「うるう秒」に代わる「うるう分」の提案 77
ストーリー by headless
提案 部門より
提案 部門より
うるう秒に代わる時刻調整の仕組みとして、米国立標準技術研究所 (NIST) の時間・周波数部門でネットワーク同期プロジェクトを率いるジューダ・レバイン氏が「うるう分」を提案しているそうだ
(The New York Times の記事、
Ars Technica の記事)。
地球の自転で決まる時刻と原子時計で決まる時刻のずれを調整するうるう秒はさまざまな問題を引き起こしており、2035 年までの廃止が決まっている。それでも時刻の調整は必要であり、調整間隔を数年から半世紀程度に伸ばして対応頻度を減らすというのがうるう分の趣旨だ。レバイン氏の草案はすでに回覧されており、11 月 20 日からドバイで開催される 2023 年世界無線通信会議 (WRC-23) で正式に提案するとのことだ。
地球の自転で決まる時刻と原子時計で決まる時刻のずれを調整するうるう秒はさまざまな問題を引き起こしており、2035 年までの廃止が決まっている。それでも時刻の調整は必要であり、調整間隔を数年から半世紀程度に伸ばして対応頻度を減らすというのがうるう分の趣旨だ。レバイン氏の草案はすでに回覧されており、11 月 20 日からドバイで開催される 2023 年世界無線通信会議 (WRC-23) で正式に提案するとのことだ。
ノウハウが蓄積できない (スコア:5, すばらしい洞察)
半世紀に一度ではノウハウの蓄積ができず、毎回Y2K並みの大騒ぎになることが必至。それなら数年おきに小さなトラブルを起こしながらノウハウが蓄積されるうるう秒の方がずっといい。
各宮で行われる式年遷宮でも、せいぜい神宮の20年おきが最大なのは、それ以上になると技術の継承ができないから。50年は長すぎる。
Re:ノウハウが蓄積できない (スコア:1)
ITだけにかぎるとそうだろうけど、航空とか海上とか安全にかかわる部分も関係してくるからね。
100年に一度ならそのときだけ特別な措置をとることも受け入れられるかもしれないけど、しょっちゅうあるとどうなるか。
まあ現時点ではそれほど発生頻度も高くないような気もするけど。
そのうちPCとかも内部的にUTCではなくGPS時間等を保持するようになる方がいいのかも。
Re: (スコア:0)
うるう秒とその対応ってこと自体はずっと昔からあるんですよ。
ってこと知らなくてもリンク先見ればすぐわかるんですけどね。
Re: (スコア:0)
対応が問題ないのなら廃止しようっていう意見はでてこないけど
近年問題が増加しているからうるう秒を廃止しようっていう意見がでていることはリンク先どころか
トピックの文章を読めばすぐわかるんですけどね。
Re: (スコア:0)
GPS週数ロールオーバーで不具合だしそう
Re: (スコア:0)
航空とか海上とか安全にかかわる部分は、天文と同様に国際原子時で回せば良いだろ。
Re:ノウハウが蓄積できない (スコア:1)
週末に伊豆で祭りの山車が横転した不幸な事故があり、地元の方がコロナで3年ぶりでのノウハウ継承問題を話しておられましたね。。
物事によっては数年スパンでもノウハウ継承が難しいものもありそうですね
(原発もよく人材・ノウハウ面の維持リスクが指摘されますが実際どうなんでしょう)
Re: (スコア:0)
ほんとコレで、未来になったらもっとシステムが密結合してるだろうからヤバすぎる。
Re: (スコア:0)
???「臨時作業の案件として利益取れるだろう? これだからお前らは見識が浅い」
Re: (スコア:0)
俺、そのころ死んでるやん
ネズミ著作権式 (スコア:0)
50年間近になったらうるう2分が提案されるから大丈夫!
地球の自転を加速すればいいだけじゃん (スコア:2)
100年後に実現するだろう
Re: (スコア:0)
奴隷がぐるぐる回す棒が地球に直結していて自転を加速させるんですね
Re:地球の自転を加速すればいいだけじゃん (スコア:1)
支点をくれれば動かしてやるって言ってたのはアルキメデスだっけ?
