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地球

キタシロサイ、最後のオスが死ぬ。絶滅がほぼ確実に 49

ストーリー by hylom
絶滅は意外に簡単に起こる 部門より

世界に一頭だけ生存していたキタシロサイのオスが45歳で死亡した。これにより、キタシロサイの絶滅がほぼ確実になったという(朝日新聞)。

シロサイ属は角目的で乱獲され、近年ではその個体数が大きく減少していた。過去には密猟者が動物園に侵入して角を奪う事件なども発生している。

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  • by nemui4 (20313) on 2018年03月22日 14時41分 (#3380303) 日記

    最後のオスが死にキタシロサイが事実上の絶滅、遺伝子を残せるかどうかは人工授精の成否にかかっている
    https://gigazine.net/news/20180321-last-male-northen-white-rhino-dies/ [gigazine.net]
    漢方薬として人類に貢献してたらしい。

    シロサイの亜種であるキタシロサイは、かつては1000頭を超える個体の生息が確認されていましたが、シロサイの角が中国で漢方薬として重宝されたため、1970年代から1980年代に密猟が横行し個体数が激減しました。

    そして救いの手が。

    DONATE IN MEMORY OF SUDAN | Ol Pejeta Conservancy
    https://donate.olpejetaconservancy.org/projects/sudan [olpejetaconservancy.org]

    このプロジェクトは「スーダンの記憶のため」として目標金額を2万5000ドル(約260万円)に設定。生き残った2頭のメスのキタシロサイ「ファトゥ」と「ナジン」が生殖可能な健康体であることから、体外受精によってキタシロサイの遺伝子を残すべく研究活動への支援を求めています。

    オル・ペジェタ自然保護区は2頭のメスのキタシロサイの卵子を安全に取り出して、これまで収集していた精子を使って体外受精させた後、メスのミナミシロサイの子宮に戻しての代理母出産を計画しているとのこと。この人工授精プロジェクトにかかる費用は総額で900万ドル(約9億6000万円)に上ると見積もられています。キタシロサイの遺伝子を残せるかは、キタシロサイとミナミシロサイを使った代理母出産の成功にかかっているようです。

    • 一番上位のファンディングメニューとして復元固体の犀角をプレゼント!とかだったり。そんなことはないまっとうなクラウドファンディングそうですね。

      あと、キタシロサイの卵細胞は大きいので冷凍時に破損しやすく体外受精の成功率は低いとどこかの記事でみたような。見積もり額が大きいのはそれが理由なのかな?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      雌の個体数が2って時点で、遺伝子プール的には絶滅してるんじゃないのかな。
      もはや、人類の感傷、あるいは償い意識の自己満足でしかないかも。

      サイは、角を無くすという方向への進化はできなかったんですねぇ…。
      アフリカ象は、近年、牙がない個体が増えてるとか。たくましい。

      • >アフリカ象は、近年、牙がない個体が増えてるとか。たくましい。

        もしかしたら、牙の大きい個体から狙われていって残った個体が繁殖繰り返す過程で牙が縮小~失われていったんすかね。

        未だに象牙を求める人達が居るのがなんだか不思議。
        富裕層の生活や趣味嗜好なんて下層民からは想像もつかないんだろうけど。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          アフリカ象についてると狙われるから象牙がアフリカ象から逃げ出したに違いない。

        • Re: (スコア:0, 参考になる)

          by Anonymous Coward

          実印は象牙じゃないと、とか貧乏社員でも言われますよ。
          象牙の彫刻とかではなく、印鑑用途がとても多いんじゃないのかな。

          日本では、流通在庫は使って良いことになってます。
          流通在庫ってことにしちゃえば、誤魔化せるってことですね。
          そして末端消費者には分かる訳もない。

          だから、一律、象牙やサイの角の印鑑は使わない、リサイクル品と言われても信用しない、って態度が必要かと思います。

          進化については、その通りでしょうね。人為的な淘汰圧。まぁコレも一種の自然淘汰。

          • > 実印は象牙じゃないと、とか貧乏社員でも言われますよ。
            一度も言われたことないぞ

            下手な自作品使ってるが文句言われたこともない
            家買うときとか銀行で出したのに突っ込みさえもらえないw

            どこで言われるんですかねぇ

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              「時計は高級ブランド品じゃないと」みたいな、一部の層/場所では真実(という言い方でいいんだろうか)でも世間一般に広げるとちょっと…みたいな話なのでは。
              単に文句言われた言われてないだと
              「ファッションは靴から」vs「安物でも何も言われたことない」とか
              「髪が眉や耳にかかってるのアウト」vs「ロン毛でも何も言われたことない」とか
              そういうどうでもいい争いのタネがあちこちに。

