火星からのサンプルリターンを目指す Perseverance、最初のサンプル採取は失敗 9
ストーリー by nagazou
超硬い? 部門より
超硬い? 部門より
headless 曰く、
NASAは 6 日、火星探査車 Perseverance が実施した 1 回目の岩石サンプル採取活動で、サンプルが採取されていないことを示すデータを受信したと発表した(プレスリリース)。
史上初となる火星からのサンプルリターンを目指す Perseverance は先端がコアリングビットになった中空のチタン合金製サンプルチューブを 43 本搭載しており、ロボットアームの先に取り付けたインパクトドリルで地表を掘削してサンプルを採取する。作業は終始自律的に行われるが、1 回目の作業でサンプル採取後にプローブでサンプル量を測定した結果、サンプルはチューブ内に取り込まれていなかったとのこと。ただし、サンプル採取・格納システムでハードウェア上の問題があるとは考えられず、掘削した岩石が予期したように反応しなかったとみられるそうだ。
NASA が火星探査ミッションでも岩石や表土の予期していなかった特性による困難に直面するのは今回が初めてではない。火星探査機 Phoenix は採取した土壌サンプルの粘度が高かったために分析装置への取り込みに手間取り、火星探査車 Curiosity は岩石サンプル採取用ドリルで掘削できない非常に硬い岩石を確認した。火星探査機 InSight は 2 年近くにわたって地熱測定装置プローブ打ち込みを試みていたが成功せず、今年 1 月に打ち切りを決めている。
お約束 (スコア:0)
火星人が修理してくれるさ
Re:お約束 (スコア:1)
むしろ、地球人が火星人と、火星からの鉱物持ち出しの交渉すらしなかったから
サンプルを押収されたんじゃ
サンプル採取・格納システムでハードウェア上の問題があるとは考えられず (スコア:0)
何だかんだ凄いよね。
次からは耕せばいい (スコア:0)
次の火星でのサンプルリターンでは、
単弾頭の純金属製弾、指向性高出力エネルギーのレーザー、ある面積に対して多弾頭の純金属製弾、無指向性高出力エネルギーを出せる純枠な重元素の特殊な機器とかを高速発射出きる装置を探査機に持たせて、火星のホンの一部をガッツリ「耕せ」ばいいんではないだろうか?
そうしたら、楽にサンプリングができる。
注:レーザーはすでに使っているだろうけど、上記を使う場合はそこに苦情を言うような火星人がいないことをたしかめることw
Re: (スコア:0)
そこまでやると弾丸由来の物質が混ざりそう
まあ分析結果から分別できると思いたいけど
前提クエスト。 (スコア:0)
なにかフラグを立て忘れてるから、アイテムを取得できないんではなかろうか。
Re: (スコア:0)
アメちゃんが星条旗を立て忘れるわけない
Perseveranceはまずはサンプルの保存からなのか (スコア:0)
え、もう火星からサンプルリターンできる時代なのか!
と思ったら、Perseveranceはまずは採取と保存までらしい。
そこまでを「マーズ2020」 [wikipedia.org]、サンプルリターンも含めた全体のミッション名は「マーズ・サンプル・リターン・ミッション」 [wikipedia.org]だそう。
サンプルリターンの方法はまだスケジュールも方法も具体的に決まってないようだけど、まぁー、そこまでもう考えられる領域にあるってのがすごい(小並感)
ナッツ・リターンを思い出した (スコア:0)
火星に豆の木を植えて収穫できるようになるのはいつのことか