アポロ11号は月の細菌を地球にばらまいていた可能性がある 69
ストーリー by hylom
宇宙船の中に細菌が侵入していたらアウトという話 部門より
宇宙船の中に細菌が侵入していたらアウトという話 部門より
taraiok曰く、
1969年7月20日、アポロ11号は月面着陸を果たした。その3人の宇宙飛行士たちが月面を歩いてから今年は50年目に当たる。当時、NASAは月面からウイルスなどを地球に持ち込まないように細心の注意を払った。乗組員3人は、科学者が地球が汚染されないと確信できるまで検疫施設に隔離されていた。しかしその試みは失敗していた可能性が高いという(Independent、Space.comSlashdot)。
3人の宇宙飛行士の一人であるBuzz Aldrin氏は、次のように語っている。
仮に月に細菌があるとしましょう。私たちが(月面から)帰ってきたことで、着陸船は月の細菌でいっぱいになります。そして、私たちを乗せたコマンドモジュール(司令船「コロンビア」)は太平洋に着陸します。そしてコマンドモジュールのハッチは開かれました。この時点で、細菌は地球に放たれていたのです。
殆ど中身の無いネタ (スコア:5, 参考になる)
元記事の Independent、Space.com を読んでみたんだが、なんかスラドの書き方はニュアンスが違うんだよね。
記事は要約するとこんな感じで、NASAを皮肉るのが目的の記事じゃないかな。
「NASAは万一の汚染に備えて、帰還した飛行士達を隔離して検査したりしていたが、
実際に汚染があったならば、着水した司令船のハッチを開けた時点で地球にバラ巻かれるんだから意味ないでしょ?」
で、発端が「オルドリン氏がインタビューを受けた時に話したジョーク」ってところか。
もしくは、「仮に月に細菌があるとしましょう」の部分が抜けて、話が独り歩きしたか。
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「月面 細菌」でググっても殆ど情報がないなあ。
あるとすれば、アポロ12号が持ち帰ったサーベイヤー3号の部品に細菌が付着していて
その時には地球から細菌が月へ行き、生き残ったのかと議論された事ぐらい。
Re: (スコア:0)
本家 Slashdot は Independent の題目をほぼそのまま載せてるね。
題目最後の「・・・, Say Astronauts」から分かるように今回の記事の元になる新しい情報はオルドリンのインタビューだけ。
コメ主の言う通り、技術的・科学的な新しい情報は何も無い、中身のない記事。
# 日本語が本家の自動翻訳みたいなんだから、題目もちゃんと全部翻訳しようよ。
その方がカッコイイよ。
「アポロ11号は月の細菌を地球にばらまいていた可能性がある ~ 宇宙飛行士の証言~」
真空で生きて、宇宙線にも強い (スコア:2)
納豆菌だな。
#ムーンホークスをブン殴る、バズの粘り強い性格は…
Re: (スコア:0)
月は納豆でできている!
Re: (スコア:0)
納豆菌は隕石に潜んで地球に来た宇宙人だった。!
陰謀論カウンタ (スコア:2)
その細菌が (スコア:1)
地球への突入に耐えるほどの熱耐性菌であるのか
月のうっすい大気中に居たのに地球の大気で生存可能な菌だったらそうなのでは?としか。。。
Re:その細菌が (スコア:3, おもしろおかしい)
機内まで灼熱に包まれていたら、乗務員は全員死亡だろう。
Re:その細菌が (スコア:1)
違う
> ハッチは開かれました。この時点で、細菌は地球に放たれていたのです。
月面から宇宙服を着たまま着陸船の船内に入るから、月面の埃なども着陸船の船内に入ってしまう。
着陸船と司令船の間を移動する時に消毒などしないし、その後に船内の消毒なども行われない。
もし月面に微生物が居たら、帰還した司令船の船内に入り込んでいる可能性が非常に高い。
宇宙飛行士たちの居る空間だから再突入時の高温で焼かれることもない。
Re: (スコア:0)
いや、エアロックだかエアチェンバーで掃除してから入るんじゃなかったっけ?
後アポロ11号はまだトチ狂ってた頃なんで船内純酸素なんだけど嫌気性以外のが月で生き残ってるか?
月に降り注ぐ放射線とか考えればそんな元気なのいるか?