              • 動物性資源の乱獲が影響してサイが絶滅、と言うストーリにおいて
                「日本では今でも「実印は象牙じゃなきゃダメだ」なんて貧乏社員まで強制されてる」
                とかいう虚言は「どうでも良い争いのネタ」ではないかと思いましたので書きました

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                > 実印は象牙じゃないと、とか貧乏社員でも言われますよ。

                > 「日本では今でも「実印は象牙じゃなきゃダメだ」なんて貧乏社員まで強制されてる」

                虚言なのはどちらだろう

              • by Anonymous Coward

                なぜ「強制されてる」話にすり替わってるのか理解できない。

              • 強制は筆が滑りましたな
                「実印は象牙じゃないと」っていうのは言われるだけであって強制なんてないんですもんね
                広義の強制とか言う用語を発明してしまうところでした
                失礼しました

                親コメント
            • by Anonymous Coward

              ちょうど下のレスで言われてますねぇ。

              実質を重視する我々にはあまりなじみのない文化なんですが、こだわる種族ってのが居るんですよ。
              迷信みたいなもんなのだけどね。
              そのまた下のレスに有るとおり、昔からの文化じゃなかった可能性も高いんだけど。

              君が今まで言われてないなら、そういう種族と偶然遭遇していないか、あるいはこっちに突っ込み入れるほど無粋な人じゃなかったってだけでしょう。

              それに、象牙を消費してるのは我々ではなく、そっちの種族なわけで。
              我々が象牙使わないから、そんな文化無いはずだー、象牙なんて金持ちの道楽だよー、って主張した所で、貧乏人でも実印は象牙、それが開運の近道! って信じてるような人は実際居るんだからね…。

              • そういう連中がいるのは知ってますがどこにいるのかなと

                反論しとかないとこれを見て「今でも実印は象牙が当然なんだ」とか信じ込む人が出ますしね

                なおしかるべきコストを払って(たとえば密漁対策とか動物保護費分上乗せで)象牙を使う人がい分には良いと思いますよ
                私はそこまで価値を感じないのでやらないですが

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                「そういう連中がいるのは知ってますがどこにいるのかなと」

                この発言の矛盾に気付かないってことは、どこかおかしい。論理が繋がってないよ。
                大丈夫? 病院行った方がいいんじゃない?

              • ほぇ
                そんなにおかしい?
                噂には聞くがあったこと無いひととかいません?
                なんか夜遅くに連続でレスくれてますが熱狂的なファン付いちゃったかなこれ

                親コメント
            • by Anonymous Coward

              実印に下手な自作品使ってるような人とエンカウントしたら
              (あ、面倒臭そう)と思って私も何も触れないですね多分。

          • by Anonymous Coward

            象牙を使うとこも含めて印鑑の文化でしょ。
            自分は印鑑使うの嫌いでサインで通すけど、印鑑作るなら象牙以外ありえないわ。

            • by Anonymous Coward

              > 印鑑作るなら象牙以外ありえないわ。
               
              今の時代にそんなこと言い切っちゃう人がいるんだ...
              ちなみにお年は?

            • by Anonymous Coward

              象牙なんて印鑑の文化でも何でもないぞ。
              日本で歴史的に使われてきたのは木材や石材、権力者では貴金属。

              • ピアノの鍵盤とかにも使ってましたよね。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                > 近世の日本においては、安倍晴明の陰陽道をルーツと称して印影の吉凶を占う印相学が江戸時代初期に隆盛し、易経の観点から見て縁起が良いとされるように画数や空穴の数を調整した花押のデザインが、晴明の系譜である土御門家に依頼されるようになる[96]。1732年には土御門家で印相学を学んだとされる大聖密院盛典が著した『印判秘訣集』という書物が大衆向けに刊行されて大きな反響を呼び、これが後世における印相学の基礎となる[97]。
                > 一般に印相学に基づくとされる印章は、印材には象牙、水牛、柘植などが用いられ、印面の大きさは実印で1.5センチメートル、認め印は1.2センチメートル程度の円形で、書体にはごみやかすの入りにくい印相体が用いられる[98]。避けるべき凶相として、欠けのある印や、欠けやすい水晶の印材や二重枠、模様、(日本では一般的ではない)指輪型印章などか挙げられる[98]。