Re: (スコア:0)
シュナイダープロペラやヘリのローターの様に、外部電力で回転し位相ごとに半径が可変するはずみ車群を地上に頑強に設置し、遠心力差で地球の自転を加速する。
今後も月との相互作用で自転角速度は低下していくだろうし、マスドライバーの実用化はそれを顕著にしていくだろう。
当然軌道エレベーター(スペースデブリで建設は不可能かも知れないが)の先端を逐次伸ばしていく必要が生じ非常に不便。
銀英伝の主要惑星の首都都市で、時刻が揃っているのは、演出上のご都合だとWikipedia日本語版では書かれているが、こうした技術で銀河標準時に合わせている可能性もある。
Re: (スコア:0)
Wikipediaにそんなこと書かれてるんだ
あとがきにあったやつかな
Re: (スコア:0)
100年もあれば、地球の自転を24時間弱止められるさ。
一日お休み。
うるう年を再定義して (スコア:1)
# うるう秒が秒単位での調整なのと整合するぞ
Re: (スコア:0)
1年間で約+6時間のズレが発生する
そのズレを解消する為に4年に一度潤年がある。
100年に目は潤年がにならない。
それは潤年がの計算ですでに行われていること。
ただ1日以下の修正方法が今回の議題の内容である
Re:うるう年を再定義して (スコア:1)
この人はジョークとして
・「うるう秒」は秒の追加なのに、「うるう年」は日を追加してるの言葉として一貫してないからおかしくない?
・1日以下の調整なんてやらずに、1年分たまったらまるまる1年分追加するようにすれば(当然途中で季節も時間もズレまくる)もっともっと問題を先延ばしにできるでしょ(という揶揄い)
を同時に言ってるのであって、あなたが突っ込んでるようなことは当然全員理解しています。
名称を変えれば (スコア:1)
くるう秒に変えればご愛嬌
# だがしかしエンジニアだけは許されない
うるうマイクロ秒へ (スコア:1)
分なんて単位で時間が飛んだら。それこそ騒ぎになるから、
秒以下の単位でこっそり時間を調整してほしい....
Re:うるうマイクロ秒へ (スコア:1)
昔はやってたそうで(旧協定世界時)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%94%E5%AE%9A%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%... [wikipedia.org]
# これやってた頃の短波JJYって、搬送波と時刻(の変調)が同期してなかったって事か…?
Re: (スコア:0)
それはもうやってるのがあったような
関連ストーリにあるやつとか
Re: (スコア:0)
楕円軌道上を公転する地球(現状軌道離心率0.0167だが、惑星間重力の相互作用により、ほぼ0から約0.05までの間を振れるのだそうな)の公転角速度は、ケプラーの第二法則より太陽との距離と逆比例関係にある。
つまりうるうマイクロ秒を入れるなら、毎日とか毎週のレベルになると憂慮するのだが(特に太陽実測を重んじるヒジュラ暦の場合)。
Re: (スコア:0)
いいアイデアだと思うけど、RTCとかの改修が必要そう
年ごとに可変長に (スコア:0)
月が30や31であるように、年ごとに可変長のしとけば良い
12月1日24時を増やす
つまり翌年の1月1日からジャストに調整される仕組み
Re: (スコア:0)
今のうるう秒に倣えば日本は1月1日の9時ジャストですがジャストとは?
Re: (スコア:0)
やるなら閏月でしょう
定期的に+1ヶ月の税収アップな年がつくれます
景気を誤魔化すのも楽ちん
地面は動く (スコア:0)
ハワイなんて毎年8cm程度移動しているのだから、経線移動させても良いじゃないか。
#赤道上で1秒46cm程度に相当。3.11での日本の移動距離を考えれば問題ないな。
Re: (スコア:0)
まじめな話、うるう秒とかうるう年(日単位)が必要なのは天文関係だけで地面は関係ないのでは?
