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宇宙

地球から4.24光年離れた場所で地球に似た惑星が見つかる 71

ストーリー by hylom
超光速で移動できる技術の実現が待たれる 部門より
insiderman 曰く、

地球から4.24光年離れた位置にある恒星「プロキシマ・ケンタウリ」周辺で地球に似た惑星が発見されたという。この惑星の表面には水が液体の状態で存在する可能性があるようだ(産経新聞NHK日経新聞)。

プロキシマ・ケンタウリはケンタウルス座を構成する「ケンタウルス座アルファ星の第2伴星で、半径は太陽の0.145倍、質量は太陽の0.123倍と小さい。発見された惑星はプロキシマ・ケンタウリから約750万kmの位置を周回しており、「ほどよく離れた距離」であることから液体の水が存在する可能性があるようだ。

「4.24光年」というと近いように聞こえてしまうが、地球と太陽との間の距離は0.00001581光年で、それと比較すれば膨大な距離である。

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  • by auge (19016) on 2016年08月25日 21時38分 (#3069955)

    「帰りのショートカット・アンカーはまだ発見されていない」

  • by Anonymous Coward on 2016年08月25日 20時47分 (#3069922)

    A Potentially Habitable World in Our Nearest Star [upr.edu]

    生命が存在する可能性がある惑星のランキング付けを行っているプエルトリコ大学アレシボ校Planetary Habitability Laboratoryも、さっそくプレスリリースを出すとともに、ランキング付けを行っておりました。
    その ESI (Earth Similarity Index) はなんと0.87、これはこれまで見つかった太陽系外惑星の中ではトップクラスで、確度が高い惑星のランキングではGJ667Ccを上回って一位となる数値です。
    太陽系からもっとも近いハビタブルゾーンの惑星が最も生命が存在する可能性が高いとは、なんというかすごい。

    # 近くて観測精度が高いと高くなるとかいうオチだったりして。

    • by Anonymous Coward

      不確定要素の差だけっていうオチはありそう..

    • by Anonymous Coward

      今あるデータから判断するとそうなるというだけでは?正直上限が1の指標なのによくわからない段階から0.9近い高得点をつけたのはどうかと。

      • by Anonymous Coward

        地球と同じ条件で「1.0」なのだから、評価は可能では?

        • 水が液相で存在できるかもってレベルの話なのだが。

          存命中に地球外生命へのせつない期待が裏切られるのがはっきり分からないところが素敵だな。

          --
          モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
          親コメント
    • by Anonymous Coward

      ># 近くて観測精度が高いと高くなるとかいうオチだったりして。

      まさしくそのとおりだと思うけど。

  • by Anonymous Coward on 2016年08月25日 20時02分 (#3069901)

    月:地球と月レベルの安定した引力があれば、数百万年から数千万年レベルのポール・シフトの影響を受けなくてすみそう。
          生物が安心していられる。
    淡水湖:原始惑星時代に淡水湖があったら、プレート・テクトニクスの始動と大気の穏やかな地球的循環も期待出来そう。
                でないと、水浸しで有毒な海水と大量の窒素と二酸化炭素で、地球型金星っぽい惑星に見えるかも。

    ただし、上記の知識は素人が知ったTV番組の情報w

    • 主星質量が太陽の0.123ってことは、星としての寿命は良くて太陽の1.5%から最悪0.2%以下ってことで、地球レベルまで生命を進化させるにはちょいと足りなさそうですねぇ。

      親コメント
      • by nojiri (27623) on 2016年08月25日 22時26分 (#3069976)

        >主星質量が太陽の0.123ってことは、星としての寿命は良くて太陽の1.5%から最悪0.2%以下ってことで

        勘違いしています。
        恒星の寿命は、質量が大きいほど短く、少ないほど長くなります。
        http://wwwxray.ess.sci.osaka-u.ac.jp/~hayasida/Class/Class2013/ESS1_20... [osaka-u.ac.jp]

        0.5太陽質量の恒星で、寿命は1800億年。
        0.123太陽質量のプロキシマ・ケンタウリなら、数千億年は保つでしょう。
        生命が進化するには理想的な環境と言えるかもしれません。

        親コメント
        • なるほど、「質量の2~3乗に比例する」と覚えてましたが、反比例?逆比例?なんですね。
          ご指摘、ありがとうございました。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          地球と同程度のエネルギーを受け取れるくらいの距離まで近づいたら、
          別の問題が出てきたりしないんでしょうか。

          • 出てきます。 マイナビの記事 [mynavi.jp]が詳しいですが、この手の天体だと自転と公転の同期と、放射線やらが問題になります。
            最も、それはそれで日向と日陰の中間が適温になるだとか、いろんな説があるしまあ分かんないことだらけですが。

            自転周期については、公転周期と同期、つまりある面のみを常に恒星へ向けているか、もしくは公転周期の2/3になっていることが考えられるとし、もし水があるとすれば、日当たりの良い地方のみにしか存在しないかもしれないのではとされる。また、プロキシマ・ケンタウリから受ける紫外線やX線などの放射線の強さも地球のおよそ60倍と強烈なもので、さらに季節も無い可能性

