Rocket Lab CEO 曰く、ロケットの空中キャッチは非常に複雑な作業 20
ストーリー by headless
空中 部門より
空中 部門より
Rocket Lab CEO のピーター・ベック氏が、ヘリコプターによるロケット第 1 段の空中キャッチは容易にできることではないとの見解を改めて示している
(Rocket Lab の更新情報、
The Register の記事、
動画)。
Rocket Lab は 5 月の「There And Back Again」ミッションで空中キャッチに初めて成功。今回、日本時間 5 日の「Catch Me If You Can」ミッションで再び空中キャッチを実行すると予告していた。空中キャッチにはシコルスキー S-92 型ヘリコプターを用い、パラシュートで降下してきた Electron ロケット第 1 段のドラッグラインにフックを掛けて回収する。5 月のミッションではキャッチ後に海洋上へ落下させて回収船が製造施設へ運んでいたが、今回は直接オークランドの製造施設へ運ぶ計画も示されていた。
Electron ロケット 32 回目の打ち上げとなる「Catch Me If You Can」は、スウェーデン国立宇宙委員会 (SNSA) の MATS (中間圏大気光/エアロゾルトモグラフィーおよびスペクトロスコピー) 衛星打ち上げミッションだ。ニュージーランド・マヒア半島の Rocket Lab 打ち上げ施設で Electron ロケットが打ち上げられたのは日本時間 5 日 2 時 27 分。約 54 分後に高度 585 km の円軌道投入が確認され、打ち上げは成功した。MATS 衛星は Electron が軌道投入した 152 基目の人工衛星になるとのこと。
一方、再突入した第 1 段は順調に降下しているように見えたが、打ち上げから約 18 分後に空中キャッチ取りやめと海洋上への着水・回収が告げられた。その後、再突入時に第 1 段からのテレメトリーが一部失われたため、安全のため回収区域からヘリコプターを撤収したと説明されている。
ベック氏は「宇宙からロケットを帰ってこさせるのは困難なことであり、ヘリコプターでの空中キャッチは想像通り複雑だ」として、複雑な多数の要素が完全に揃う必要のある空中キャッチは成功する可能性が失敗する可能性と比べてはるかに低いと述べている。今回は海洋上で 5 台目のロケットが回収できたことに満足の意を示しつつ、Electron を再使用可能ロケットにするため、空中キャッチを今後も試みるとの意思を示した。
Rocket Lab は 5 月の「There And Back Again」ミッションで空中キャッチに初めて成功。今回、日本時間 5 日の「Catch Me If You Can」ミッションで再び空中キャッチを実行すると予告していた。空中キャッチにはシコルスキー S-92 型ヘリコプターを用い、パラシュートで降下してきた Electron ロケット第 1 段のドラッグラインにフックを掛けて回収する。5 月のミッションではキャッチ後に海洋上へ落下させて回収船が製造施設へ運んでいたが、今回は直接オークランドの製造施設へ運ぶ計画も示されていた。
Electron ロケット 32 回目の打ち上げとなる「Catch Me If You Can」は、スウェーデン国立宇宙委員会 (SNSA) の MATS (中間圏大気光/エアロゾルトモグラフィーおよびスペクトロスコピー) 衛星打ち上げミッションだ。ニュージーランド・マヒア半島の Rocket Lab 打ち上げ施設で Electron ロケットが打ち上げられたのは日本時間 5 日 2 時 27 分。約 54 分後に高度 585 km の円軌道投入が確認され、打ち上げは成功した。MATS 衛星は Electron が軌道投入した 152 基目の人工衛星になるとのこと。
一方、再突入した第 1 段は順調に降下しているように見えたが、打ち上げから約 18 分後に空中キャッチ取りやめと海洋上への着水・回収が告げられた。その後、再突入時に第 1 段からのテレメトリーが一部失われたため、安全のため回収区域からヘリコプターを撤収したと説明されている。
ベック氏は「宇宙からロケットを帰ってこさせるのは困難なことであり、ヘリコプターでの空中キャッチは想像通り複雑だ」として、複雑な多数の要素が完全に揃う必要のある空中キャッチは成功する可能性が失敗する可能性と比べてはるかに低いと述べている。今回は海洋上で 5 台目のロケットが回収できたことに満足の意を示しつつ、Electron を再使用可能ロケットにするため、空中キャッチを今後も試みるとの意思を示した。
勢いが足りぬ! (スコア:1)
「よし!合体だ!!」って叫んで、レバーを引きながら全員で「合体!!!!!」って叫ばないとダメ
そうするとどこからともなくかっこいいBGMが聴こえてきて、うまく回収できるぞ
Re: (スコア:0)
全員の心が一つにならないと合体はうまくいかない
逆にうまく行った合体は気持ちいいらしい
Re: (スコア:0)
全員の心が一つにならないと合体はうまくいかない
参考:超弩級無敵合身サウザンガー
Re: (スコア:0)
釣りバカ日誌の方かと思ったら違った。
Re: (スコア:0)
全員といっても二人だけなので、難易度は低いのでは。
# 二人揃える難易度が高い
Re: (スコア:0)
「聞いて驚け」「見て笑え」…
シャクを回収出来ないのはレバーが無かったからなのかっっっ!
