コロナワクチンによる需要増でカブトガニの生態系に危機 30
ストーリー by nagazou
すごいところで使われてた 部門より
すごいところで使われてた 部門より
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でカブトガニに危機が訪れているという。
製薬会社にとって、カブトガニの青白い血液から得られるライセート試薬が、内毒素を調べることのできるただ一つの天然資源であるためだ。製薬会社は毎年およそ50万匹のアメリカカブトガニを捕獲、血液を採取したのち海に返していた。しかし、血を抜かれた多くの個体はそのまま死亡してしまう(ナショナルジオグラフィック日本版)。
デラウェア湾では1990年時点で、124万匹が産卵していると推定されていたが、2019年の調査では推定33万5211匹だという。2002年以降の個体数は安定しているが、増加する傾向にはないという。
2016年にはライセートに代わる合成物質リコンビナントC因子(rFC)が開発されているが、米国薬局方(USP)ではrFCをライセートと同等に扱うことを認めていない。このため、米国での新型コロナワクチンを販売する場合、ライセートが必要不可欠だ。しかし、保護活動家たちは需要増でカブトガニのみならず、カブトガニを必要とする他の生態系そのものが危険にさらされかねないとしている。
製薬会社にとって、カブトガニの青白い血液から得られるライセート試薬が、内毒素を調べることのできるただ一つの天然資源であるためだ。製薬会社は毎年およそ50万匹のアメリカカブトガニを捕獲、血液を採取したのち海に返していた。しかし、血を抜かれた多くの個体はそのまま死亡してしまう(ナショナルジオグラフィック日本版)。
デラウェア湾では1990年時点で、124万匹が産卵していると推定されていたが、2019年の調査では推定33万5211匹だという。2002年以降の個体数は安定しているが、増加する傾向にはないという。
2016年にはライセートに代わる合成物質リコンビナントC因子(rFC)が開発されているが、米国薬局方(USP)ではrFCをライセートと同等に扱うことを認めていない。このため、米国での新型コロナワクチンを販売する場合、ライセートが必要不可欠だ。しかし、保護活動家たちは需要増でカブトガニのみならず、カブトガニを必要とする他の生態系そのものが危険にさらされかねないとしている。
偽善のかおり (スコア:2, すばらしい洞察)
> 薬会社は毎年およそ50万匹のアメリカカブトガニを捕獲、血液を採取したのち海に返していた。
この場合、血を抜いて瀕死状態なのを海洋投棄しているだけじゃん。
#いつも同じ場所に投棄していたら、その死骸を食うために集まってきているやつらがいるかも。
Re: (スコア:0)
生態系には死体も重要だから。
Re: (スコア:0)
人間か機械が潜って出向いて採血すりゃいいんじゃね?
Re: (スコア:0)
献血ルームを作って、献血すればエサを貰えるようにしてみたらどうだろうか。
中にはその環境に適応する奴が…うん、コイツ等みていたら現れる様な気がしないな。
Re: (スコア:0)
カブトガニにとっては人間ってエリザベート・バートリーも真っ青な悪魔だね。
カブトガニに限った話でもないか。動物に対する大量虐殺は目に余るもんがある。ヒヨコとか。
Re: (スコア:0)
Re:偽善のかおり (スコア:1)
Re: (スコア:0)
しかし、生命に対する冒涜が許されるのかって倫理的問題があるな。
それが許されるなら人間である「親」が生み出した人間も必要でなければ殺していいのかって話になる。
もっと切実な問題として、生殖活動ではなく近々実験室で作られるであろう「人間と同じ遺伝子を持つ生命体」を
どう扱っても許されるのか?って話も出てくる。
タイ王国でやれ (スコア:1)
中途半端に血を抜かないで抜けるだけ抜いて死なせてしまってもタイなら食材として使えるだろ。タイは新型コロナウイルスの人口当たり死亡者数が台湾に次いで優秀な「先進国・中進国」だし、優秀な人材の過酷も比較的容易だから現地雇用での事業展開の壁も大したことはない。
# 医療制度に限らないことであるけれどもタイは東南アジアでは色々優等生な国なので、カンボジアの医療制度では重症者はタイかシンガポール送り [mofa.go.jp]になるらしい。
養殖しないのか? (スコア:1)
…と思って軽く調べたら、タイではやってるっぽい [goo.ne.jp]ですね。
# 只、タイ政府のサイト [fisheries.go.th]を日本語訳して読むと、本格化してるのかどうか怪しい…。
アメリカ資本主義のアレさというか何と言うか。
献血死? (スコア:0)
ちょっとこれは採りすぎ [nikkeibp.co.jp](ページ中程の写真)ではなかろうか・・・?
Re:献血死? (スコア:1)
カブトガニは美味しくないので、人間に食べ尽くされることはない
から安心と思っていたら、まさかの吸血
Re: (スコア:0)
>カブトガニは美味しくないので
青い血なのに、「あ~おいち!」って言われないの?