2年たつと夜勤になったとしても窓のない部屋で仕事をすれば問題ないから、ITとの親和性は高い。
秒のずれとかなおさらでしょ。
Re: (スコア:0)
赤道上に核融合ロケットエンジンを設置し、公転速度を加減速します。燃料は海水の重水素を使います。
地球の公転軌道を変更するより簡単でしょう。
Re: (スコア:0)
公転軌道を変更せずに公転速度を変えるのは、相当困難だぞ。
どうせ温暖化対策(人間がどうこうせずとも、太陽定数は基本上がる方向だ)で地球軌道を外に動かさなきゃならないのだから、自転も公転も同時にいじれば良い。
Re: (スコア:0)
そういやグリニッジ天文台の移動はどうしてるんだろう
Re:地面は動く (スコア:1)
現状経度0°の子午線はグリニッジ天文台の東100m程の位置にあるそうなので、経度の制定的な意味では単なる記念碑になっています。
天文台としては知らない。国立天文台みたいな感じなのでしょうか。
Re:地面は動く (スコア:1)
// なお赤道上の経度1秒は30mほどとの由
2月29日に全責任を押し付けて (スコア:0)
4年に一度、全ての辻褄を合わせれば良い
2月29日24時61分61秒とか
時刻は人の作りしモノとはいえ (スコア:0)
これ、大丈夫なのですかね。
天体観測とか宇宙の航行とか、そういう時代になったときに、
「今年は次のうるう分まであと20年なので、標準時刻は地球の自転と30秒くらいズレている」みたいな代物が
10年50年単位であり続けることになるのでしょ。
後世の人から「あの時代の人々が目先の時刻合わせの都合を優先した結果、宇宙世紀に残された厄介な負の遺産」
みたいに言われなかろうかね。
もっと乖離の少ない原子時計の研究というのも有りだと思うのだけど。
もしくは、自転とは無関係の原子時計で近似させようとするから誤差が出るのだろうから、
それこそ北極星を測位したデータを使って標準時刻を出すとかしてもよいのではなかろうかなとも。
Re:時刻は人の作りしモノとはいえ (スコア:1)
どうして歴史を逆に辿るかねえ。
もともと、時間単位は、地球の自転で定義していた。
ところが、自転にゆらぎがあるうえ、どんどん遅くなっている(永年加速)と分かったので、地球の公転で時間単位を決めるようになった。
それもゆらぎがあるというので、それよりもゆらぎの少ない原子時計で時間単位を決めることにした。
このとき、地球の自転速度がどんどん遅くなっているって分かってたのに、1900年1月1日の1日を86400秒にしちまった。
どうせなら、2000年1月1日の推定される1日を86400秒相当にしとけばよかったのに...
Re: (スコア:0)
問題はどこにあるのか
問題はコンピュータで処理できないこと。
プログラムでどうにかできる方式にないことが google なんかが嫌がってる理由だと思う。
例えばエポックをずらすとかはどうだろう。unix 系では 1970 年からの秒数でプログラムは動いている。
これを 100 年毎に切り替えるとか。うるう年の世紀またぎみたいに例外の更にレアな例外を作る。
つまり、例外処理を作るけど、その数を少なくして、再プログラムの労力も限定的にする、と。
あるいは、近似値を用いる。年あたりに一定値を加(減)する。そういう近似値が有るかはしらないケド。
要するに一定の労力でプログラム的に扱える形ってのが必要なことなんだ。と、思うんだけどなぁ
Re: (スコア:0)
もともと、時間単位は、地球の自転で定義していた。
正確には「自転+公転の一年の日数分の1だ」。
地球は自転しているが、同時に公転し、一日とは対宇宙自転360度に加えて、対太陽公転の360/365.2422度自転する事を言う。
ここで地球の楕円軌道+ケプラーの第二法則による1日の揺らぎを除いても、一日とは地球が361度弱自転する時間である事は考慮すべき。
Re: (スコア:0)
その頃には宇宙世紀に移行して旧暦あつかいだから問題ないのでは?
Re: (スコア:0)
うるうが出る理由はそんな誤差の問題じゃないんよ
Re: (スコア:0)
宇宙に出たのに、地球の時間に魂を縛られた人々は、ニュータイプの出来損ないに抹殺されればいいよ
うるう分ができるなら (スコア:0)
うるおう月もあって良いんじゃないのかね?閣下。
Re: (スコア:0)
これって何か元ネタでもあるの?
Re: (スコア:0)
大隈重信が13月を無くして国の財政がうるおった。
Re: (スコア:0)
自分も元ネタ知りたい
軽いツッコミとして大隈コメントしたが、ここ3つのコメントがほぼ同時で、元ネタは何かとのコメントに対する答えにも見えちゃうので自己コメントした。
Re: (スコア:0)
2月は元々日数が少ない上、祝日が2日で労働時間がすごく少ないのに他の月と同じ給料でうるおう月だと思う
Re: (スコア:0)
世の中には時給、日給というものがあってだな。
そもそも月給=年給相当額÷12で計算しているし。せいぜい、次の給料日までが短いくらいのものでしょ。