Re:その細菌が (スコア:1)
水を持って行ける量は限られてるので洗浄は主に空気で行うことになり、宇宙服に付着したウィルスなどを確実に落とせるとは想定できないだろう。
それに
仮に月に細菌があるとしましょう
とあるように月に細菌などがいるかどうかも疑わしく、船内に入る前に埃を落としたり純酸素環境に耐えないといけないとわかってる上で
NASAは月面からウイルスなどを地球に持ち込まないように細心の注意を払った
ということをしてたんだよ。
うじゃうじゃ
Re:その細菌が (スコア:1)
単純に司令船の船内経由だろ。
月面活動時に着陸船の船内を防疫する仕組みは無いし、
着陸船とドッキングした司令船の船内を防疫する仕組みも無いし、
帰還した司令船から地球大気を防疫する仕組みも無い。それだけの話。
環境の違いは(存在したとして)かなりの細菌を無力化するだろうが、
月面環境では休眠状態に移行して耐えてただけで好適環境は人間に近い最近とかはふつーに入ってこれる。
Re: (スコア:0)
いや、着陸船内部に入る前のエアロックがあるし
そこに入って月のレゴリスだの機内に入れないように掃除機みたいなので吸って捨ててます。
Re: (スコア:0)
ないよそんなもん
LEMの正面の四角いグレーのフタがただ開く
Re: (スコア:0)
着陸船内部が全部エアロック、みたいな運用だったはず。船内で普通に宇宙服を着る→船内の空気を全部抜く→ドアを開けて出て行く→戻ってくる→船内に空気を充填→宇宙服を脱ぐ。別途エアロックなんて重たいものを持っていかなくて大丈夫。
Re: (スコア:0)
> 地球への突入に耐えるほどの熱耐性菌であるのか
いや、大気圏突入時だって司令船の中は人が耐えられるレベルの温度だろう。
そこに月面を歩き回った人間が、そのまま乗り込んでるんだから、ダメじゃね?って話よ。
Re: (スコア:0)
ちゃうねん
月着陸船にはエアロックがないから月面探検の後は宇宙服のまま上がり込むのや
だから月着陸船の内側と帰還した後の司令船の大気は月の砂に汚染されとるのや
その司令船のハッチを地球に帰ってきて大気中で開けたら月の砂が流れ出るのや
微生物学的に正しい対処はカプセルごと陰圧室に突っ込んでその中で徹底的に消毒することや
帰還後の隔離だの微生物対策だのは全て茶番だったということや
Re: (スコア:0)
記事に第一声で脊髄反射する輩はタイトルしか読んでないんだから、読解だの何だのはピント外れ
ツッコミするにも洞察力はやっぱり大事だね
地球の細菌に勝てるわきゃない (スコア:1)
宇宙から来た病原体って怖そうな感じがするが、
40億年かけて競争し続けてきた地球の細菌・微生物と、その生息密度に勝てるとはとても思えない。
火星人じゃなくてもイチコロだろう…。
Re: (スコア:0)
月に生物が生息していたら、
「強烈な放射線、極端な寒暖差、酸素も液体の水もない地獄のような環境で進化してきた俺たちにとっちゃ、
地球のようなぬるま湯の環境でぬくぬくと生きていたやつらなんか屁でもねぇ」
と思うかも。
Re: (スコア:0)
クマムシは月からのエイリアンだったのだ…
Re: (スコア:0)
でも、そういう極限環境に生息している生物って、過剰適応してるから、環境変化すると一気に弱まったりするんだよねぇ。
地球がぬるま湯かというと、そんな気はしないしな。真空生物から見たら豊富な水とか地獄だろう。
とはいえ、そうじゃなかった場合のことも一応考えておくべきだから、アポロでの懸念はたしかにあったんだろうな。
月に生命が満ちあふれている可能性も、当時はまだ残ってたしね…。
でもおそらく、検疫ちゃんとやってますよ、という、国民向けのパフォーマンスだったんじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
月人にとっては、たぶん酸素が猛毒
Re:地球の細菌に勝てるわきゃない (スコア:1)
いや地球人にも猛毒なんだが、酸素・・・
Re: (スコア:0)
アンドロメダ病原体だな ていうか今どきの人は知らないか 原作も映画もおもしろい
Re:地球の細菌に勝てるわきゃない (スコア:1)
聞いたような話だと思ったのですが、それでしたか。
Re: (スコア:0)
小松左京の「復活の日」のMM88は宇宙から採取した未知のウィルス?でしたね
月と地球は遠くない (スコア:1)
そもそも月と地球はそんな遠くないよ。
月に落ちた隕石で舞い上がた砂は普通に地球に降ってきてるし、逆に地球を離れた空気の一部は月にまで届いている。もし微生物がいれば、それらと一緒に月と地球を渡っていないはずはない。
もし月面の環境で生きていける生物がいたなら、宇宙空間でもかなりの期間は生きていける。
NASAの検査や隔離は心配性の人たち向けのポーズに過ぎなかったという真相を暴露しただけ。
Re:月と地球は遠くない (スコア:2)
そうそう。
コマンドモジュールのハッチが開かれた時点で、地球人に擬態した「奴ら」は地球上に解き放たれたので、どっちみち、色々と遅い。
←何の話だ??