Re: (スコア:0)
何年か前にニュースで聞いたときは献血後の死亡率は3割だと聞いていたけど、悪化しているのか。
同じニュースで合成品の話もしていたけど、未だに実用化には達していないのか。
Re:献血死? (スコア:1)
どこかで読んだ記憶があると思って検索した。
これだと思うけど、全然状況変わってないのね。
コロナで状況が変わるといいね。
人類の命を救う「青い血」を持つカブトガニを守るため遺伝子工学が用いられている
https://gigazine.net/news/20180510-last-days-blue-blood-harvest/ [gigazine.net]
> このようにして研究開始から15年後、Ding氏とHo氏はついにLAL試薬の代用となる代替試薬をカブトガニを用いずに作り出す手法の確立に成功しました。
>
> しかし、事態はすぐに変化するというわけではありませんでした。2003年、Ding氏の特許に基づく代替試薬を使った検査キットが発売されましたが、
> 製薬会社でさえも関心を持つ者は少なく、世界では今なおカブトガニから採取されたLAL試薬が使われ続けているという状況があります。
>
> そのような状況には、一定の理由があったのも事実です。新技術による検査キットを供給しているのは「Lonza(ロンザ)」1社のみだったため、
> 製薬会社は製品の供給が途絶えるリスクを考慮して単独の供給元に依存することを嫌いました。
> また、カブトガニから採血して販売してきた企業からの抵抗があったというのも要因の一つとのこと。
>
> アメリカには、カブトガニの血液を採取している企業が6社あるのですが、そのうち2社はThe Atlanticの取材を拒否し、1社からは反応なし。
> 2社は実質的に対外窓口を持たず、最後の1社は代替試薬を製造しているロンザです。つまり、ロンザはカブトガニの血液と、代替試薬の両方を取り扱っているメーカーとなっています。
Re: (スコア:0)
>血液を採取したのち海に返す。だが、多くの個体はその後死亡する。
>血液を採取されたカブトガニの30%が死亡している可能性が示唆された。
別の記事かと思ったら同一記事内の表現か。
「多くの個体はその後死亡する」って言われたら過半数以上をイメージしちゃうよね…。
Re:献血死? (スコア:1)
原文はこれか↓。
Every year, pharmaceutical companies round up half a million Atlantic horseshoe crabs, bleed them, and return them to the ocean— after which many will die.
https://www.nationalgeographic.com/animals/2020/07/covid-vaccine-needs... [nationalgeographic.com]
定冠詞がついてないので、the majorityのような意味ではなく、単に数が多いという趣旨か。
Re: (スコア:0)
くっそわろたwww [nikkeibp.co.jp]
これもう生かして帰す気ないだろ
国際自然保護連合は、マツタケの絶滅なんか心配してる場合じゃねー
Re:献血死? (スコア:1)
なにで見たか忘れたけど、映像で見たことある(テレビでだからNHKかナショジオだと思うけど)。
白衣だか防護服きた人が手際よくバンド巻いて固定して針さして。
「海に帰す」のも「生かす気ないだろ、これ」っていうくらい結構雑だったような記憶(詳細は忘れた)
Re: (スコア:0)
この絵面はブラックすぎてびっくりだわwww
そりゃこのあと海に返しますとか言われても、もうダメだろって感想しか浮かばんw
Re: (スコア:0)
これ、人間換算で何リットルかな...
Re: (スコア:0)
血液抜かれたくらいで死ぬのは甘え。
君の造血細胞の努力が不足している。
Re: (スコア:0)
結局、やってることは変わらない [gizmodo.com]。懲りない人類。
Re: (スコア:0)
Daybrakers [imdb.com]に出てきた、バンパイアのために人間の血液を抜き取る工場を思い出しますね。あの映画でも蝙蝠が宿主になっていたバンパイアウィルスの感染爆発で人類がほとんどバンパイアになったんだったか…
ぜひともリンク先参照 (スコア:0)
献血中の様子を撮った写真は一見の価値あり
Re: (スコア:0)
今でこそ献血は広くて明るいフロアに設置されたTV付きカウチに寝そべってするんだけど、
40年くらい前は薄暗いカイコ棚みたいなところに腕突っ込んでやるものだった。
で、献血のあいだじゅうグーパーを繰り返すよう指示されて、何とも言えない雰囲気だった。
それでもその頃はもう売血じゃなくて献血だったから少しはましになってたんだろうけど、殺伐の気配がかすかに残っていた。
#今の献血屋で気に食わないのは、看護師のお姉さんたちがつけている
#けんけつちゃんグッズを献血者にはほとんどくれないこと。
#こないだ見かけた血液バッグはなかなかリアルな出来でうらやましかった。
以上、オフトピで沈めておいてください。
Re: (スコア:0)
>カイコ棚みたいなところ
普通は通じないだろw
Re: (スコア:0)
コメントに返信失礼
>#今の献血屋で気に食わないのは、看護師のお姉さんたちがつけている
>#けんけつちゃんグッズを献血者にはほとんどくれないこと。
しかるべきところに提案すればくれるようになるかもしれませんよ
コミケ会場ではポスター配るくらいだから、予算がゼロではないはず
Re: (スコア:0)
昔配ってたけどやめてしまった。
けんけつちゃんのチッチグッズ、家にそこそこあります。
Re: (スコア:0)
いまは献血クラブに登録しないと何も渡さない方針らしい
スタッフさんの話ではグッズのお金の出所の関係と濁された