カナダで知能の高いスーパー豚の生息域が拡大中 62
進化 部門より
カナダでは1995年以前はほとんど野性に豚はいなかったそうだ。しかし2000年代初頭に養殖イノシシの市場が縮小、囲いから逃れたり解放されたりした後に繁殖するようになったらしい。それから10年かけて、範囲も数も大幅に増加している(増加傾向を示す動画)。なお米国北部に侵入する恐れも高まっているとのこと。この調査をおこなったカナダの野生豚研究プロジェクトのライアン・ブルック氏は「根絶が可能だという希望は潰えました」と述べている。
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上記の記事でおやっと思ったのは、新スパコンの設置場所が「新スパコンは富士通製で、同社の施設がある群馬県館林市に設置」となっていたこと(館林データセンターらしい)
クラウドが当たり前になって、購入したスパコンもベンダーのデータセンターに設置して使用する時代なのでしょうか?
科学技術の理解増進施策の一環として,学習資料「一家に1枚 ウイルス ~小さくて大きな存在~」及び科学技術週間告知ポスターを制作し,ウェブサイトへの掲載を開始します。
特設ウェブサイト( https://www.ims.riken.jp/poster_virus/ )は令和5年度科学技術週間(令和5年4月17日(月曜日)~23日(日曜日))にあわせ,4月上中旬に公開予定です。
各科学館,博物館等での配布については,科学技術週間の始まる令和5年4月17日(月曜日)以降順次配布される予定です。配布に御協力いただく全国の科学館・博物館等及び科学技術週間協力機関の一覧は文部科学省の科学技術週間のページ( https://www.mext.go.jp/stw/ )にて公開しておりますので,ご覧ください。(告知)植物や魚も含む、ウイルス一般で、病気として毛嫌いするだけではなく、クリ胴枯病菌のヴァイロコントロールやiPSの遺伝子改変など役に立つことも説いている。
衛星コンステレーションによるブロードバンドサービスを目指すOneWeb社は、3月25日にインドのGSLV-IIIロケットでの衛星36基の打ち上げに成功した。これで軌道上の衛星数は618基に到達、同社の第1世代衛星コンステレーションが完成することとなった(プレスリリース, BBC, Space.com)。
OneWeb社と言えば、2020年3月の破産からの再建、ロシアのウクライナ侵攻での打ち上げ中止、そしてライバルSpaceXによる打ち上げなど苦難続きであったが、ようやくこれで当初予定していたサービスが開始できそうな雰囲気である。
OneWebはStarlinkと違い、エンドユーザーへの直接販売は行わないようであるが、今後の競争はどうなっていくだろうか?興味深い。
東京都報道発表資料「『東へ南へ 国境離島VR』を作成しました!」(2023/02/17)
NHK「国境離島の『沖ノ鳥島』『南鳥島』のVR映像公開 東京都」(2023/03/24)
特別な許可がないと立ち入ることができないという両島の様子を、360度のVRコンテンツで見て回ることができる。スマホで視聴すれば、上下左右と振りかざして見ることもでき、高い臨場感を得られるとのこと。
あの、コンクリートの防護壁でガッツリ保護されている小さな小さな「島」をクローズアップで見れるのは、とても興味深い。
#家宝の隕石を所持している方は放射性核種の分析の都合を考えて早めに鑑定依頼を.....
太陽よりも小さな赤色矮星を巡る太陽系外惑星は、液体の水が存在できる距離では恒星の重力の影響が強すぎて同じ面を恒星に向け続ける「潮汐ロック」と呼ばれる現象が発生してしまうが、そうした惑星においても、条件を満たせば昼と夜の境界線付近が生命に適した環境になるとの研究結果が発表された(Sorae, ナゾロジー, カラパイア)。
研究を行ったのはカリフォルニア大学アーバイン校などからなる研究チーム。潮汐ロックが発生している惑星では、永遠の昼の側が灼熱の世界に、永遠の夜の側は極寒の世界になってしまうと考えられている。一方で両者の境目である明暗境界線(ターミネーター・ゾーン)は適温の環境になるのではという予測がある一方、このエリアは長期的に安定して存続できないのではという見方もされていた。
今回の研究では水や氷の割合や大気圧、恒星からの距離など様々な条件を変えてシミュレーションが行われた。結果、地球と同程度の水があると、昼側で蒸発した水蒸気により温室効果が暴走してしまうなど、生命に不適であるとの結果が出された。一方で水が少ない環境であれば、恒星からの放射が増えても、境界線は0~50℃に保たれることが分かったという。
なお、夜の側に降り積もった水分が昼側に帰ってこないのではという懸念もあったが、それに対しても夜側に氷床が発達すれば、氷河として境界線に流れ込むことで、循環が発生するとの分析がなされている。氷床が十分発達できてかつ水が多すぎないことというのはなかなか微妙な条件そうだが、赤色矮星系は数が多いため、条件を満たす惑星はきっと存在するだろう。
先日話題になった世界初の完全3Dプリンタ製ロケット「Terran 1」の打ち上げは何度か延期された後に現地時間 22 日午後 11 時 25 分に行われたが、2 段目エンジンが正常に点火せず、打ち上げとしては失敗に終わった (打ち上げ動画、 SPACENEWSの記事)。
ただし、Relativity Space 社は事前に今回の打ち上げの一番の課題を 3D プリントされた機体が Max-Q (機体に最も負荷がかかる瞬間) を超えられるかどうかだと述べており、1 段目の飛行から 2 段目分離までは成功したことで大きなマイルストーンを達成したとツイートしている。同ロケットは 3D プリントした記念品だけを積んでおり、顧客のペイロードを守る必要がないためフェアリングも搭載していなかった。
なお、同社は将来的に完全再使用の大型ロケット「Terran R」を開発する計画だが、今後は Terran 1 を修正して再打ち上げするのではなく、直接 Terran R を開発する可能性もあるとのこと。
4月1日にはまだ早いようですが
一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy