうな名前ですね‥
Re:ヤリマンボウ (スコア:2)
だいたい「マン」なのか「ボウ」なのか。
Re:ヤリマンボウ (スコア:2)
マンボ!ウッ!!
Re:ヤリマンボウ (スコア:1)
タレコミ主の余談が書きたかっただけだろ感
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
タモリ倶楽部で槍玉にあがっていたヤリマンボウ (スコア:1)
今回のタレコミは一種しかいないと思われたマンボウ属の話で、
よく似た外見のヤリマンボウは関係ないことを示すために
最後に触れてみた次第。
https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/%E3%83%A4%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%B3... [zukan-bouz.com]
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
> クサビフグ属
おまえフグだろ!?
バイオ・マンボウ (スコア:2)
注:オーガニック・マンボウには有害成分は含有されていません。
beejay_aniki
Re:ヤリマンボウ (スコア:1)
魚類学者の陛下に (スコア:0)
お励ましいただくのはどうじゃろ?
東北の漁師たちはウシマンボウと区別していた (スコア:0)
クニマスみたいですね。
現地(現場)の人は~的な。
マンボウの写真 (スコア:0)
オフトピだが、どうしてマンボウの写真って真横から写したものがないんだろうとマジで思っていた。
斜め前から写したら尻尾の形が分からないじゃないかと思っていたよ。