
NASA、民間によるISSへの乗員輸送プロジェクトにボーイングとSpaceXを選定 16
ストーリー by hylom
打ち上げが楽しみである 部門より
打ち上げが楽しみである 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
NASAは16日、以前より進められていた民間による国際宇宙ステーション(ISS)への乗員輸送計画について、ボーイングとSpaceXの2社を選定したことを発表した(プレスリリース、WSJ、ロイター、Sorae.jp、Slashdot)。
これは2010年より進められていたCCDev計画に基づくもの。過去2回の選定により、候補はボーイングのCST-100、SpaceXのドラゴン、シエラネヴァダのドリームチェイサーの3機の宇宙船に絞られていたが、最終的にカプセル型の2機が選ばれる形となった。契約額はボーイングが42億ドル、SpaceXが26億ドルで両社は2017年以降に初打ち上げを実施する。
今回選ばれた2機では、CST-100がオーソドックスな構成の低リスクな機体、ドラゴンが逆噴射による垂直着陸といった新機軸を備えた野心的な機体、という位置付けと思われる。NASAはこの他にも自前のオリオン宇宙船を開発しており、こちらの初有人飛行は2020年代に予定されている。
Re:垂直着陸 (スコア:2)
パラシュートはあくまで予備。
現在貨物輸送の任に就いてるドラゴン宇宙船を有人化してテストも行っているDragon Cでやり、V2は将来のものだと思ってたから一寸意外ではあるけどね。