米航空宇宙局(NASA)が、地球に接近する小惑星に対して高速で人工物をぶつけるという実験を計画している(CNN.co.jp)。この計画は「DART」と呼ばれており、小惑星に物理的に人工物をぶつけ、その軌道が変化したかどうかを調査するというもの。地球に衝突する可能性がある小惑星などが観測された際に、衝突から地球を守ることが最終的な目的だそうだ。
色を塗る (スコア:3)
小天体に色を塗って、熱均衡を崩すことによって軌道を変えるって方法 [wikipedia.org]がある。
これだと、軌道を変えるための運動量は太陽からの熱エネルギーになるわけで、衛星に運動量を変えるための質量を持っていかなくて済むので、打ち上げのペイロードが減るって利点がある。問題は、当然時間がかかる。
でも、逆に時間をかけて実験するなら、こいつもやってほしいなぁ。
Re: (スコア:0)
地球近傍の天体からチリ屑持って帰るのにヒイコラ言ってる現在の科学で、どうやって色を塗るのかが問題かもしれず。
Re: (スコア:0)
片道旅行と往復旅行を比べる思考が分からん。
Re: (スコア:0)
少なくとも減速して衛星に取り付かないといけない。高速でぶつけるだけの方法と比べると格段に難易度が上がると思うけど。
Re: (スコア:0)
スプレー缶を持って行って対空砲火みたいに着弾前に破裂させるのはどうだろう
Re: (スコア:0)
驚異となるサイズの小惑星ということで、直径数十メートル級のターゲットだと思うけれど
どれだけの量の塗料を打ち上げる必要があるのだろう。
Re: (スコア:0)
わからんけど、塗料でもエンジンでも持っていけるエネルギーの総量は大して変わらないんじゃないかという気がする。
塗料の場合は塗りそこないやoberth効果的なロスがあるだろうしエンジンの場合は故障のリスクがある。
Re: (スコア:0)
元ネタは質量をぶつけて微妙に軌道を変えましょうってだけで、塗料もエンジンも持っていなかないです。
http://dart.jhuapl.edu/Gallery/index.php [jhuapl.edu]
Re: (スコア:0)
同意
発見・到達・軌道変更というステップなわけで
とても間に合いそうにありません
地球環境に甚大な被害を与えうる小惑星を発見し
衝突軌道を変えるために直接乗り込んで
色を塗って、熱均衡を崩すことによって軌道を変える
なんて
どんけ遠くのから軌道予測を正確にすればいいのやら
Re: (スコア:0)
塗料の話にしても、質量ブチ込みの話にしても、未知の大宇宙から地球を侵略しにくる白色彗星みたいなのを出会い頭に迎撃、ではなくて
地球の公転軌道と交差する可能性のある、軌道の確定しているデブリをどうにかしましょ、ってぐらいの話かと。
http://planetary.jp/future_sse/spaceguard/spaceguard_file/images/sg_pi... [planetary.jp]
Re: (スコア:0)
この場合の「時間がかかる」っての何千年~何億年とかのスケールでしょ。
Re:色を塗る (スコア:2)
リンクページによると0.25Nという実験結果なので、0.1-1Nとして10年間で3-30MNs。
2tを秒速1.5-15km/sの運動量です。
ものをぶつけるレベルとそう変わらない。
Re: (スコア:0)
昔、何かでその色を付ける作戦を行ったが周りに細かいちりがあってそれが絶えずぶつかるので、すぐ塗料が剥げてしまう。
というのを読んだ記憶があるんだがなんだったかな。
アイドルマスター ゼノグラシア (スコア:1)
非核三原則を堅持する日本は、アイドルマスターを異星由来のロボットに乗せてデブリを殴らせるのであった。
どんだけ (スコア:0)
大災害起こすクラスの質量持ったものの進行方向ずらすとか
どんだけの質量をぶっこめばいいんでしょうね
問題なくやれる範囲って
大気圏で燃え尽きる程度のもんなんじゃないですかね
地表に到達しても影響範囲100mいないとか
しかも人類生存エリアに堕ちる確率は。。。
んでもって人工物ってことは
現状は地球から宇宙へ送り出すわけで
とても現実的な案とは思えませんね
まかり間違ってどでかいのをうまやれたとしても
衝突でできたデブリでえらいことになりそう
# ISSさんにげてーちょーにげてー
Re:どんだけ (スコア:1)
600万km先から地球にまっすぐ突っ込んでくる隕石があったとして、例えば1kmに1mの割合で横に逸れていくような
速度を付けられれば、直撃するときには6000kmずれていることになる。つまり地表には当たらなくなる。
だもんで問題はどれだけ遠くで迎撃できるかにかかっている。でかい爆弾を近くで使ってもあまり効率は良くない。
Re: (スコア:0)
小惑星がマイナスに帯電している場合は、地球の電離層(プラス)に引き付けられるから、多少の軌道修正では、効果がないのでは?