            • by Anonymous Coward

              海一つ分って言われてもさっぱりわからないな。
              大洋は七つの海とか言っても全部繋がってるし、サイズもばらばらだし。
              どれぐらいの量を指しているんだろう。

        • by Anonymous Coward

          どこにぶら下げようかと思ったけどここに。

          プロキシマ・ケンタウリぐらいの小さな恒星だと、閃光星=しょっちゅうフレアが出ることが多いですし、
          質量が小さい分ハビタブルゾーンとしての恒星-惑星間距離も小さいので、
          宇宙線とかをどうするかっていう問題が出そうな感じです。

          もちろん、そういうのを克服した生命体が現れる可能性もありますが。

    • by Anonymous Coward

      TOKIOを早速派遣しよう

  • by Anonymous Coward on 2016年08月25日 20時04分 (#3069903)

    8年半後に返事が来るかも

    • by FTNS (17738) on 2016年08月25日 21時50分 (#3069959)

      「宇宙の隣人が善良とは限らない。最悪の場合スペイン人に出会ったインカ文明になりかねない。だから受動的なSETIはやっても、こちらから呼びかけるべきでは無い」
      と言う趣旨の事をカール・セーガンが著書で書いていました。
      ただし人類は無線を使っているので、もし近くに文明があればいつかは発見されるだろうとも書いていました。

      その最悪の例をB級映画にしたのがバトルシップですね。
      #愛すべきお馬鹿映画だと思ってます。

      --
      --- de FTNS.
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        テレビがケーブルテレビになって心配して来たカエルもいましたね

      • by Anonymous Coward

        「宇宙の隣人が善良とは限らない。最悪の場合スペイン人に出会ったインカ文明になりかねない。だから受動的なSETIはやっても、こちらから呼びかけるべきでは無い」
        と言う趣旨の事をカール・セーガンが著書で書いていました。

        あなたは、そこにいますか・・・? [nicovideo.jp]とかも割とアレだったな

      • by Anonymous Coward

        えっと、どの著書ですかね?

        そういう可能性を言う人もいるが、そのような破壊的な文明は、恒星間旅行ができるだけの大量のエネルギーを使えるようになれば(つまり自滅するだけのエネルギーを使えるようになれば)自滅するだろうと言っていたと思います。

        • COSMOSのはずですよ。

          膨大なエネルギー云々に関しては、恒星間航行に必要なエネルギーなど容易に得られる文明が出現しない保障がない事と、人間がなお宗教的価値観から自由でない現実を考えれば、決して安心はできない事は明らかだと思いますが。
          それだけ進歩した文明から見たら、人類など害虫にしか見えない可能性だってありうるのですから。

          --
          --- de FTNS.
          親コメント
        • 善良でも絶滅だぜ。
          異文化との交流自体が危険なんだよ。

          --
          the.ACount
          親コメント
    • どちらにせよ、地上から送れる強さの電波だとノイズの中に消えちゃうんじゃないですかね。

      1GHz帯でも大気圏や電離層での減衰がバカにならないし、エネルギー源をどうするかという話にもなる。
      静止軌道の外側に、幾つかの周波数帯(VHF〜EHF)で数十テラワット以上の送信が可能な装置を置いて、単純な内容のパルスを繰り返し送信するとか(電源はISSどころではない面積の太陽電池と蓄電装置?可能ならばロシアの偵察衛星に積まれてた原子炉の拡大版も?)、
      可視光領域と赤外領域でパルス変調することのできる超巨大な化学レーザ装置を使って同じように単純なメッセージをパルス発信するとかじゃないと、現実的じゃない気がします。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      地球「誰かいるかー」

      8年半後

      ??「俺たちはここに居る、だが謎の病気で全滅しそうだ、もってあと3年ぐらい・・・」

      # 星新一とかでありそうだ

      • by Anonymous Coward

        どう考えてもアルファケンタウリ付近に届く前に別の誰かにあたってるな

    • by Anonymous Coward

      もしも、太陽系と同じユリカゴのガス星雲から銀河系内へデビューした場合で、生物の発生と進化も同じだったら、
      返信が来たら大変面倒かもしれない。

      地的生命体の脳で消費するカロリーはだいたい高いので、低カロリーの草食なんかやる気は少ない。
      そうなると、相手が肉食か雑食か、どれくらい科学が進んでいるのかで、
      地球上で文化の激突摩擦が見られるのに、返信がきたら系外惑星でもそんな何かの競争の可能性がでたら、
      好奇心はあるけど、ちょっとね~。

    • by Anonymous Coward

      アガルタからのメールは切ないです

  • by Anonymous Coward on 2016年08月25日 21時11分 (#3069935)

    Beyond Earthとかいうゴミは『無かった』ことにして、シドマイヤーズ プロキシマ・ケンタウリをアルファ・ケンタウリの続編として早急にリリースするんだ
    淡々と交易路通すだけの作業ゲーなんぞいらん
    我々の求めるCivilizationは、「あと1ターンだけ…」と延々とプレイを強いられる中毒性の高いゲームや
    作業ゲーすぎて、眠くもないのにいつの間にか寝落ちさせられてるようなゲームじゃない

    # ライジング・タイド、てめーにはガッカリだ
    # もっとできる子だと思ってた俺が愚かだったわ

  • by Anonymous Coward on 2016年08月25日 23時13分 (#3070000)

    そんな4.24光年なんて遠すぎ人類は到達できん!