# 心が1つにならなきゃいけない合体というとゲッターロボがそうだったような…
垂直着陸がベストだった? (スコア:0)
ファルコン9が回収成功した前後に雨後の筍のごとくいろんな回収案が出たわけですが、
中にはこういうヘリで空中キャッチやエンジン部分だけジェットエンジンで飛行機のように飛んでいくとかもあったわけで。
でも実際に試してみると、複数のシステムを組み合わせる仕組みは複雑度が増して上手く行かず、
一見複雑そうな垂直着陸が一番シンプルでベストだったという事なんですかね。興味深い話です。
でも、本家のSpaceXも、Starship/Super Heavyではさらに効率を上げようと地上にキャッチする仕組みを作っちゃったので、同じくトラブって垂直着陸だけに戻しそうな予感。
Re: (スコア:0)
(他の案を差し置いて)どうしてヘリコプターでキャッチする案に到達したのかが気になるところですね。 普通に人死にが出そうなんですが
Re: (スコア:0)
スペースシャトルのスペースシャトル固体燃料補助ロケット回収なんかは、海上に落ちて浮いているそれをタグボートで引っ張って来てたかと。
ヘリコプターにはメインローターがある (スコア:0)
ヘリへの空中給油、偵察衛星からのフイルムカプセル空中回収、特殊部隊が上げた係留気球を引っ掛けて回収(固定翼機用でフルトン回収システムと呼ばれる)、何れも過去に難儀しているからなぁ。
Re: (スコア:0)
フルトン回収システムは失敗は少なかったようだ
まあ回収される物とか人とかは地上にあって動かないから、降りてくるロケットブースターを回収するよりは難易度低そうだけど
Re:ヘリコプターにはメインローターがある (スコア:1)
あれは、実際にやっているんですよね?特撮?
Re: (スコア:0)
大昔にテレビで見たはずですが、どちらかと言われて断言できるほど鮮明な記憶ではありません
でも、言うなら危険は0ではないですからねえ
模型と、回収はしたない実写と、俳優+合成かなにかの背景
でやっちゃうのでは?
Re: (スコア:0)
×回収はしたない
○回収はしてない
Re: (スコア:0)
自己レス。動画を見てみました。本当にやってますね。多分
実際に回収したのは人間では無いとは思いますが
昔はやってた (スコア:0)
大型・大重量ではないものの、昔は偵察衛星の撮影済みフィルムの空中キャッチはやっていた
#50年前に出来た有人月面着陸がなぜ今出来ないのか?
Re: 昔はやってた (スコア:1)
その空中キャッチが具体的にどのようなものだったか知らないけど、重量や降下速度がぜんぜん違って安全面のリスクは比べ物にならないのでは
Re: (スコア:0)
それってディスカバラーとかのこと?
あれは小さなカプセルをパラシュートで急減速させた後に回収しただけだよ。
機体再利用のためではないから、回収不要な部位の大半は燃え尽きてる。
そこまでスケールが違うと、回収機を単純に大型にしても対応できない。必要な技術が別物。
知ってた (スコア:0)
> 空中キャッチは容易にできることではない
うん、知ってた。
Re: (スコア:0)
わざわざそう言わないと行けないと言うことは筋の悪いやり方のような気がする