Re: (スコア:0)
宇宙飛行士の頭部が外れて、蟹の足でカサカサと動くんですね。
Re:月と地球は遠くない (スコア:1)
そうそう
そしてよくギターと自称して三味線を弾いたり、わけのわからない映画を撮ったりするんだよ
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
いつから生物しか人間に害を与えないと勘違いしていた?
地球から大昔に飛来し、岩の下に埋もれて直射日光による高温処理を免れていたプリオンが宇宙服やサンプルにくっついて地球に舞い戻る・・・なんて可能性は非常に低いが、ゼロとは言い切れない。
(1969年当時プリオンはそもそも発見されていなかったが、だからこそそういう未発見の病原体への備えもちゃんとしていたことは評価すべき。)
Re: (スコア:0)
まあ、ほぼポーズだろうけど、全く無意味って事もないんじゃないかな。都市部で未知の病気のパンデミックがいきなり起こるよりは、隔離中の方々の変死で「あ、ヤベえ。海洋にヤバい病原体がばらまかれちゃった」と分かって本土襲来に備える方が微妙にマシかも知れない。
サスペンスSFのネタぐらいにはなりそう。ただのパフォーマンスと高をくくりつつ隔離を実施。ところが、実際にバタバタと倒れてしまい、すでに海洋にばらまかれてしまった分の対策がドタバタと始まり、海水で死滅するだろうとか発表してたらどこかの島の異変の報がもたらされ、もちろん、油断しまくって隔離前・隔離中に接触したヤツが居ることが判明して…、というような。
Re: (スコア:0)
むしろ月面が納豆菌で汚染されてる可能性のほうが大きいな…
月面にワラを持ち込んだら増えるかも…
まぁ、そうだろな (スコア:0)
まぁそうだろうなって感じだが、
「水や酸素で死ぬが月面環境や人体環境中では死なない病原体」
に関しちゃ意味はあるんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
そもそも船内の空気中にいるのに人体に感染しないウイルスだったら、
人間にとってそこまで危険じゃないもんね。
Re: (スコア:0)
植物特効だったりすると大惨事よ?
まぁそもそも月面まで汚染出来てるなら地球もとっくに汚染されてる見込みが高すぎるんだがな。
宇宙の真空領域で細菌がありふれているとかいうかなり厳しい仮定を置いてすらそうなのだから実質リスクがいかほどか。
50周年記念 (スコア:0)
>アポロ11号は月の細菌を地球にばらまいていた可能性がある
という事がさいきん言われるようになったと
Re: (スコア:0)
今言い出すようなことじゃないよな、
当初から分かってることだろと。
(ボケ潰し)
逆の可能性のほうが明らかに高いだろ (スコア:0)
地球側の細菌が月にばら撒かれている可能性のほうがはるかに高い、だってかなりの人工物を月に放置してるんだから
嫌気性菌なら酸素いらないし
Re:逆の可能性のほうが明らかに高いだろ (スコア:1)
実際、12号が回収したサーベイヤーの部品の中で、微生物が生き延びてたそうですね
Re:逆の可能性のほうが明らかに高いだろ (スコア:1)
惑星に放置するような探査機に関しては殺菌してから打ち上げることになってます
その惑星の生態系(もしあるなら)を地球の菌で汚染しないために
Re: (スコア:0)
殺菌だとウィルスは運んでしまってるよね。
Re:逆の可能性のほうが明らかに高いだろ (スコア:1)
チャイナフォーミング?
緑の斑点 (スコア:0)
司令船の配線の総点検はちゃんとやったんだろうな?
Re: (スコア:0)
「なんて面白い反応!」
雑誌掲載時はそういう誤植になってた。
宇宙から持ってきてしまった細菌(?)だと、諸星大二郎の生物都市が面白かったなあ、あれは木星の衛星イオだったか。
知ってる知ってる。 (スコア:0)
「エイリアン・エンジン・ウイルス」って奴だな!
小町艦長が持ち込んじゃったんだろう。
ミーム (スコア:0)
宇宙開発というミームを世界にバラまいた、と。
酸素 (スコア:0)
何かいたとしても酸素という猛毒で即死だろう
Re: (スコア:0)
アポロは純酸素だしね。
まぁここで想定すべき最悪は地球類似生態系で発生しそれを滅ぼした様な奴だから、
当然酸素耐性は有るだろう。