米国に外来種のオオスズメバチが上陸、養蜂家や蜂による受粉を行う農家は警戒 67
ストーリー by hylom
虐殺したスズメバチで餌を作るというのがすごい 部門より
虐殺したスズメバチで餌を作るというのがすごい 部門より
日本では強毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」の上陸が話題になったが、米国ではオオスズメバチ(Asian giant hornet)の上陸が問題になっているそうだ(New York Times、CNN.co.jp、National Geobraphic)。
オオスズメバチは日本を含むアジアに広く分布する蜂の一種で、強力な毒を持ち、さらに別の蜂の巣を襲撃して餌とするなど、攻撃性も高いことが知られている。このオオスズメバチは本来北米には生息していなかったが、最近米国で確認されるようになり、養蜂家が管理しているミツバチの巣を襲って被害を与えるケースも報告されてるそうだ。北米への侵入経路については分かっていないが、ソーシャルメディアで「殺人バチ」などとして取引されていることが確認されているという。
また、アジアに分布するトウヨウミツバチ(ニホンミツバチを含む)はオオスズメバチに対し「蜂球」と呼ばれる対抗手段を持っているが、セイヨウミツバチはこうした手段を持っていないため、特にオオスズメバチの侵入によって大きな被害を受けているという。
セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:5, 興味深い)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]ミツバチ
>セイヨウミツバチは上限致死温度がトウヨウミツバチよりも低く、蜂球を作ることができないが、やはり大群でモンスズメバチの腹の周りを圧迫し、呼吸を不可能にして約1時間かけて窒息死させるという対抗手段を持っていることがわかった。
一応対抗手段は確認されているようだが、ニホンミツバチの蜂球と比べると効果は薄いのだろうか。
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2, 参考になる)
しかし、窒息スクラムはオオスズメバチには無効とも言われる。
オオスズメバチ [wikipedia.org]
セイヨウミツバチ (A. mellifera) は蜂球を作れないが、大群で相手の腹の周りを圧迫して呼吸を阻害し、約1時間かけて窒息死させる窒息スクラムという対抗手段を持っている。しかし、これはモンスズメバチ以下の敵しか想定していないため、オオスズメバチに対抗する方法にはならず、養蜂家による庇護がなければ高確率での全滅を余儀なくされる(数十匹ほどのオオスズメバチが、4万匹のセイヨウミツバチを2時間ほどで殲滅できるという説がある)
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
みんなでいっせいに気門に蜂蜜を押し込んだら殺れそうだが。w
この戦法なら、セイヨウミツバチのほうがニホンミツバチよりも向いてそうだし。
Re: (スコア:0)
ざっくり毎秒1匹づつ2時間ぶっ続けで殺ることになるけどほんとかよ。
Re: (スコア:0)
でも、蜂球で駆除できるまでにどれくらいの仲間が虐殺されるんだろうなぁ。
オオスズメバチも馬鹿じゃないし、逃れようとする。そう簡単には捕まらないはず。
まぁ放っておけば最後の1匹まで虐殺されるし、多少の犠牲があっても生き残る、という面では素晴らしい対抗策。
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2, 興味深い)
玉川大学の研究によると、「蜂球形成の過程で、最初にオオスズメバチに飛びついた中心部のミツバチは天敵の大顎によって噛み殺されてしまい、その数は20匹以上に及ぶこともあります。」らしいです。
また、蜂球に参加するとその個体の寿命は約1/4に縮んでしまうが、次に蜂球を形成する際には、この寿命が縮んだ個体がオオスズメバチへの「特攻役」を積極的に引き受けるようになるらしいです。
さすが、社会性昆虫。
https://www.tamagawa.jp/graduate/news/detail_14741.html [tamagawa.jp]
Re: (スコア:0)
寿命が?じゃ若い個体しか参加できないじゃん
と思ったら余命だった
しかし「熱殺蜂球」ってすごい名前や
Re: (スコア:0)
> 多少の犠牲があっても生き残る
社会性昆虫あるある要素ですね。
なんとなくだけど、どっちの場合も外敵でなくミツバチ自身によるミツバチへの被害もそこそこ発生するんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
横隔膜も無えのに圧迫で窒息とな?
抵抗で貯蓄使い果たした餓死だろ
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
ミツバチとスズメバチの戦い2 [ameblo.jp]
昆虫だって呼吸するんだから圧迫されたら呼吸できなくなって窒息ですよ。
TomOne
Re: (スコア:0)
横隔膜はなくても、気管を圧迫すれば空気の通り道が狭まるわけだからダメージはあるのでは?