    • by Artane. (1042) on 2016年08月25日 23時27分 (#3070004) ホームページ 日記

      偶然と言うには出来すぎですが、膨大な数の小型の探査機を地上からのレーザで光速の10%以上まで加速して、プロキシマ・ケンタウリに送り込もう [breakthrou...atives.org]と言う計画が、初期投資を集めて基礎研究を始めてますね。

      何でも、探査機を数千とか万単位の数送り込むことで強引に向こうに届けて星系を通る時に撮影した画像をレーザ通信で地球に送り込もうとしてて、打ち上げまでに数十年・そこからの航程が30〜40年と言う、途方もない計画ではあるのですが
      …技術的に難易度が高い話なので(バッテリーどうするかとかレーザ通信で本当に地球で受信できるのかとか、光子加速につかえるようなレーザを作れるのかとか、更には30年以上眠らせておいて壊れない機械が…とかとか)、本当に打ち上げと光子加速まで持ち込めるのかも微妙ですが…

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      人より賢くなったロボットがそのうち夢を果たしてくれるよ

    • by Anonymous Coward

      >宇宙船に重力加速度と同等の等加速度運動が恒常的に可能であれば、速度だけならば減速を考慮しても約6年、10分の1の0.1Gでも減速込で約14年で到達可能となる。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ [wikipedia.org]プロキシマ・ケンタウリ

      とりあえず重力加速度で3年ほど加速し続けるモーター作ってさ、
      それに2.12光年のゴム紐付けて打ち上げりゃ…

      • え、なにそのドタバタSF的に楽しそうな設定! 現実的には無理に決まってるじゃない。まず必要なゴム素材の規模が桁違いに…

        https://www.google.co.jp/search?q=2.12%E5%85%89%E5%B9%B4%2F(9000m%2F1g... [google.co.jp]

        あれれ。1デニールのゴム紐として、必要な素材は223万トンか。意外と現実的な規模に収まってしまった。どうしよう。

        親コメント
      • 一定の速度に達したら、加速を止めた上で宇宙船の機体を回転させて(非常に緩やかに回転しないと機体が壊れたり中の人や機械が潰れそうですが)、加速するためのエンジンの噴射口(と言うか、EMドライブ [wikipedia.org]が有望なんですが、噴射口がないのでどういうべきか)を反対側に向けて推力を発揮すればいいような気がするんですが…

        デブリや星間分子との衝突が云々…というのならば、相当分厚い装甲を付けてあってもぶつかれば一発で死ぬでしょうから、予め電磁気的な手法で排除してくしか無いので、余り気にしなくてもいいでしょうね。

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        • by renja (12958) on 2016年08月26日 6時41分 (#3070070) 日記

          宇宙船へのバッテリーチャージ用のレーザーで進路上のデブリを焼き払うなんてエピソードが「彗星狩り」 [amazon.co.jp]でありましたっけ。

          --

          ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
          親コメント
        • by the.ACount (31144) on 2016年08月26日 12時50分 (#3070245)

          EMドライブなんぞに騙されてるようじゃね−

          --
          the.ACount
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          • EMドライブ、確実に推力が発生してて、真空中でも推力が出ているので、熱による対流ではなさそうだ。と言うところまでは解明されてるものの、既知既存の物理法則を逸脱しててなんで起こるかが解明されてないに過ぎないので、数十年かければ依って立ってる物理法則が解明できるだろうと見ています。
            # 現実に現象が起こってるのが大事なので。

            ウンルー効果 [wikipedia.org]によるのではないかという仮説が、4月くらいに公にされてましたし、なんでこんなことが起きてるのかについては、もっと早く解明されるかもしれませんよ。

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            • by acountname (43053) on 2016年08月26日 17時07分 (#3070477) 日記

              もしもEMドライブが有望なら、軍が強烈なレーダー発振器を利用してテストしてるはずで、NASAが家庭用の電子レンジを使って細々と実験なんぞしてないでしょ。
              んで出てきた数値が誤差とどう違うか言い訳に苦しみそうな値だし。

              親コメント
      • 出発からずっと1G加速を維持した場合、
        86400*365*9.8[m/s^2]=304819200[m/s]
        なので、1年経たずに光速の壁にぶつかります。

        あと、ぶら下げる場所が違いますが加速をやめている状態なら方向転換を慎重にする理由はありません。0Gですから・・・
        (実際、加速したまま方向転換だって内部には大して問題ないです。軌道計算が面倒になりますが)

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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