Virgin OrbitとABL Space Systems、小型ロケット2社が相次ぎ打ち上げ失敗 9
ストーリー by nagazou
負のスパイラル 部門より
負のスパイラル 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
1月9日、航空機からの小型ロケットLauncherOneの空中発射を手掛ける米宇宙ベンチャーVirgin Orbitは、初めてとなるイギリスの空港から離陸しての打ち上げを実施したが、2段目のエンジン燃焼中に異常が発生。打ち上げに失敗した。LauncherOneはこれまで6回の打ち上げをしているが、打ち上げ失敗は1回目に続きこれが2度目(sorae、CNN、Space.com)。
また翌10日には小型ロケットRS1で初打ち上げを目指す米宇宙ベンチャーABL Space Systems社も打ち上げを実施したが、こちらも打ち上げ中に異常が発生。軌道に到達しなかったという。小型ロケット市場は成長が期待される分野として多くの企業が参入を目指しているが、安定した打ち上げに至るには、なかなか難しそうである。
マスドライバーとかと (スコア:0)
併用は出来ないもんなのかな・・・
Re: (スコア:0)
大気中、つまり地球では無理ですよ。
ロケットの第1段目は大抵、大気の底から上に抜けるだけで終わります(※)。
例えばFalcon9の 打ち上げから戻って着陸までの映像 [twitter.com]とか見ると、ほとんど水平距離を稼がずに戻ってきてます。つまり分厚い大気の空気抵抗を避けるためだけに上空まで持ち上げてる。
地上にマスドライバーを作っても、そのエネルギーは空気抵抗で減殺されてほとんど活かせません。
というわけで、大気が薄い成層圏まで飛行機で上がってからロケットを発射すればいいじゃん!
Re: (スコア:0)
まだ諦めていない人たちもいるようだ
https://news.mynavi.jp/techplus/article/kinmirai-technology-kenbunroku-64/ [mynavi.jp]
Re: (スコア:0)
空中発射の主目的は打ち上げ場所の自由度の高さです。
空中発射の話題語出るたびに載せている気がするけれど、解説
https://iss.jaxa.jp/column/norisan/vol11.html [iss.jaxa.jp]
その長所は地上からの打上に比べて、
母機が離着陸出来る飛行場に、安全上の基準を満たす整備設備があればよく、射場の簡素化が出来る。
通常打上げで問題になる射場上空の氷結層や雷雲などは、 母機さえ飛べれば影響を受けない。
母機の発着する射場の緯度や周辺の状況に関係なく、公海上空で発射が出来るので、目的の軌道投入が容易になる。
赤道近くで打ち上げが可能になり、地球自転速度
第5のパイロン (スコア:0)
747はエンジン輸送用に第5のパイロンを取り付けられるそうだが、それを利用してるのかな?
Re: (スコア:0)
そうみたいです。
https://srad.jp/comment/3963058 [srad.jp]
Virgin Orbitの打ち上げは歴史的な奴になる筈だったらしい (スコア:0)
ヴァージンの空中発射ロケット打ち上げが失敗、初の英国からの軌道到達ならず [mynavi.jp]
打ち上げ自体は6回目だけど、今回初のイギリスでの打ち上げということで政治的にいろいろ注目が高い奴だったようで…。
これが失敗してしまったのは、Virgin Orbitにとってはただの打ち上げ失敗以上に痛手だったのかもしれませんね。
Re: (スコア:0)
西欧から打ち上げたことがなかったとはしらなかった。
まぁ、たしかに東に向けて打ち上げることが完全に不可能だから、そういう意味では当然なのかな。
極軌道なら大西洋に向かってあげれば良いし、イスラエルみたいに西に打つ手もあっただろうけど、海外領土や連邦国があればそっち使うだろうからなぁ。
英国のロケットって点では、オーストラリアから上げてますね。
衛星打ち上げ能力を獲得したのに手放した唯一の国家、だったと思った。まぁESAに統合なので手放したと言われると微妙だが…。
しかし、6回打ち上げて2回失敗ってことは意外と成功してる方だね。1回目の失敗は織り込み済みだろうから。
たまにはStratolaunchも思い出してあげて欲しい (スコア:0)
一時は事業閉鎖の話が流れたけど頑張っているようです。
世界最大の航空機、マッハ5で飛ぶ航空機を抱えて試験飛行
https://www.phileweb.com/news/gadget/202211/01/334.html [phileweb.com]