Re: (スコア:0)
ミツバチも針から毒を注入するのではなく、界面活性剤をスプレーするように進化したら
良かったのに。そもそもミツバチの毒針って役に立ってるの? 刺したら自分が死んでしまうし。
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
ミツバチも針から毒を注入するのではなく、界面活性剤をスプレーするように進化したら
良かったのに。そもそもミツバチの毒針って役に立ってるの? 刺したら自分が死んでしまうし。
ハチなどの社会的昆虫は個体の死はわりとどうでもいいんだよ
刺したら死ぬけど「遺伝的にほぼ同一なきょうだいたちが生き残る」というのは遺伝子を残すという意味では全然アリな選択肢なんだ
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
ハチなのにアリとはこれいかに
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
ここは勉強になるインターネッツですね!
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:2)
ここは勉強になるかと思いきや嘘を嘘と(略)ですね!
スズメバチ#刺された場合の対処法 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
でもミツバチの毒針って役に立ってるの?
天敵であるオオスズメバチには効かないし、蜂の巣をおそう動物って言ったら
熊と人間くらいしか知らないけど、どちらにも(人間は文明の力によってだが)効かないし。
それなら、オオスズメバチを(あまり犠牲なく)追い払えるような能力を持っている方が
有用なんじゃないかと。
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:1)
毒針がなかったらありとあらゆる小動物がハチの巣を襲い放題だね
猫もリスもテンやイタチも美味しい蜜を食べ放題のレストランになってしまう
現状そうなってないのは毒針のおかげ
だいたい、不要なモノだったら突然変異で「毒針のないミツバチ」が生き残って繁栄するはずなんだが実際にはそうなっていない
オミットされてない装備ってことは必要なんだよアレ
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:1)
針に耐えられるからそいつらしか襲わないんだろw因果関係が逆だわ
Re:セイヨウミツバチの対抗手段 (スコア:1)
毒針がなければ、ネズミやら鳥やらの動物が
積極的にハチの巣を襲って、蜜やハチノコを食べて回るでしょ?
ミツやハチノコが狙われないのは、毒針があるから
そのために、体がハチの攻撃をよせつけないように進化したクマと、
頭脳・道具でハチ対策する人間くらいしか
積極的にハチミツやヤチノコを食べない
>虐殺したスズメバチで餌を作るというのがすごい 部門 (スコア:1)
?
誰が殺した スズメバチ
Re: (スコア:0)
それは私 とミツバチが言った
ミツバチが退治した死骸を餌にするという話は何処にあるのか?
ミツバチは虐殺されて餌になる方だよね。
Re: (スコア:0)
>ミツバチは虐殺されて餌になる方だよね。
基本的にはそうだけど、蜂球で対抗されて死んだスズメバチのことを言ってるんじゃないのかな・・・
#それを「虐殺」と表現するのは違和感バリバリ
#スズメバチの死骸を餌にするの?ってのは親コメのとおり
Re: (スコア:0)
ほーね、っと
クマンバチ (スコア:1)
九州の方?ではスズメバチのことをクマンバチと言うらしい。
クマンバチの巣があるって言われて、あっそって思ってたらスズメバチで超ビビった。
致命的に紛らわしいので正直やめてほしい。「なおす」の比じゃない。
Re: (スコア:0)
逆でしょ?
あんな恐ろしいハチのことを、スズメなんて小さくて可愛らしい接頭辞を付けてスズメバチなんて呼ぶのはやめて欲しいかな。
クマっていう大きくて恐ろしい接頭辞を付けたクマンバチって名称の方が実態に即しているよね?
# なお異論は認める
Re: (スコア:0)
熊蜂の実物を見たことがありますか?
全身が毛むくじゃらでクマみたいだからクマバチ。
スズメバチの名の由来は、大きさがスズメほどもあるくらいに大きい、あるいは巣の模様がスズメに似ているからだと、そう言われているらしい。
Re: (スコア:0)
今の季節、藤棚にクマバチ沢山飛来してますね
なお、ほとんどが針を持たないオスな上温厚なので、
それほど恐れなくていいです。
ていうか、花以外あまり興味を示さない。
ホバリングの様子はドローンみたいです
鼻の頭でオスメス分かるので、オスに糸つけておもちゃにしていた
子供の頃
Re: (スコア:0)
オオスズメバチのことをクマンバチと呼んで、それ以外のスズメバチはそのままスズメバチと呼んでいる(マジレス)。
Re: (スコア:0)
逆に、クマバチのことをクマンバチと呼ぶから紛らわしい、
とか言われたりして
取引? (スコア:0)
ソーシャルメディアで取引されてるなんて、どこに書いてあるんだ?
