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宇宙

ホーキング博士曰く、異星人が地球に来たら人類は虐殺される 94

ストーリー by hylom
絶滅危惧種として保護してくれませんかね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

先日「史上最大規模」という地球外知的生命体探査計画を明らかにした宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、もし異星人が地球にやってきたら地球人は虐殺される、との見解を示したそうだ(ITmedia)。

博士はコロンブスが米大陸に上陸した際に発生した先住民族の虐殺のようなことが地球でも起こりうるとした。その理由として、「高度な文明を持つエイリアンは、自分たちが征服して植民地にする惑星を探すため」としている。

博士は以前から、地球外生命体を確認しても容易に接触すべきではないとの立場を示している。

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  • なんて噴飯物のステロタイプな思考。
    恒星間飛行に要する超技術を考慮すると、たかが植民地探しに外宇宙に出る事自体無意味。
    大西洋横断以前にも(陸地沿いだが)同等距離の航海技術は存在してたし、近海や内海でも外洋航海相当の荒天は経験済み。
    技術的には実は高度な物では無く、要は「リスクを取れるか」の問題だった。

    でも、恒星間飛行となると、とんでもない技術革新が必須。
    ぶっちゃけ、外宇宙に殖民するよりもコロニーとかを作る方がはるかに容易だし、殖民に適した惑星を探すよりもテラフォーミングとかを検討する方がよっぽど早いと思われる。
    資源とかも、地殻を掘りぬく手間を考慮すれば、そこらの小惑星から採取する方がよっぽど低コスト。

    もし、地球に異星人が来るとすれば、目的は資源や殖民以外の「何か」しか無いと思ってる。
    文化交流が目的とかの方が余程現実的じゃないかな?

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    • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 18時02分 (#2899736)

      >もし、地球に異星人が来るとすれば、目的は資源や殖民以外の「何か」しか無いと思ってる。
      >文化交流が目的とかの方が余程現実的じゃないかな?

      目的が実に平和的で、訪問者の動機は敬虔な信仰で戦争なんて起きてないけど、訪問地がとてつもない大混乱に陥った事例なんてのも世界史を手繰れば枚挙に尽きないわけで。

      例:
      マンサムーサ [wikipedia.org]

      マンサ・ムーサは1324年のメッカ巡礼で有名である。豪華なムーサの一行は周辺の国家にマリ帝国の富裕さを知らしめた。(snip)

      途上で訪れたカイロでは莫大な黄金をばらまいたため、金相場が暴落し10年以上の間インフレーションが続いたといわれる。ムーサのメッカ巡礼後にマリを訪れたマムルーク朝の学者アル=ウマリー(英語版)はこの様子を次のように表している。「エジプトでの金の価格は彼ら(マンサ・ムーサ一行)が来たあの年(1324年)までは高かった。1ミスカール(英語版)、4.25グラム)の金は25ディルハム(通貨単位)を下回ることはなく、常にそれを上回っていた。しかしその時以来金の価格は下落し現在も下がり続けている。1ミスカルの金の価格は22ディルハムを下回った。そのときから約12年たった今日でもこのような状態であるのは、彼らがエジプトに持ち込み、ばら撒いていった大量の金が原因である」

      親コメント
    • もし、地球に異星人が来るとすれば、目的は資源や殖民以外の「何か」しか無いと思ってる。

      ウルトラマンのバルタン星人「自分達の故郷の星も。他の星人の故郷の星も、いつまでも安泰だと思ってるとは、平和ボケが過ぎるな」
      マーベル・コミックのスクラル人「まったくだ。我が帝国なんか、居住可能な星を1つ残らず喰われてしまったしな」

      親コメント
    • 対等な異文化交流なら文明程度も魔法とは言えない似たようなレベルだから、多大なエネルギーをかけて「やってくる」必要は無いのですよ。端末で十分。
      となると来る理由は何か質量をもった物資か、情報を得るためだろう。
      大量の物資を持ち去るなら地球側から攻撃するだろうし、
      情報なら遺伝子やら文化やら未知の魂でもサンプルとして人間を採取するだろう。

      もっと単純に言えば、地球人が他惑星に下級生命を発見したら採取するに決まってるだろう。
      そんな当然な話かと

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      人類だって先住民族殺してた頃は、隣の大陸行くのも大航海だったわけです。
      今は(お金さえあれば)飛行機でひとっ飛び。
      外宇宙人が数百光年離れた星に行くのが、大航海か、それともひとっ飛びかはわからないでしょう。
      資源にしても、石油やウランはどうでもよくて、ましてそのへんの小惑星で取れる水でもなく、
      人類の知らない何かかもしれない。魂とかそういうの。
      マクロス7みたいな。

