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宇宙

惑星探査用の新型望遠鏡、気球に乗って大気圏の外縁へ 33

ストーリー by hylom
時間制限がシビア 部門より

Anonymous Coward曰く、

マサチューセッツ大学ローウェル校の研究チームが、望遠鏡を乗せた気球を打ち上げた(TechCrunchマサチューセッツ大学ローウェル校の発表)。

この望遠鏡は「PICTURE-C(Planetary Imaging Concept Testbed Using a Recoverable Experiment-Coronagraph)」と呼ばれており、NASAが研究資金を助成しているもの。望遠鏡のサイズは長さ約4m、幅が約1mで、重量は800kgほど。気球を使って大気圏外に望遠鏡を打ち上げ、そこで観測を行う。観測ができるのは数時間だけとのことで、その後はパラシュートで降下する。降下後の望遠鏡は回収して再利用するようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2019年10月08日 11時36分 (#3697869)

    ちょっと系統は違うけど、これを思い出した。
    ふうせん宇宙撮影 [fusenucyu.com]
    これ、動画みていると面白いんだよな。

  • 本文中に「大気圏外に望遠鏡を打ち上げ」とあるので高度を稼いだ上でロケットで打ち出すのかと思ったんですけど、ソースだと

    地球の大気の外縁に定置する

    なので大気圏内で終わる話ですね。
    大学発表のソースだと125,000 feetとあるので約38km(ジェット旅客機の3.5倍ほどの高度とあるので誤読ではなさそう)、気球で達することが十分可能な成層圏中程で中間圏にも達しないようです。それだけの高度だと大気が薄いし雲もなければ観測での大気の揺らぎの影響も小さいでしょうけど、「大気圏の外縁」という表現は熱圏の高度80km以上を思えばかなり大げさなような。「定置」とあるけど数時間保持を定置と表現していいのかどうか。

    # タイトルだと「大気圏の外縁へ」とあるんだから修正すればいいのに(ぼそっ

  • by Anonymous Coward on 2019年10月08日 7時38分 (#3697779)

    地球大気圏から惑星を観測するなら、惑星探査とは呼ばないのでは?

    • 「惑星観測用の新型望遠鏡」なら問題なし。
      親コメント
      • UMassの発表に「find new planets」と書いてあって、既存の惑星を観測するだけじゃないところにちょっと「探査」っぽさがある気がします。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          そういや地学部の付き合いで彗星探索イベントとか参加したなーと。
          古い記憶をどうにか呼び覚ましてみたが、その間一度も大気圏外に出た記憶は無かった。
          一応参考として、うちの高校には有人ロケットは存在しなかったです。

      • by Anonymous Coward

        惑星を探すことが目的なんだから「惑星探査」か「惑星探索」が適当じゃない?

        惑星観測だと既知の惑星を観察する印象。

    • by Anonymous Coward

      え?

    • by Anonymous Coward

      元記事でも、内容がちと分かりにくいですね。
      「太陽系の惑星探査機に積む望遠鏡を、ロケットで打ち上げる前に、気球でテストしたのかしら」なんて思ったり。

      自分的には、「恒星を撮影して太陽系外の惑星探索のデータを取得する望遠鏡を、気球で成層圏まで持ち上げ、数時間の観測の後パラシュートで降下させる」ミッションが実行された、という感じですが。

      # 翻訳記事、「ヘリウムガスを積めた」のように、拙速かつ校正未了な印象。

    • by Anonymous Coward

      昔読んだ石森章太郎のSPハーレーの最終回で、Dr.ベルとギジギジが気球で星へ帰ろうと
      する話だったのを思い出しました。

      あれは気球じゃ宇宙に出られない、という理屈でハーレーの注意をそらし、実は
      気球に偽装したイオンロケット宇宙船だった、という話でしたが……
      (しかも出番が少ないハーレーはばっちり気づいて光子ロケットで追いかけてくオチ)

      そもそも○年の科学に載ってたので同じ学年の人か、同じ学年の人が兄弟にいる人でも
      ないと話が通じねえ
      自分もこの話が自分の学年か兄の学年か忘れたし

    • by Anonymous Coward

      地上で行っても惑星探査ですよ。

    • by Anonymous Coward

      未知の惑星を探すための観測

      なんだから探査で間違ってないのではないか。
      惑星探査機という物があるが、あれも惑星に観測機を送り込んで何があるかを探査するものだ。

  • by Anonymous Coward on 2019年10月08日 11時10分 (#3697847)

