Rocket Lab、回収したエンジンを再使用したロケットの打ち上げに初成功 10
ストーリー by nagazou
リサイクル 部門より
リサイクル 部門より
ニュージーランドのRocket Labは23日、初めて飛行済みエンジンを搭載したロケット用ブースターの打ち上げに成功した。今回の打ち上げは、Electronロケットによって行われ、Capella Space社の地球観測レーダー衛星を搭載している。搭載されていた人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたとのこと。Rocket Labは、これまでに7回のブースターの回収実績を持ち、今回の打ち上げでもブースターを海面に着水させ回収することに成功している。回収されたブースターは点検、分析、改修が行われ、再利用される予定となっている(Space、Business Wire、NZ Herald、sorae)。
あるAnonymous Coward 曰く、
あるAnonymous Coward 曰く、
Rocket Labは現在、小型ロケットElectron 1段目のパラシュートを使った洋上着水での回収&再使用を試みており、今回の打ち上げでは、9基の1段目エンジンのうちの1基に回収したものを使用したという。1段目全体の再使用にはまだまだ届かないが、将来の再使用に向けて一歩前進という感じである。
着水して再使用だと割に会わなそう (スコア:1)
着水して再使用だと、海水に浸かっていろいろとダメになるから簡単には再使用できないみたいな話を以前見た気がするんだけどどうだろ?
特に、エンジンなんて精密な部位だと素人考えでは影響が極めて大きそうな気がするけど。
でも、もともとの計画は関連リンク [science.srad.jp]にもある通りヘリでキャッチして再使用で、それがうまくいかなかったから洋上着水続けてる感じなので、現状では仕方なく、むしろ再使用の知見を蓄えるためって感じか?
再使用の本命は来年予定(※遅延してそう)のニュートロン [science.srad.jp]ってとこか。
今更ながら (スコア:0)
ニュージーランドの企業なんやね
Re: (スコア:0)
ニュージーランドは創業の地で、今の本社はアメリカにある。また、発射場は両方にある。
もともと5分くらいの稼働時間だから (スコア:0)
一回5分くらい使っただけで廃棄はもったいないですもんね
使えるなら再利用した方が良いですけど
5分という稼働時間を前提とした設計もあったでしょうけど
熱設計とか冶金工学が進歩したということでしょうか
日本はH5くらいにならないとやらないかな
JAXA/IHI/三菱では祭祀用ロケットの研究はしているのかな
Re: (スコア:0)
どやろ。
後追いより、使い捨てを追求したほうがいいと思うゲド
Re: (スコア:0)
このエレクトロンも、再使用で先行するファルコン9も、使い捨てを追求したロケットなんすよね。
で、H3は使い捨てを追求したファルコン9(まさか再使用も想定していたとは知らなかった)に対抗するために作られた使い捨てを追求したロケット。
つまり、今の衛星打ち上げ市場は、使い捨てとしてトップ性能でかつ再使用もできないと勝負の土俵に乗れないという、厳しい世界。
Re: (スコア:0)
JAXA/IHI/三菱では祭祀用ロケットの研究はしているのかな
祭祀用か…、宇宙葬専用ロケットとか、初子の祝い [hamamatsu-daisuki.net]ロケットとかかな。
# 灰の状態じゃなくて、遺体そのままで打ち上げて大気圏再突入の熱で火葬されるという、火葬ロケットなら利用してみたい。
Re: (スコア:0)
9基の1段目エンジンのうちの1基に回収したものを使用した (スコア:0)
> ニュージーランドのRocket Labは23日、初めて飛行済みエンジンを搭載したロケット用ブースターの打ち上げに成功した。
ソ連式なら兎も角、これは1段目 or ブースター、どっちなんだ?
Re: (スコア:0)
1段目でありブースターとして利用したということでは。
例えば昔のスペースシャトルなんかはメインエンジン(+補機)を1段目から利用する場合もあるわけで。
そうではなく、1段目がブースターのみという今回のような場合もある。