
「火星への片道切符」、応募受け付け開始 76
ストーリー by hylom
宇宙船の中に街があるなら参加したいんだけどなあ 部門より
宇宙船の中に街があるなら参加したいんだけどなあ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
以前から噂になっていた、「火星への片道切符」の応募受付が開始された。計画しているのはオランダの民間組織「マーズ・ワン」で、2022年に地球を出発、2023年に火星に到着する予定だという。その後は火星にコロニーを建設し、火星に定住するという(CNN)。
技術的問題のために「片道切符」になるとのことで、現時点での技術で火星への着陸は可能という見解らしい。手数料は米国からの応募の場合38ドル。非常に大きなチャレンジではあるが、もし成功して火星移民への道が開けたのであれば人類の歴史に名を刻むヒーローになれる可能性はある。
なお、マーズ・ワンの代表は「彼女が火星に行きたがらないから」地球にとどまるという。
地獄への片道切符 (スコア:4, すばらしい洞察)
永住を目的とするなら、とりあえず月面とかで実績を積んでからやるべきじゃないのかなーと。
宇宙の長期滞在は国際宇宙ステーションである程度は実績があるけど、まだせいぜい数年レベル。月面なら地球からの補給も(火星と比べて)楽だし、何かあったときに地球に帰ってこられる、という実績もある。月面で自給自足できる環境をまず作ってみてほしいところ。
現状だと、とりあえず火星に人を送ってあとはさようなら、というプランにしか見えない。
theInsiderman(-1:フレームの元)
月面は役に立たないらしい (スコア:3, 興味深い)
月面で実績積め論に対しては、(たしか)火星移住派の急先鋒、火星協会のズブリン先生が「あんな夜が半月も続く真空環境なんて火星移住の役に立つかクソッタレ!(意訳)」みたいにのたまわっておりますよ。
氏曰く、それなら地球の極限環境で長期滞在実験した方がよっぽど火星に近いとか(そう言ってほんとに実験中)。
なので、どちらかというと足りないのは火星までの飛行中の実績作りの方?