
火星の水はマントルに保持されているという研究結果 13
ストーリー by hylom
そんなところに 部門より
そんなところに 部門より
headless曰く、
英オックスフォード大学などの研究チームの研究結果によれば、火星は地球よりも高い割合で含水鉱物をマントルに含んでいるそうだ(Nature誌掲載論文、日本語要約、オックスフォード大学の発表、Natureによる紹介記事、Ars Technica、Register)。
火星にはかつて液体の水が存在したとみられているが、現在は極付近などで氷の状態の水が確認されるのみだ。地上の水は約41億年前に地磁気が失われ、光分解により水素となって宇宙空間に飛散したと考えられている。しかし、これだけではすべての水が失われたことを説明できない。火星の地殻では蛇紋岩化が広く確認できることから、水質変成が水の消失に大きな役割を果たしたことも示唆されていたが、鉱物に取り込まれた水の量は研究されていなかったという。。研究チームは熱および岩石学を統合したモデルを用い、地球と火星のマントル内の含水鉱物とその密度の関係を調べている。
比較的酸化鉄を豊富に含む火星の玄武岩は地球のものと比べ、水質変成により25%多くの水を含水鉱物に取り込むことが可能だという。水質変成した地球の玄武岩は密度が大幅に低くなり、浮上しやすくなるのに対し、火星の場合は密度が大きく変化しない。また、含水鉱物が安定した状態を保つことのできる深さが地球では約70kmなのに対し、火星では90km以上に達する可能性がある。そのため、火星のマントルに含まれる含水鉱物の割合は地球(約4%)の倍以上となり、9%を超える可能性があるとのことだ。
そうは言っても (スコア:0)
水が確保できたとしても
採掘コストがとんでもないことになりそうな気がするんだが…
金星のほうがまだましなんじゃないかな?
地上は高温高圧だけど
大気上層は比較的安定してるみたいだし
太陽光というエネルギー源もあるし
炭素、水素、窒素、酸素、硫黄が大気から取り込めるわけだし
Re:そうは言っても (スコア:1)
低温状態を暖めて適温にするのは簡単だけど、
高温状態を冷まして適温にするのは大変難しい
Re: (スコア:0)
金星も雲の上の方は地球の地表程度の気温なので、別に冷ます必要はない。問題は浮かぶ方法と水の調達方法。
火星の地下数mに氷の層を発見 (スコア:1)
火星の地下1~2mに氷の層発見、採水に便利 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト [nikkeibp.co.jp]
埋蔵量がどれほどなのか分からないが、採掘コストはぐんと下がりそうですね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
金星では水も含めて水素は希少ですよ。宇宙空間に飛んでいってしまうので。
金星の気候の謎
http://ssl.tksc.jaxa.jp/pairg/member/ima/venusclimate/venusclimate.html [tksc.jaxa.jp]
ノンマルト (スコア:0)
火星のライオン丸は侵略者側なのか
いや、地球でも実はそうだったのかもしれない
💛ジュースは (スコア:0)
〇ンコに保持されている
高温高圧の (スコア:0)
水蒸気(或いは超臨界水)状態で保持されているってこと?
Re: (スコア:0)
それを言ったら、地球のマントルですら、まだ誰も到達してないんじゃなかったっけ。
夜空に光る恒星がどんなものかも、誰も現地調査してないし。
地球のマントルから仮定した計算結果だから (スコア:1)
違和感を感じたなら、せめて日本語要約くらい読んでよね。
ちなみにご指摘通り地球のマントルもまだ掘削されていないが、それでも過去の地殻変動とか噴火などで地表にまでマントルの鉱物が表れる [kanagawa-museum.jp]ことが知られており、これらのサンプルを調べることで高圧化での岩石条件について実験が行われている。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