    そんな重いものがどこに行くかわからない気球にぶら下がっていて
    いつ落ちてくるかわからないとか怖いんですが・・・

    上空数十キロから落下する落下エネルギーは相当なもの
    運行中の満員電車や航空機や軍事基地の弾薬庫や核施設や原発などなど・・・
    甚大な二次災害が発生する

    • by nekopon (1483) on 2019年10月08日 11時16分 (#3697850) 日記
      パラシュートで回収するとのことですが
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      いきなりプッツンって切れて落ちてくる?
      浮く風船が浮力を失って徐々に降りてくるのと同じようにゆっくり降下するのかと思いました。
      それに GPS 等で現在位置測定とそれの発信するでしょうから、追跡と回収もわりと容易な気がします。
      もしかして、重いモノほど早く落ちるガリレオ以前の方でしょうか。

      • by Anonymous Coward

        大気圏まで行く風船て、基本破裂するんじゃないの?

        • by Anonymous Coward

          大気圏まで行くって、どこから行くの?

      • by Anonymous Coward

        >重いモノほど早く落ちるガリレオ以前の方

        君は中学で理科の成績は赤点だったんだろ?
        真空中なら1tだろうが1gだろうが同じ速度だが大気がある地球ではスピードは違うよ
        それとも800Kgがフワフワ綿のようにゆっくり落ちてくると思ってるおバカちゃん?ww

        • by Anonymous Coward
          800kgの綿だったらフワフワ落ちてくるんじゃない?
          重さじゃないんですよ。
      • by Anonymous Coward

        〉重いモノほど早く落ちるガリレオ以前の方でしょうか。

        もしかして、落下物自身が発する重力を考慮しないニュートン以前の方でしょうか。

        • by manmos (29892) on 2019年10月09日 14時36分 (#3698495) 日記

          > もしかして、落下物自身が発する重力を考慮しないニュートン以前の方でしょうか。

          もしかして、落下物自体が時空間を歪ませる事を考慮しないアインシュタイン以前の方でしょうか。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      実験を行ったのは、ニューメキシコ州デバカ郡人口約2200人、人口密度 0.37人/km2 コロンビア科学観測気球機関の本部もある郡都フォートサムナーに約1200人が住んでいるから、周辺の人口密度はさらに低い。

      まあサッカー場ほどの大きさの約3900万立方フィートの巨大なヘリウム風船だから人の多い処じゃ無理だわな。

    • by Anonymous Coward

      パラシュートで十分減速させて降ろすんだろうから、いきなり800kgの物が落ちてくる事は無いでしょう。
      それに日本と違って人口密度が低い広大な土地があっちにはあるんだから、安全の確保は容易ではないでしょうか。
      # とはいえ、こんなの [caltech.edu]がゆっくりとでも空(宇宙)から降りてくるならやっぱり怖いか。

      • by Anonymous Coward

        #空が落ちてくる?

        • by T.SKG (20663) on 2019年10月08日 17時28分 (#3698062) 日記

          Google Map でみると、人口1200人の町に空港があるんですよね、いわゆるセスナ機に人や荷物を乗せたら1トンくらいになりますから紐が切れて落ちて来た望遠鏡本体と事故ったセスナ機ならいい勝負かも知れません。

          気球のガワだとどうなんでしょうクシャクシャになって落ちてくるなら竜巻の尻尾か何かみたいに見えるかも。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      まさに気球存亡の秋

    • by Anonymous Coward

      一応気流は確認して回収する前提でしょう。
      予定外の事が起こる可能性も有りますが計画的には安全マージンも取っていると思いますよ。
      当人たちだって使い捨てにはしたく無いでしょうから。

  • by Anonymous Coward on 2019年10月08日 11時31分 (#3697865)

    ロケットでもないのに変な言い回しと思ったが、「観測ができるのは数時間だけとのことで、その後はパラシュートで降下する。」と云うから、気象観測ラジオゾンデの様にひたすら上昇し高空に上がると低圧で気球が破裂するタイプなら、「打ち上げ」という言い方もありか。

    # 昔「ウルトラマン」で怪獣スカイドンを、ヘリコプターや体内に水素を注入して宇宙に投棄しようとしていたなぁ。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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