JAXA「こうのとり」7号機(HTV7)、大気圏再突入に成功 18
ストーリー by hylom
1往復 部門より
1往復 部門より
11月11日6時40分頃、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を行ったJAXAの宇宙輸送船「こうのとり」7号機(HTV7)が大気圏に再突入した。その後10時25分にはHTV7から分離された小型回収カプセルの回収にも成功、ミッションが無事完了した(JAXAの発表、FNN PRIME、朝日新聞、NHK)。
小型回収カプセルにはタイガー魔法瓶の魔法瓶技術を使った真空二重断熱容器が組み込まれている。この容器は着水時の40Gに耐える強度構造と長期間の保冷性能を持つという(タイガー魔法瓶の解説ページ)。この容器内にはISS内で結晶化されたタンパク質などの実験資料約1kgが格納されているとのこと。
成功は初めてでも無い (スコア:4, 興味深い)
くろこげな歴史はDASH [astroarts.co.jp]分離失敗と迷子のEXPRESS [isas.jaxa.jp](日独共同)
水漬くHYFLEX [www.jaxa.jp]のように浮き輪と本体がちぎれなかったのは良かった。
Re:成功は初めてでも無い (スコア:1)
それにはまずスキンタイト宇宙服を開発しないと
Re: (スコア:0)
送るだけなら今でも可能じゃないですか
帰りも男塾塾長江田島平八なら大丈夫
Re: (スコア:0)
そんなことしたら呪いで花火になってしまうじゃないですか
EEZと南鳥島 (スコア:2)
日本のEEZに着水させ、南鳥島の滑走路(1370m)を使って空路急いで持ち帰った。なんか、胸熱。飛行機は何使ったんだろう。C-130かな。
Re: (スコア:0)
船→飛行機かー。
US-2で回収して百里基地直行なら最速だったのかな。
でもまぁ、落とす場所は制御されてただろうから、船でもそれほど遅くは無いのかもね。
Re:EEZと南鳥島 (スコア:2)
着水したのは南鳥島近海という。そういえば、南鳥島には大型船は(まだ)着岸できないはず。小型船に一旦移して上陸させたか、ヘリを使った? こういうプロセスが面白いんだが。
Re: (スコア:0)
船舶で回収したとは公表されたけど、その所属(JAXA・海自・海保・公的研究機関・民間など)は未公表なのよね。
カプセル回収成功はめでたいのだが (スコア:0)
カプセル回収成功はめでたいし大事な一歩なのだろうが、一度はHTV-R [science.srad.jp]のオプション2という形で1.6トンの大型カプセルの開発が決まりかけたのに、いつの間にかすっかり小さなオプション0に退行してしまったのが解せない。
各紙とも「今後の有人宇宙船に繋がる技術」と報じているが、ちゃんとHTV-Xの与圧部置換型の開発まで進んでくれるだろうか?
Re:カプセル回収成功はめでたいのだが (スコア:2)
Re: (スコア:0)
帰還モジュールの姿勢制御、帰還位置制御、迅速な回収体制、魔法瓶の外側の耐熱技術あたりはそのまま「今後の有人宇宙船に繋がる技術」になる。
直系の発展型が有人帰還船にできなくても、嘘ではない……かな?
無人帰還自体はで既にそれなりに成功してる感があるから、サイズと与圧位は有人帰還に使えるレベルでやらんと挑戦らしい挑戦にならん気がするので微妙な気分になるよねぇ……
Re: (スコア:0)
有人宇宙船は人権屋と保身屋を何とかしないと無理だな
Re: (スコア:0)
ロシアみたいな打ち上げ失敗しても脱出できる仕組みの開発はやって欲しいな。
日本にはないよね?
Re: (スコア:0)
有人やらないなら不要なので無いですな。
逆説的に、有人やるなら当然として脱出機構はつける。
それはともかくとして、
日本にはハイリスク登山する冒険家とかホント山ほど居るんだから、有人宇宙飛行のリスクぐらい屁みたいなもんじゃないかねぇ…。
K2登頂よりよっぽど安全だと思うぞ。
Re: (スコア:0)
"何処まで低予算で開発できるかみ"たいな高リスクを背負ってる気がする>有人
Re: (スコア:0)
国か民間かの違いはあるね>登山
どの分野でも税金の無駄と言われることを恐れすぎている感じはする>行政
それはそうと有人やらない理由が人命とリスクということになってるけど論拠あるの?
上の話と関連して、人を送るとなるとそれだけで重量60kg増でそこに生命維持装置がつくとなると、かかる費用が批判に耐えられないみたいな議論もありうるのでは。
Re: (スコア:0)
生命維持装置の技術はHTVの予圧貨物室で取得済みじゃないかな。
宇宙服作るのはまた別だけど、そこまでの金額が掛かる訳じゃないし、最悪余所から買ってくるという手も有る。
最大の障害は、困難に直面したときに、
ちょっと声のデカい奴の批判で方針が変わってしまう程度しか国民の支持を得られていない事なんじゃないかと。