NASA探査機「オシリス・レックス」が小惑星へのタッチダウンに成功 23
ストーリー by nagazou
探査は地球に帰るまでが探査 部門より
探査は地球に帰るまでが探査 部門より
AC0x01 曰く、
2016年に打ち上げられた小惑星からのサンプルリターンを目指すNASAの探査機「オシリス・レックス (OSIRIS-REx)」が、米東部時間20日夕方に、目的地である「ベンヌ」へのタッチダウンに成功した(NASAのプレスリリース, 毎日新聞の記事, NHKの記事, Slashdotの記事)。
オシリス・レックスは日本では米国版「はやぶさ」としても知られる探査機で、日本のはやぶさ同様に小惑星へのタッチダウンを行い、サンプルを回収することを目的としている。一方でサンプルの採取方法には、接地後に窒素ガスを地表面に吹き付け、舞い上がった砂粒や小石を採る独自の方式を採用していた。
なおタレこみ時点では、タッチダウン自体は成功が確認されているが、実際にサンプルが採取できたかはまだはっきりしておらず、確認には今後数日を要するとのこと。ベンヌも事前の想定より岩が多く、着陸地の選定は難航したが、最終的に「ナイチンゲール」と名付けられたクレーターからの採取が試みられた。地球への帰還は2023年9月を予定している。
オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:5, 興味深い)
オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む。
エジプト神話のオシリスのことかな?と思ったら
「Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer」
の頭文字語だった。
「起源、スペクトル分析、素材識別、安全、レゴリス調査機」ってなんだそりゃ。
安全はどっからきた。(地球近傍小惑星だから落ちてきた場合の安全ってことか?)
Re:オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:2, 興味深い)
オリオンがオライオンみたいなもんかねー。
P-3Cオライオン。なんで日本人なのにオライオンと読むのだろうかw
安全は不思議。多分語呂合わせの間に合わせだと思うけど、Scienceとかじゃ駄目だったのか。
アメリカだとSecurityが入ってると予算取得しやすくなる、とかそういうおまじないだったりしてなw
日本なら国際協調とか平和とか入ってるとよさげな気がするみたいな。
Re:オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:1)
>なんで日本人なのにオライオンと読むのだろうかw
そりゃP-3Cのメーカーであるロッキードがアメリカの企業だから、そこの商品名も
そこの会社の発音になるってだけじゃないですか?
オリオンとオライオンくらいならまだマシです。
もっとわかりにくいのが同じ会社のC-130ハーキュリーズ [wikipedia.org]。
日本でおなじみの呼び方ヘラクレスと、カタカナだと一文字も一致してません。
Re: (スコア:0)
ロサンゼルスも本来のスペイン語発音だと「ロス・アンヘレス」ですからね。
でもアメリカの都市だから米語発音をなぞるのが正しい。
ちなみにイギリス英語では「ロサンジェリース」と発音します。もうわけわかんない。
Re: (スコア:0)
>P-3Cオライオン。なんで日本人なのにオライオンと読むのだろうかw
ギリシャ語読みにするとWikipediaを徘徊しているギリシャ語読み警察が「オリオンじゃなくてオーリーオーンだ」とイチャモンをつけにきて、表記がものすごくめんどくさいことになるので勘弁してほしい。
もう少しまじめにいうと、シェイクスピアの戯曲を「ユリウス・カエサル」ではなく「ジュリアス・シーザー」と読むのと同じ理由かと。
Re:オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:1)
OsiriX [wikipedia.org]をおしりックスて読んでました。
Re:オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:1)
公式サイト [asteroidmission.org]によると、
とのことです。
小型の小惑星はヤルコフスキー効果 [wikipedia.org]で軌道が予測できない変化を起こすため、その効果の影響がどれだけのものかを測定して、将来の小惑星ニアミスに役立てようとしているっぽいです。
# そう聞いても、"Security"はこじつけ臭いですが(^^;)
Re: (スコア:0)
国防、安全保障もセキュリティ
Re:オシリスをアメリカ人はどういうわけかオサイリスと読む (スコア:1)
Safe じゃなくてSecurityだからね。
Re: (スコア:0)
毛沢東をマオツォートンじゃなくてモウタクトウと読むようなもの。欧米ではラテン文字の綴りは自国語風に読むのがデフォ。
接地時の映像も公開 (スコア:3, 参考になる)
本文に書いてあるプレスリリースだと接地の直前までしか映ってないですが、今日のプレスリリース [nasa.gov]だと接地した瞬間の映像も映ってますね。
はやぶさ2の時もかなり巻き上がってた気がするので、窒素ガスの効果がどれほどかは謎ですが、例によって結構巻き上がっている模様。ちゃんと入っているといいのですが。
おしり (スコア:1)
Re: (スコア:0)
オッシリアから来た団子三兄弟が北風小僧にやられたんかいな
(出典:みんなのうた(NHK))
Re: (スコア:0)
ここがおしりスレですね?
タッチしてダウン
吹き付ける (スコア:0)
> サンプルの採取方法には、接地後に窒素ガスを地表面に吹き付け、舞い上がった砂粒や小石を採る独自の方式を採用
真空状態で窒素ガスを吹き付けた場合、拡散の方が早くて方向性を持った風は形成できない気がするのだが、どうだろう。
Re:吹き付ける (スコア:3, おもしろおかしい)
馬鹿じゃねえの?
NASAの探査機がそんな間抜けな設計のわけねえだろ。
ちゃんと計算されてる。角度とか。
Re:吹き付ける (スコア:3)
マジレスすると,風船から吹き出すような風はたしかに分子がランダムな
運動速度を持っているので真空で吹き出すと広がってしまいますが,
超音速ノズルから吹き出したガスの分子は断熱冷却によってほぼ一様な
速度分布を持つようになります.
実際のガス噴射方法は知りません.
Re: (スコア:0)
> 実際のガス噴射方法は知りません.
おしりのほうから、ぷうっと。
Re:吹き付ける (スコア:1)
NASAのプレスリリースに動画が有るから見てくると良いよ。
https://youtu.be/NjlGYHJ2560?t=13 [youtu.be]
Re: (スコア:0)
真空状態で窒素ガスを吹き付けた場合、拡散の方が早くて方向性を持った風は形成できない気がするのだが、どうだろう。
その「拡散」が風になるんだよ
Re: (スコア:0)
吹き付ける、って表現で勘違いしてるかも。
接地後とあるけど、実は地面にくっついた所から吹いてるとしたら?
例えばサンプラーホーンの外周を囲むようにノズルの穴があってそっから接地した瞬間に吹く。
表面の砂や石は擾乱されて吹き上がる。別に風で吹き飛ばす必要はなく、泥水の中に空気を吹き込んだ時みたいに吹き上げればいい。
実際の作り分からないから思いつきだけど、まぁいろんなアイディア試して、実験もしたんでしょう。
なにせNASAだからね。実験設備色々揃ってそうだ。
多分、最後に重要になるのは、ノズルの角度…。
タッチダウンの後は (スコア:0)
トライフォーポイントまで成功するといいですね。
Re: (スコア:0)
2ポイントコンバージョンはやるのかな。
採取量が少ない場合はオスプレイという地名の所で再度採取するらしいけど。
それと、タッチダウンのサンプル採取動作は3回まで行えるらしい…。
絶対アメフト絡みで数決めただろw