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宇宙

「宇宙で最初に生まれた星」が放ったものである可能性のある信号が観測される 48

ストーリー by hylom
原初の痕跡 部門より

ビッグバンによって宇宙が生まれ、その後宇宙は膨張とともに冷えていったという言われている。そしてさまざまな原子が生まれ、それらが収縮して星が生まれたが、このとき「宇宙で最初に生まれた星」が放った光の痕跡と見られるものが観測されたという(ナショナルジオグラフィックSpace.comNature誌掲載論文MIT News)。

オーストラリア西部に設置された比較的小規模な無線アンテナによって観測されたもので、原初宇宙の水素ガスに由来するものである可能性があるという。この信号が放たれたのはビッグバンから1.8億年後と分析されているが、従来の予想ではこの時代にはまだ恒星は生まれていなかったとされており、もし正しければ従来理論を大きく覆すものになるようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 8時02分 (#3372476)

    こんなことが観測できるようになったんだろう。

    • by Anonymous Coward

      別の宇宙人が来たのでしょう。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 9時18分 (#3372501)

    東京と地方の情報格差どころじゃないほど地球は遅れているな。

    • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 12時34分 (#3372631)

      MITのニュースレターを斜め読みした感じだと、水素由来の1420MHzの電波が赤方偏移により周波数が変化して100MHz辺りで観測されたのが古さの根拠らしい。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      舶来コンプレックスの極み

    • by Anonymous Coward

      何言ってんですか。地球が世界の中心ですよ。
      あそこはド田舎だとやっと1.8億年前にビッグバンが起きたんです。今更かよ!

      • by Anonymous Coward

        やっと1.8億年前にビッグバンが起きたんです。今更かよ!

        過去を作っていってる仮想世界だとするとあり得るっていう。。。

        • by Anonymous Coward

          何言ってんですか。地球が世界の中心ですよ。
          あそこはド田舎だとやっと1.8億年前にビッグバンが起きたんです。今更かよ!

          その地球は天王星軌道のちょい内側を公転しているらしい。
          よくも土星や海王星に弾き飛ばされないものだ(感嘆)。

      • by Anonymous Coward

        宇宙の端っこにぶつかって反射してきたのを受信したんじゃないかな。
        だとしたら地球は宇宙の端から1.8億光年のド田舎。

      • by Anonymous Coward

        地球のほうが歴史古いですよね。

    • by Anonymous Coward

      ハァ?

      地球は宇宙の中心だよ。ハッブルさんも宇宙は地球を中心に膨張してるって言ってたぞ。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 13時39分 (#3372673)

    78MHzで宇宙背景放射みたいなものを観測したということなのか?
    この周波数(日本のFM放送と同じ帯域)だと、非常に指向性の鋭いアンテナは実現困難なので「星」の観測は無理
    #「宇宙で最初に生まれた星」が放ったものである可能性のある信号の大きさと、地球のFM放送が月で反射して戻ってきた信号レベルとどちらが大きい?

    • タレコミの中のMITのニュースリリースを見てると、「水素の1420MHzの振動が、赤方偏移で低い周波数になり、100MHzの範囲で観測された」とあるので、1320〜1420MHzの範囲内で観測できたということっぽいですよ。
      でも、そんだけ低くなってくると、GPSの電波と混信しかねないし、そもそもそれだけの赤方偏移をして水素の振動だと決定づけられたというのがどういう理由なのか関心が出てきますね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      最初の疑問は記事を読めば解消されるかと。

    • by Anonymous Coward

      星は直接観測していないですね。
      元記事を読むと、「星からの光を直接観測するのは難しいので、間接的な方法を取った。星が生まれると、放射光によりその周囲の水素が励起され宇宙の背景輻射が吸収される。この吸収により減少した背景輻射を観測し、その周波数を調べれば赤方偏移量から水素による吸収が起きた時期、すなわち水素を励起した星が生まれた時期が分かるはずだ」(意訳)とあります。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 15時29分 (#3372729)

    まだ重い元素が無かった頃、どうやって水素が集まって星になったのか?
    水素だけだと集まれないと思う。ガスというのはむしろ拡散していくものだ。
    (液化するくらい低温ならまだしも)
    http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/031000004/041600001/ [nikkeibp.co.jp]
    ここによるとダークマターが重要な役割を果たしたように書いてあるが、本当なのか?