      つまり異星人は侵略に来るのかといえば、そんなのわかんね。でも絶対ないとはいえない。

    • by Anonymous Coward

      > 目的は資源や殖民以外の「何か」しか無い

      ずばりタネ探し。シードハンティング。遺伝子や酵素を求めて宇宙を渡り歩く生化学者。

      # そこのアナタ、今股間を押えましたか?

    • by Anonymous Coward

      植民地探しというのは、それこそ一般受けするための説明でしょ。
      人類だって白頭鷲を保護する気持ちはあっても、風力発電の風車で何羽か死ぬことは許容するし、小さな子供が昆虫を玩具にしても、自然に親しむ活動の一環だったりする。そして超文明の主にとっては、人類の文明なんて、たまたま目に付いた一匹の昆虫かも知れない。
      わざわざ、ココに居ると知らせる必要はない。一番卑近な例として、アメリカ発見とその後の原住民の悲劇を採り上げているだけ。

    • by Anonymous Coward

      宇宙的規模で見たら別に地球そのものにはそこまで価値は無い。

      水なんて液体の状態に限定しなければいくらでも入手できるし。
      資源やエネルギー目的で来るのなら、真っ先に木星とか太陽に行くだろうし。

      恒星間航行が出来る文明なら、恒星だけあれば勝手にダイソン球被せれば惑星を使うより遥かに効率よく拠点もエネルギーも確保できる。
      (俺らの文明レベルで言えば、水がたくさん欲しいのなら小川のまま水を汲むんじゃなくダムを作るってのと同じ話)

      地球が滅亡するとしたらその際に地球へのエネルギーが遮断されるか、もしくはダイソン球そのものの素材として地球が使われるケースだけだと思う。

      生命体そのものや文明に価値を見出さない限りはわざわざ地球じゃなくていいし、太陽系じゃなくていい。
      だから、地球に来る以上は地球じゃなく生命の方が重要なので絶滅させる理由もない。

    • by Anonymous Coward

      それ地球人目線
      異星人が地球人と似たような思考回路ならそれでもいいが、それはすごい楽観的な考えではなかろうか?

    • by Anonymous Coward

      地球の歴史に照らし合わせると植民地政策の目的は宗教関係かもしれない。

  • 悪意ある宇宙人が地球から接触できる場所に来てる時点でもう手遅れでしょ。
    どうせ滅ぼされるんだったら、敢えて接触を図ってみるのもいいんじゃない?

  • by renja (12958) on 2015年10月14日 21時00分 (#2899882) 日記

    科学者が「可能性」を語ると、科学者が「断定した」という話にすり替えられる。
    ホーキンス博士の言葉と記事の内容とでは、ニュアンスの乖離が激しい。

    --

    ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 15時58分 (#2899628)

    「高度な文明を持つエイリアンは、自分たちが征服して植民地にする惑星を探すため」

       ↓

    <スペースX社、火星に8万人移住計画>
    http://science.srad.jp/story/12/11/29/0917231/ [science.srad.jp]

    • by Anonymous Coward

      まあ火星に居るかもしれない微生物にとっては、基地作ったりgもといテラフォーミングしたりするのは侵略行為ではあるが。

      それも実現すればの話だしなあ。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 16時09分 (#2899635)

    恒星間宇宙に進出した文明/個体は、すべての恒星系/天体に通信工作施設(必要に応じて何でも作れる〈種〉)を残しながら、おおよそ拡大する球体として広がるだろう。そして平均拡大速度が光速の1%であっても、1千万年で銀河のすべての恒星系を征服する。

    知られている原理に基づくテクノロジーでこの推進力に使えそうなものとしてライトセールとプッシュレーザーが挙げられる。で、これを用いた場合、用いられる兆単位のレーザー放射器が発する、恒星の光と比較可能なほどのレーザー光が銀河に満ちているのを観測できるはずで、しかし実際にはそういうものはこの銀河にも他の銀河にも観測されていないわけで、さあ、宇宙は寂しいところだなあ……

  • by GameKeeper (777) on 2015年10月14日 16時29分 (#2899654)

