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NASAの火星ヘリコプターが5回目の飛行を完了し、新しい飛行場に移動 4
5回目完了 部門より
NASAの火星ヘリコプターIngenuityが日本時間8日、5回目の飛行を完了した(JPL Newsの記事、 動画)。
Ingenuityは日本時間4時26分(火星時間12時33分)に最初の飛行場Wright Brothers Fieldを離陸し、108秒間飛行して129m南の新しい飛行場に着陸した。新しい飛行場の上空ではこれまでの最高高度となる10mまで上昇したという。新しい飛行場は地球以外で初の「偵察飛行」となった4回目の飛行で収集した情報をもとに選定された。この偵察飛行で生成されたデジタル高度マップは、ほぼ完全に平らな地形でほぼ何も障害物のない場所であることを示しているとのこと。
5回目の飛行を終えたIngenuityは運用デモの段階に移行し、偵察や探査車ではいくことのできない場所の上空からの観測、大気のある高度からの詳細なステレオイメージ作成など、火星でヘリコプターがどのように役立つかを確認することに注力する。今後もさらに新しい飛行場を選定して片道飛行を実施する計画で、さらに正確なマヌーバーも要求される。いずれは火星探査車Perseveranceの探査ペースを落とすことなくIngenuityを飛ばせるようにする計画で、今後数週間かけて2回ほどの飛行を行い、評価を行うとのことだ。
なお、4回目の飛行は音声付き動画が公開されている。動画はPerseveranceが撮影したもので、音声はSuperCam搭載マイクにより収音したという。火星でさまざまな「史上初」の音声録音を行っているPerseveranceだが、今回の音声は地球以外の惑星上で宇宙機が別の宇宙機の発する音声を史上初めて録音したものとなる。
飛行場じゃない (スコア:0)
×飛行場
○着陸地点・離着陸地点
Re: (スコア:0)
火星人の事を考えると、
不時着ととられかねない「地点」よりは
飛行場と言い張ったほうが良いのでは?
# なお、NASAの記事自体がairfield(飛行場/離着陸場)と記載しているので、
# 飛行場とするのは原文に沿っているはず。
# ・・・ひょっとして元コメはNASAのライバルで、
# 地球外航空機とか飛行場とか先をこされたのが悔しいのだろうか?
Re: (スコア:0)
設備の整っていない飛行場とか軍用飛行場を示す言葉だろう
着陸地点ならLANDING POINT
数値標高マップ (スコア:0)
数値標高マップの生成をどうやったのかがよく分からんな。
航法カメラとLIDARは真下を向いてるから、その地点の上空に行かないと地形の高低は測定できない筈だが、それじゃあ2度手間だし。
前方カメラの画像視差だけから作成してるとしたら、結構リスキーな気がする。