パスワードを忘れた? アカウント作成
15414899 story
NASA

NASA 長官曰く、Blue Origin には NASA を訴える権利がある 9

ストーリー by headless
権利 部門より
NASA 長官のビル・ネルソン氏が有人月着陸システム (HLS) の契約先選定について、Blue Origin には NASA を訴える権利があるとの考えを示したそうだ (Ars Technica の記事)。

NASA は HLS の開発で 2 者と契約する意思を示していたが、今年度予算が要求額の 4 分の 1 しか認められず、4 月に SpaceX のみを選定した。そのため、契約に名乗りを上げていた Dynetics と Blue Origin は選定過程に問題があったとして米会計検査院 (GAO) に抗議した。GAO は契約を適切と判断したが、Blue Origin は連邦請求裁判所に米政府を提訴している。

これにより HLS 契約は停止しており、Blue Origin への支持は少ない。しかし、この件に関する Ars Technica の質問に対し、ネルソン氏は (少なくとも表向きは) Blue Origin を批判することはなく、我々は法治国家であり、法律を遵守したいと述べたという。彼ら (Blue Origin) には訴える権利があり、彼らがその権利を行使すると決めた以上、判決が出てから次に進むとのこと。

その一方でネルソン氏は HLS 契約で 1 者しか選定できなかったのは予算の都合で仕方なかったとの考えを示しつつ、NASA の民間宇宙開発計画に競争が重要との姿勢を崩さなかったという。ただし、HLS の追加予算確保は難航しており、2022 年度予算にも第 2 のHLS 契約は含まれていない。ネルソン氏は 4 兆 5 千億ドルをインフラ整備に投資するバイデン政権の計画に第 2 の HLS 契約のための 100 億ドルが含まれることを示唆したが、現在の草案に HLS の追加予算は含まれていないとのことだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2021年09月11日 13時41分 (#4110697)

    イーロンマスクの会社って法文があっても監督官庁が弱腰だと
    ルールを破れる我が社の競合優位だって暴れ出す癖があるでしょ
    そことNASAの単独契約はやべーよ

    • by Anonymous Coward on 2021年09月11日 14時04分 (#4110703)

      まあHLSに限っては予算が1社分になったのはBlue Originのロビー工作が原因だって噂なので、事実ならこれに限ってはBlue Originの自業自得でSpaceXはあんま関係ない気がするな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      イーロンマスクに親でも殺されたか
      デマだし日本語もおかしい

  • by Anonymous Coward on 2021年09月11日 17時22分 (#4110756)

    平井大臣(とは書きたくないが)に毎日見せるべきだな。

typodupeerror

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

読み込み中...