    植民地ってのはイメージしやすい例の一つですね。
    実際の可能性として、人間が想像するようなわかりやすい生命体としての宇宙人が地球に来た場合、リスクとしてはこんな感じでしょうか。

    ・食料として捕食する
    ・加工用の材料として捕獲、屠殺する
    ・存在自体を気にしない(が、結果として殺される)
    ・地球や宇宙人にとって有害と認識され駆除される
    ・積極的に殺しはしないが、支配される

    動物愛護の重要性が認識される前に人間が他の動植物に対して行ってきた行為を考えれば当然の結果かもしれません。
    いろいろな理由をつけても結局、牛や豚は食べるしその皮も革として利用します。
    シロアリや野菜につく虫は駆除しますし、蛾やカナブンが光に集まって結果として死んでも気にしないし。

    人類より圧倒的に高度な文明や身体能力をもつ宇宙人が地球に到達した時点で人類にとっては厳しいかも。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 15時21分 (#2899585)

    少し前のブラックホールの話題といい、最近すこし変わったことが記事になりますが、
    これ、本当にホーキング博士が言ってる事なんでしょうか?
    意思疎通する機械に誰かが割り込んで勝手な意見を言ってるだけ・・・とか想像してしまいます。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 15時30分 (#2899597)

    まあ、素直に考えれば、宇宙を住処とする存在が自分(複合体)以外をすべて消去しようとするのは自然だよね。

    • by nemui4 (20313) on 2015年10月14日 15時36分 (#2899606) 日記

      >まあ、素直に考えれば、宇宙を住処とする存在が自分(複合体)以外をすべて消去しようとするのは自然だよね。

      「宇宙」を「地球」にして、「複合体」を「国」「民族」「宗教」にしても違和感は少ないね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      消去とは限らない。
      「同化」しに来るだけかもしれない。

      ソレも人類もやってることだけど。
      「○○は残酷だから中止せよ」

    • by Anonymous Coward

      地球に来る目的が植民で、彼らにとって望ましい環境に対して人類が悪影響をおよぼすと考えるならば、人類は駆除されるでしょうね。

      • by Anonymous Coward

        ただなぁ、植民規模で恒星間移動できるエネルギーの算段が付くのなら、その辺りの素材で地球モドキ作った方が手っ取り早くないかと。
        そのクラスの文明なら、素材として良さ気な小惑星や彗星をテキトーにぶつけて大きくしながら、
        その衝突を利用して都合の良い軌道に持って行く位は出来そうに思えるんだ。

      • by Anonymous Coward
        地球を(他の天体も)解体して軌道上に展開し、自分の構成要素に変換する過程で、自分の制御下にない競合体は駆除するだろう。

        っていうか、恒星間を行き来する存在はそういうことをやるだろう。
  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 15時41分 (#2899612)

    鉄道引いたり、いろいろ改善して人口2倍になったり、測量も進むかもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 15時44分 (#2899614)

    多くの人が、地球外知性体について考えるときに、地球人に有利なように調整されたSF設定や、一昔前の世界認識/科学認識に基づくすでに旧いSF設定をベースにしている。
    そして更に根源には、SFを広範囲に歪め続けてきたキャンベルの白人優越思想があるという……

    フェルミのパラドックスをベースにして、ブレイスウェル=フォンノイマン探査機について議論できる世界はこないものか……

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 16時39分 (#2899660)
    発見されたら、潜在的競合者を排除するために一撃で確実に殲滅されるだろう。
  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 16時46分 (#2899663)
    米国が侵略された場合は自動的に参戦ですね、わかります。
    • by Anonymous Coward

      アメリカはすでに宇宙人と契約してますので、その心配はありません。

  • by Anonymous Coward on 2015年10月14日 16時56分 (#2899676)

    のでやめとけ、ということだと理解したんだけど違うのかな。

    アステカの滅亡はスペインによる軍事的侵略によるものだけど、
    単に軍事的な理由だけでなく、旧大陸から持ち込まれた天然痘に
    新大陸の人々が免疫を持ってなかったために弱体化したという理由も大きい。

    アメリカ大陸ではヨーロッパの病気が先住民に大流行して
    人口が激減した例がこれ以外にもいくつかある。
    # 逆に新大陸から旧大陸に持ち帰られて大流行したのが梅毒。

    友好的な接触のつもりでも、未知の感染症が持ち込まれて大流行してしまったら
    結果としては虐殺されたと同じことになってしまう。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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