「人為的な要因による地球温暖化」の兆候は20世紀半ばから出ていた? 13
ストーリー by hylom
最近の問題ではなかった? 部門より
最近の問題ではなかった? 部門より
taraiok 曰く、
米国科学アカデミー(NAS)は1958年、米国政府に対して人為的な要因により地球温暖化が進む兆候「Anthropogenic Global Warming(AGW)」が出ていると警告を行っていたという。同年にFrank Capra氏によって作られた教育ドキュメンタリー「The Unchained Goddess」でも、人工気候変動の危険性について取り上げられていたこともあるそうだ。メルボルン大学の最新の研究では、地球温暖化の兆候が20世紀半ばから出ていたことが分かってきたという(The Conversation、OpenCulture、Slashdot)。
この研究では、最先端の気候モデルを用いてシミュレートし、人為的な気候変動の兆候がいつ頃から見られたかを調査したもの。シミュレートで判明したもっとも古い兆候は1960年代半ばに熱帯地方に現れたいたようだ。気候モデルによると、平均気温への影響は1940年代のアフリカの一部の地域や北オーストラリアの太平洋諸国で現れていることが分かったとしている。
え?「でていた?」? (スコア:1)
いわゆる石炭による産業革命が18世紀半ばから19世紀、
石油・電気による第二次産業革命が19世紀半ばから20世紀はじめ。
20世紀半ばに人為的な気候の変化の徴候が現れ始める。
原因→結果の位相差としてはごく普通に感じられる。
一方、CO2は
産業革命以前280 ppm → ハワイでの観測開始時(1958年)315ppm → 2005年 380 ppm
20世紀半ばで影響が全くなかったらむしろ不思議な気がする。
Re:え?「でていた?」? (スコア:1)
『ヤバい経済学』では、20世紀前半の動力源としての馬もあげられていました。
乗馬を使用する人口が増加し、馬糞が郊外の随所に積み上げられ、CO2の20倍の温室効果をもつメタンを放出し続ける‥
Re: (スコア:0)
「影響が出ていた」のではなく「影響の兆候が出ていた」です。
「ちゃんと調べておけば、20世紀半ばの時点で温暖化が始まったことを知ることができたはず(なのに怠った)」という話かと。
いわゆる後知恵ですね。
OpenCultureのほうは、「これ指摘したFrank Capraは保守派の共和党員だぜ」とも言ってます。
# man-made climate change →
# △人工気候変動
# ○人為的気候変動
# taraiokちゃんはGoogle先生に頼り切りをやめましょう。
Re:え?「でていた?」? (スコア:1)
>いわゆる石炭による産業革命が18世紀半ばから19世紀、
産業革命以降は兆候は絶対に出てるよね。
下手したら狩猟生活メインから定着しての農耕生活が流行りだした頃からなんらかの兆候ありそう。
Re: (スコア:0)
>下手したら狩猟生活メインから定着しての農耕生活が流行りだした頃からなんらかの兆候ありそう。
そうだね、そういう説 [nikkei-science.com]もあるよね。
(ってそれを読んだのは 10年前だったのか!)
Re: (スコア:0)
その説では、8000年前からCO2濃度が増加していると言ってます。
が、どの程度でしょうか?
このページ [es-inc.jp]に、過去10000年のCO2濃度の推移のデータがあります。
たしかに、6000~7000年前くらいを境として、それ以前は減少、それ以後は増加しているように見えます。
しかし、それは非常に緩やかな減少・増加であって、最近100年くらいの増加と比べると誤差みたいなものです。
兆候は (スコア:2)
Re: (スコア:0)
山田君、座布団全部没収しなさい
Re: (スコア:0)
人類の農業・牧畜の失敗に伴う砂漠化・砂漠の拡大は、気象変動の結果なのだろうか、それとも気象変動の原因なんだろうか。
Re: (スコア:0)
(#2892043)だが、わかりにくいコメタイトルですまない。コメ本文を読めばお分かりになられるように、
>「でていた?」?
は「でていた」と示されたことにコメ主の気持ちとして「?」を付けたんじゃなくて、タレこみタイトルで「でていた?」、と「タレこみ人が出ていたことに疑問符をつけた」ことに (#2892043)のコメタイトルで「でていた?」に「?」をつけて
>「でていた?」?
にしたんだ。うむ、自分で解説しても全くもって回りくどいなw
人為的な要因による気候変動はもっと古代から。 (スコア:1)
砂漠化という形で気候変動をもたらしたものなら、もっと古代からあるよね?
例えば、レバノン杉の過剰な伐採と気候を無視した耕作地化で、結局砂漠になってしまった今のイスラエルからシリア・トルコあたりなんかがありますよね。
ほかにも、本来森林地帯だったのを焼き畑で畑や牧草地にした後、それがきっかけで乾燥化して砂漠になった地域なんかもある。
カスピ海の消失だって、人為的な要因による気候変動の一つだろう。
人為的な要因による気候変動というくくりで考えれば、二酸化炭素の増加による温暖化が問題になる以前から、盛大にやらかしてきて仕舞ているという点を無視してはならない。
それに、現在進行形で、熱帯雨林破壊して耕作地にしたはいいけれど、熱帯雨林が維持していた湿潤な環境が破壊されて乾燥化して砂漠が増えているのも、温暖化の一因になっている。
楼蘭ではないが、かつて知的生命による文明が存在していた痕跡がある砂漠というのが、地球全体に広がって、人類が滅亡寸残にならないと、理解できない集団が人類なら、滅ぶしかないだろうなあ。
Re: (スコア:0)
おいおい
勝手にカスピ海消すなよ!
高級食料品店に行けばカスピ海産キャビア普通に売ってるよ!
消えたのはアラル海!
隣だけどカスピ海は今少し水面上昇してる!
カスピ海の水面は海抜以下だけど
それは昔から
塩分濃度は一般の海水より低いから海水が後退してから河川水が流れ込んで出来たと見られている
大きなものではヴォルガ川が流れ込んでいる
だからヴォルガの水量、すなわち北東ヨーロッパの降水量で水面が上下する
同地域の降水量はよく知られているようにカリブ海からの水蒸気供給に左右される
この辺のメカニズムは結構複雑だよ
酪農と肉食を禁止しよう (スコア:0)
そうだ、酪農と肉食を禁止しよう。肉食のための酪農のために森林を破壊し、放牧で乾燥化を助長し、砂漠を広げ温暖化を加速してきたのが、文明発祥後の人類の歴史である。人口を減らし、酪農と肉食を禁止すれば、だいぶ自然にやさしい生活になるはずだ。酪農をしないのなら、穀物の生産量だって今ほどいらなくなる。穀物の不足は、主に先進国や酪農地域で穀物を肉に変えているから発生しているものだしね。
ローマ帝国時代には緑豊かな大地だったのに、その後の過放牧で、現在砂漠とかって、人間の罪は重い。