                どうみても文化のようです

                友人宅に象牙の麻雀牌があって、すばらしい打ち心地でしたよ

              • by Anonymous Coward

                象牙の牌は裏面も天然素材。
                一牌ごとに模様が違いすぎてゲームには使えない。

              • by Anonymous Coward

                あなた実物見たことないでしょ
                マンガを読んで想像で言っているでしょ

              • by Anonymous Coward

                私が見た象牙牌も背面にわずかにマーブルが入ってたので
                真剣勝負には微妙かもなぁ
                材質は何だったんだろう

              • by Anonymous Coward

                迷信って書いてあるサイトからコピペしてくんなよw

                象牙神話は印鑑屋が儲けるために戦後に始めたマーケティングだ。
                だいたい鎖国してた江戸時代に象牙みたいな禁制品をどうやって手に入れるんだよwww

                > 象牙の印鑑が広く出回ったのは、昭和の中期から後期にかけてのことです。
                > 当時は水晶やチタンがまだあまり売られていなかったので、ハンコ屋が儲かるようになるには、
                > 高い商材のラインナップが必要でした。
                > 高度成長期を迎え日本も豊かになり、人はより見た目を重視したり、贅沢して見栄を張るようなってきたのでしょう。
                > そこに希少な象牙とくれば、競うようにして購入され、1本30万や50万の印鑑が売れ、象牙の販売確率は飛躍的に向上しました。

                https://www.inkan-inkan.com/insou/zouge/ [inkan-inkan.com]

              • by Anonymous Coward

                それは「自然の樹木である真柘で作るのが開運印鑑」を売りたい印鑑屋が新たに作った神話では……

                > だいたい鎖国してた江戸時代に象牙みたいな禁制品をどうやって手に入れるんだよwww

                http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/shoko/dentokogei/japanese/hinmok... [tokyo.jp]
                > 象牙製品は、茶道における茶匙、茶蓋に始まったといわれ、こうして江戸時代には象牙が広く使われるようになり、江戸時代中期には根付け、髪飾、三味線撥などに用いられ、武士から町人に至るまで多くの人々に愛用されるようになりました。

            • by Anonymous Coward

              #3380360と同じ人なのかな?
              こんな時代錯誤を常識のように振りかざせるってことは相当なお年なんでしょうか。

          • by Anonymous Coward

            >実印は象牙じゃないと、とか貧乏社員でも言われますよ

            そんなことを言っているのは、喫煙マナーが昭和の認識のままだったり「男ならタバコを吸うもの」みたいに今でも考えてるような人だけでしょうけどね

            • by Anonymous Coward

              何故ここでタバコをディスる。
              これだから禁煙ファシストは。
              その言い廻しじゃ象牙の使用停止もファシズムの一環だと思われちゃいますよ。

          • 日本では、流通在庫は使って良いことになってます。流通在庫ってことにしちゃえば、誤魔化せるってことですね。そして末端消費者には分かる訳もない。
            だから、一律、象牙やサイの角の印鑑は使わない、リサイクル品と言われても信用しない、って態度が必要かと思います。

            でも、特にシベリア・アラスカ・カナダの大地川湖海には、大量のマンモスの牙が眠っているんだよね。
            これが今温暖化で、ジャンジャン出土・採掘・水揚げ可能なのよ。
            もう少し南方にはナウマンゾウ等もいた筈だが、保存条件が悪くて、象牙の多くが失われたらしい。

      • by Anonymous Coward

        牙って言っちゃったから下部ツリーで象牙がとか盛り上がっちゃってますが、意外にサイの角はウオノメみたいなもんだということが知られていないのかもしれないな、とふと思った

    • by Anonymous Coward

      原因の中国がお金を出すと思う
      漢方として重宝されていたら成功すればビジネスになるし

  • by Anonymous Coward on 2018年03月22日 16時25分 (#3380376)

    精液の保存はしているんだろ?
    キタシロサイの人工授精にキタイシロ

  • by Anonymous Coward on 2018年03月22日 20時06分 (#3380568)

    ほな、サイなら~

    • by Anonymous Coward

      ほんとこれ
      ある種のサイが絶滅確定->象牙が云々

      才覚はたらかしいや

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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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