
年内の月探査機打ち上げを目指す中国 56
ストーリー by hylom
月面着陸による探査は日本もまだですが 部門より
月面着陸による探査は日本もまだですが 部門より
danceman 曰く、
中国が開発中の月探査機「嫦娥3号」プロジェクトでは、原子力電池を搭載した小型探査車を月まで運び、3か月間におよぶ月面探査を行うことを目指している。中国当局によると、すでにプロトタイプモデルフェーズからフライトモデルフェーズに移行しており、年内の実現を目指しているとのこと(本家/.、Motherboard記事)。
「長征」ロケットに嫦娥3号を搭載して打ち上げた後、嫦娥3号は3日間の旅を経て月まで到達することになる。62マイル軌道に乗り、落ち着いた段階で、月着陸船は司令船から切り離され、月上9.5マイルまで下降して楕円軌道に乗ることになるのだという。
さらに月着陸船はスラスタ噴射で月面近くまでゆっくりと下降し、月面から330フィート上をホバリングしながら着陸しやすい平地を探すことになる。着陸地点を見つけると、再びスラスタを噴射させて下降していき、月面から14フィートのところでエンジンが切れるが、重力が弱いため優雅に月面着陸することができるとのこと。
一番の目的は中国国内の不満そらし? (スコア:1)
経済が停滞すれば、共産党政権は保たないと言われており、
肝心の中国経済が失速しはじめている最中、国内をまとめ上げる象徴的な偉業が、喉から手が出るほど欲しいのだと予想。
経済が高成長を続けているときでも、年間、何万件と暴動が起きているしね。
宇宙に莫大な投資をしようとすると、そんな金があれば福祉にまわせという反発があるものだけど、
いまの中国においては、民衆の不満を押さえつけて政府の威光を見せつけるために、なおさら必要な投資なのだろう。
正直、隣国の人間から見ると、そんな金があるなら、せめて毒煙を飛ばさないよう、公害対策に回してほしいと思うけどね。
Re:一番の目的は中国国内の不満そらし? (スコア:1)
Re:一番の目的は中国国内の不満そらし? (スコア:1)
>かれこれ10年以上は中国経済が失速して共産党政権が崩壊するの待ってるんですが、そろそろ狼は来そうですか?
問題の焦点は、中国経済が失速するかと、中国経済が失速したときに共産党政権が崩壊するか
に分けられると思います。
中国経済が失速したときに本当に共産党政権が崩壊するかは分かりませんが、
世界の景気が急回復して、中国の工場がフル稼働しない限りは、経済が失速しないはずがないと思いますね。
採算の取れない鉄道や空港など、ハコモノを増やし続けて、GDPを嵩上げし続けてきたので、
中国の地方政府や銀行は、莫大な不良債権を抱えています。いまのペースで公共事業を続けることはできないでしょう。
この構造転換を迫られている時期を、どんなウルトラCで乗り切るのやら。