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NASA

火星でヘリコプターを飛ばす瞬間が近づいている 7

ストーリー by nagazou
旅立ちの時は来た 部門より
taraiok 曰く、

NASAは7月20日に打ち上げられる予定の火星ミッションで、地表に実験用のヘリコプターを降ろすことを計画している。この火星ヘリコプターは「Ingenuity(優れた想像力)」という名称が付けられており、ロボット探査の新しい方向性を模索するという(The New York Timesslashdot)。

火星での飛行は簡単ではない。重力こそ地球の3分の1ほどだが、火星の表面では大気の密度は地球の100分の1と大気が薄いためだ。とくに火星の表面から離陸することは難易度が高いという。地球の高度100,000フィート相当を飛ぶのと変わらない。これは、ジェット旅客機が通常飛行する高度の2倍以上に相当する。

NASAジェット推進研究所のプロジェクト・マネージャーであるMiMi Aung氏は、別の惑星ではあるが、ライト兄弟が飛び立つ瞬間に似たものとなるだろう。約20年前は実現できない目標だと思っていた。しかし、電子機器の小型化やバッテリーの進歩、軽量に成形できるブレード材料などの技術が登場し、火星での飛行機械の夢が可能になったと語っている。

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  • by Anonymous Coward on 2020年06月29日 14時02分 (#3842237)

    現地調達ならぬ現地生産が最適解かと

  • by Anonymous Coward on 2020年07月01日 11時28分 (#3843463)

    >重力こそ地球の3分の1ほどだが、火星の表面では大気の密度は地球の100分の1と大気が薄い

    こういう情報がわかってるのに、いまだにプロペラで浮力を得るとか頭固いんではないだろうか?
    物事の視点を変えて柔軟に発想すれば他の仕組みが得られるのではないだろうか?

    素人ながらいくつかアイデアは浮かぶ

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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