トレンドになっているって記載しか見当たらない。
あ、もしかして「trend」を「trade」と誤読したのか?
Re:取引? (スコア:1)
ナショジオの記事、But the discoveries set off alarms and the insects began trending on social media as "murder hornets.”ってとこですな。
ここはひとつ (スコア:0)
ニホンミツバチもセットで。
収量は若干少ないが、丈夫だぞ
Re:ここはひとつ (スコア:3)
ニホンミツバチもセットで。
収量は若干少ないが、丈夫だぞ
ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べて
・蜜の収集量が1/10以下
・特定の花ではなく手当たり次第に蜜を集めるのでハチミツの味が雑
・巣箱の環境が悪いと巣を捨てて逃散して野生化する
などのデメリットがあるので養蜂家にはあまり使われません。
セイヨウミツバチはオオスズメバチに一方的に虐殺されてしまうので野生化できませんが、ニホンミツバチはオオスズメバチ対抗策があるので自由に野生化できるのでそりゃ逃げますわな。
Re: (スコア:0)
手当たりしだいに集めるのに1/10とか...
なんでそんなに無能なのか?
Re: (スコア:0)
手当たりしだいに集めるのに1/10とか...
なんでそんなに無能なのか?
無能なんじゃない
「必要以上には集めない」ってだけだ
自然環境では十分それだけで生きていける量だから
セイヨウミツバチみたいに異常な量を集めるほうがどうかしてる
(だからニンゲンに騙されて飼われる羽目になる)
Re: (スコア:0)
西洋ミツバチのは、人間による品種改良の結果だったりしないのだろうか。
つまり、たくさん蜜を集めるから人間に飼われるのではなく、人間によって
蜜をたくさん集める集団が選別された結果、蜜を異常に集めるようになったということはないの?
Re:ここはひとつ (スコア:1)
冬が長く春が短い北ヨーロッパの気候に合わせて大急ぎで蜜を集めて一気に増殖するよう最適化されている(そしてその特徴がたまたま養蜂に向いていた)というだけのこと。
Re: (スコア:0)
人間がそういう花を咲かせる植物を大量に密集させるようになって、言わば「果樹園」に最適化
された結果、より多くの蜜を集める個体が生き残った… とか?
自然界ではそれほど多くの花がなくて、大量の蜜を集めるのは至難の業なのかも。
Re: (スコア:0)
「必要以上には集めない」ってだけだ
自然環境では十分それだけで生きていける量だから
まるでかつてのニホン人とセイヨウ人のようだ。
Re: (スコア:0)
外来種 (スコア:0)
> このオオスズメバチは本来北米には生息していなかったが
セイヨウスズメバチも北米には生息していなかったのでは?
旧ローラシア大陸にはいる (スコア:4, 参考になる)
wikipediaによると
「スズメバチは旧ローラシア大陸で誕生、進化しユーラシア大陸、北アメリカ大陸、アフリカ大陸北部に広く分布している。分布の中心は東南アジアにあり、オオスズメバチやヤミスズメバチ等多様な種が生息している。旧ゴンドワナ大陸であるオセアニアと南アメリカにはもともと野生のスズメバチはいなかったが、現在ではオセアニアや南アメリカでも人為的に進入したスズメバチが生息地域を広げている。」
とのこと。旧ローラシア大陸かゴンゴワナ大陸かで昆虫の生息域が違うってのは面白いね
金属の網で対処 (スコア:0)
野生のミツバチはともかく、現在は養蜂に関しては
オオスズメバチは通れないがミツバチは通れるサイズの金属の網を
巣箱の入り口に設置することで簡単に対処出来るけどね。
スズメバチの巣に関しても、農薬や殺虫剤積んだドローンに特攻させる方法で
駆除しやすくなってきてる。
Re: (スコア:0)
さすがに無理が・・・(大汗)
Re: (スコア:0)
陰謀論でもここまでぶっ飛んだなら面白いですね
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
ネトウヨが信じるからやめたれ
Re:中国による怒涛の連続攻撃 (スコア:1)
「真珠湾攻撃よりひどい」
とおっしゃるのだろうか。
Re: (スコア:0)
それこそ遺伝子解析でわかるんじゃないかな。流石に新型コロナよりは地域性があるだろう。
Re: (スコア:0)
「真珠湾攻撃よりひどい」
2300人以上死亡したならそう言ってもいいんじゃないか