    • by Anonymous Coward

      >水素だけだと集まれないと思う。ガスというのはむしろ拡散していくものだ。

      重力ポテンシャルまで考えれば、十分な量があれば自発的に集まりますよ。
      有限密度(つまりゼロではない密度)のガス雲を考えた場合、ある半径以上のサイズは不安定になり重力で自発的に収縮します。
      #それが速いか遅いかはまた別問題で、そちらにはどの程度熱が逃げることができるか、とかいろいろ絡んでくる。

      • by Anonymous Coward

        >ある半径以上のサイズは不安定になり重力で自発的に収縮します。
        んー。納得がいかない。仮にある量のガスを放出して、ある半径で拡散が止まるとしても、そこから逆に収縮して核融合が始まるレベルまで高密度になるとするなら、現代の熱力学とはまるっきり違う原理が働いている?
        むしろ初期宇宙は体積が小さかったので宇宙全体が核融合炉になったという説明をするなら、そのほうがまだ納得がいく。

        • by Anonymous Coward

          第一世代の恒星の生成だから、色々と現在とは条件が異なるのかもよ。
          水素ガスの温度だってかなり高かったんだろうし。密度も高そうだし。
          ビッグバン時の揺らぎが宇宙の大規模構造に反映されてるとしたら、局所的に濃密な箇所が宇宙初期にあったとしてもおかしくなくて、そこで一斉に恒星が生成されてたのかもしれない。(濃密な箇所が移動して衝突すれば爆発的に星が生成されそう。)

          ただ、現在の宇宙(稀薄で冷たい)だと、星間雲があっても超新星爆発の衝撃とかで圧縮されないと恒星にならないわけであって、宇宙初期であってもやはり何かのきっかけは必要だったかもしれない。
          それがダークマターだ、というのは、いかにもあり得そうだけど、専門家にもわかんない領域みたいだよね…。

          • 後、重力に限らず、我々が観測してるような「力」の有り様とは、「力」の有り様が違ったりする可能性がありますよね。
            宇宙の腫れ上がり [jpn.org]となる前に既に物質(の基になるもの)が非常に偏って集まっていたとか、空間の歪のようなものが今よりも極端で、物質がいくつかのポイントに集中していたのか…。
            反物質と正物質の距離というものも、今よりは近い事が多い時代でしょうから、そこで起こってる対消滅のエネルギーがこの星を星たらしめる所で貢献していたかも知れないですし。
            「既に光が見えていた」前の段階の、核融合反応が始まるに至ってない程度の質量の集中状態は、未だ観測が出来てないでしょうし、そもそも、その時の宇宙の大きさとは、三次元的な意味ではどのくらいだったのか?ということすら疑問に思いますよ。

            親コメント
        • by Anonymous Coward

          >仮にある量のガスを放出して、ある半径で拡散が止まるとしても

          いや、そもそも放出とか考えなくてよい。なんとなく書かれてるイメージは、「ガスだから最初は拡散して広がっていく → そこから収縮に転じる」という感じだけど(実際そういう過程も起こらないではないけど)、もっと単純に「ガスが充満した宇宙があり、そこらじゅうで微妙な粗密が発達して恒星になる」という過程を考えてもよい。
          #もちろん無限体積の中に有限量のガスしかないような場合は別だが、今話している状況はむしろ有限密度系に近いし。

          >現代の熱力学とはまるっきり違う原理が働いている?

    • by Anonymous Coward

      >液化するくらい低温ならまだしも

      液化を許容できるなら、それと同じようなもんだと思えばいいよ。
      相互作用に負けるぐらい熱エネルギーが低い=熱エネルギーよりも十分強い相互作用があれば液化する。
      同じように、熱エネルギーよりも十分強い重力があれば凝集する。

      でもって、通常の相互作用が近距離力だから体積が増えても効果は変わらないのに対し、重力は遠達力で体積増えるとどんどん加算されるから、非常に大きなスケールでの揺らぎを考えると非常に高い温度でも凝集する。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月07日 22時06分 (#3372993)

    星が一つ 暗い宇宙に うまれた

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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