加齢で減る酵素を若いマウスから採取して老齢マウスに注射すると寿命が延びる、という研究結果 17
ストーリー by hylom
闇医師がネタにしそう 部門より
闇医師がネタにしそう 部門より
Anonymous Coward曰く、
生命活動に必須の「NAD」という物質を合成する「eNAMPT」という酵素は加齢によって減少していき、さらにこの酵素を若いマウスの血液から採取して老化したマウスに注射することで老化を遅らせる効果があるという研究結果が発表された(朝日新聞、日本医療研究開発機構の発表、Cell Metabolism誌掲載論文)。
NADは加齢とともに減少していき、これによって臓器や組織の機能低下や老化関連疾患の原因となることが知られていた。今回の研究ではマウスへの注射により中間寿命(健康寿命)が10.2%、最大寿命が15.8%延びるという結果が得られたという。なお、人間においても加齢による血液中のeNAMPT量減少が確認されているそうだ。
大量輸血とか (スコア:1)
大怪我して大量に輸血した際に、自分より若い人の血が大量に入ってくることで若返るみたいなことも起こりうるのかな・・・。
# 大量に輸血が必要な状況になることで既に、若返りのプラス分を失ってそうですが...。
この研究が進んだら、献血とかで若者の血は高付加価値、みたいになるのかな。
(そこまで劇的に違うのかどうか)
「高eNAMPT血液の輸血サービス」とか、あり得るのだろうか。
なんだろう。倫理観になにか引っかかりを感じる。もやもやする。
# 若い頃から献血大好き
Re: (スコア:0)
付加価値があるんだから若者の献血は報酬を出す
売血とか問題はあるだろうけど、
しかし健康に支障があるようなら何時でも医者行ける今の時世に、
健康な人が血を売って何が悪いかという気もする。
Re:大量輸血とか (スコア:2)
健康な人ばっかりだったらね。
実際には、血を売るしかないような人が少なからずいて、そういう人は健康じゃない(婉曲表現)ことも多いので、しかたない。
つまり、若い美女の血を吸うのは正しかったと (スコア:0)
経口で摂取できるなら
※
Re:つまり、若い美女の血を吸うのは正しかったと (スコア:1)
あら、お風呂じゃだめなんですの?
バートリ・エルジェーベト(エリザベート・バートリ)
Re: (スコア:0)
皮膚にコラーゲンとか塗りたくっても無駄なんだっけ
Re: (スコア:0)
完全に無駄ってことはなくて、上手いことやったらアレルギーを誘発したりはできるんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
食べたほうが効果あると思うよ
コラーゲンってグリシン多いからよく眠れるよ
若い〇〇から老いた〇〇に注射すると若返る (スコア:0)
なんか漫画でありがちなネタだ。それも二昔くらい前の。
そんな研究今まで出来てなかったんかな?と思うぐらい。
Re:若い〇〇から老いた〇〇に注射すると若返る (スコア:1)
若いマウスと年取ったマウスの血管を繋いで、血液循環させると
年取ったマウスが元気になるとか言ってました。
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:若い〇〇から老いた〇〇に注射すると若返る (スコア:1)
すらどでも取り上げられていますね
若い血液との交換で若返りが可能? [srad.jp]
若い血を取り入れると自然治癒力が上がる? [srad.jp]
ほかに関連している件だとこんなものでしょうか
老化抑制のために若者の血液を輸血する診療所、米国で開業へ [idle.srad.jp]
米食品医薬品局、若いドナーの血漿に老化抑制効果は確認されていないだけでなく、危険も伴うと注意喚起 [science.srad.jp]
ネズミで実験成功、若い血で損傷した髄鞘を再生 [science.srad.jp]
高齢者が若者の血液を輸血してもらう驚きのビジネス [srad.jp]
Re: (スコア:0)
若い方は逆に寿命が知人だりしないのかな?
Re: (スコア:0)
ことぶき いのちさんと知人?
#ことぶき みことかも
Re: (スコア:0)
オリジナルのシャーロックホームズにそんな話がありましたな
あれは類人猿の血だったか
注射したら這歩くとか奇行始めた人の話
Re: (スコア:0)
現世は子どもの人身売買が加速するくそったれな世界です。
そういえば昔は売血ってあったよな (スコア:0)
生活のために自らの血を売る世紀末な困窮者が現れたり、当時の駐日アメリカ大使が汚染された血を輸血されて肝炎にかかったりしたせいで禁止になったけど。
老化のエラー蓄積説から見れば妥当な結果 (スコア:0)
血中には栄養素、酵素が含まれるし、体組織を酸化、糖化させる有害な物質も含まれる。
一般に言われる”老化”は”老化プログラム説”以外にも栄養素等が減少し、有害な物質が増加しているという事は良く言われている。
なので血中から補うべきを補い、排除するべきを排除すれば”老化プログラム説”で説明できない範囲の部分の健康状態は改善する
という考えは合理的。
コメントを見てると「血液そのものを輸血する」と勘違いしている人が多いようだが、
「この酵素を若いマウスの血液から採取して老化したマウスに注射することで・・・」なので、特定成分を分離して注射しているだけ。
NAD→ナイアシン(ビタミンB3)が代謝されたもの
eNAMPT→酵素の一種→酵素はたんぱく質→合成にはアミノ酸その他の栄養素が必要
なので結局栄養価の話になる。高価な血液の採取・有効成分の分離等が必ずしも必要であるかはわからない。