Re: (スコア:0)
だったらより遠くでそらせばいい。いずれにしろどれだけ遠くで見つけて
地球近傍でのズレを大きくできるかの問題で、与えられる修正量の問題ではない。
Re: (スコア:0)
そんなんで曲がるなら、帯電させたミサイルをぶつけて中和すれば勝手に離れてくんじゃね.
#宇宙的距離で静電気が力を持つとは思えんが。
Re: (スコア:0)
プラズマ宇宙論者みたいな突飛な発想で笑った。
Re: (スコア:0)
電磁力は電離層をも透過して伝わるから、電離層を含めた最終的な地球全体の電荷が、小惑星の電荷全体と併せて、相互引力・斥力を決定する筈。
電磁力は重力より桁違いに強い力だけどね。
Re: (スコア:0)
横ヤリです。
クーロンの法則を調べてみてください。
そんなに離れていればクーロン力はかなり弱いですよ。
Re: (スコア:0)
たいていの場合、ちょっとの速度変化で十分のはずなので、一概に現実的でないとは言えないと思う。
どれだけ早く速度変化させるかによって、必要な変化量は全く違ってくるので、
いい眼を持つことの方が重要だとは思う。
Re: (スコア:0)
いや。。。宇宙的距離ですとゴルゴさんでも無理でしょう。。。
狙って当てられる距離で
ずらす|遅らせるための質量は
地球から上げられる程度では済まないんじゃないかな
Re: (スコア:0)
そりゃ無誘導弾である鉛玉をぶっぱなしてるゴルゴさんじゃ無理でしょうが、
このケースでは飛行中に軌道修正かけることが出来ますぜ。
なので見つけることさえ出来れば、どんな距離でも当てれるでしょうな。
Re: (スコア:0)
> 大災害起こすクラスの質量持ったものの進行方向ずらすとか
うっ。頭がッッ
https://www.youtube.com/watch?v=Nbb-ZR_iC78 [youtube.com]
ブラックホールじゃなくて、直径1kmかそこらのちっちゃい小惑星くらいなら、
核ミサイルくらいでなんとかなるんじゃないですかね?
Re: (スコア:0)
いや、地球が逃げるという手も
https://www.youtube.com/watch?v=MhyiT4OIdmg [youtube.com]
# 逃げた後どうやって復帰するか、それが問題だ
Re: (スコア:0)
南極に原子力ジェットパイプを設置して動かしたのだから、
北極に同じものを設置して逆噴射すればどうか。
Re:どんだけ (スコア:1)
南極に設置したエンジンによる加速は、グローバルに見ると「地球が移動」ではなく、単に「軌道が傾く」だけです。大ざっぱに元の軌道と比べると、加速の3ヶ月後には北極の方向に最も離れますが、その後は元の軌道に近づいて行き半年後に元の軌道と交差、9ヶ月後には反対の南極方向に最も離れ、1年後にはまた元の軌道と交差します。
ですので、半年後に再度南極のエンジンを噴射すれば、元の軌道に戻せます。
#細かいことを考えると、自転軸の傾斜があるのでもっと複雑ですが、とにかく北極への移設しなくてもなんとかなるってことで。
Re: (スコア:0)
相対位置によれば、月の一角に核爆弾を集めて同時起爆、地球に接近して来る小天体に月をぶつけるって方法もある。(ゼロテスター)
木星を不均等核融合起爆させてその大部分を動かして、太陽に接近して来る小(体積)天体にぶつける(さよならジュピター)や、火星を動かす(ダイターン3)よりは、多分容易。
Re: (スコア:0)
宇宙空間は大気がないので、ほとんどの爆発エネルギーは逃げてしまう。
結構難しいと思いますよ。
Re: (スコア:0)
すでに劇場公開されていませんでしたっけ?ああ、あれは着陸してから穴を掘って火薬を埋め込むんだっけか
Re: (スコア:0)
モーガンフリーマン大統領がブルース・ウィリス社長に穴掘りを依頼する話でしたっけ?
Re: (スコア:0)
> 大災害起こすクラスの質量持ったものの進行方向ずらすとか
> どんだけの質量をぶっこめばいいんでしょうね
もしかして運動量保存則とか使えば計算できるんじゃね?
Re:どんだけ (スコア:1)
爆発で発生するエネルギーの20%が運動エネルギーに変換されるという幸せな世界の場合
1/2 *(mv^2) = E/5
v^2 = 2E/5m
v = sqr( 2E/5m )
密度 2g/cm^3 -> 2000kg/m^3 の軽めの球としたとき、直径100mなら 4/3πr^3 およそ 1,000,000,000 kg --> 1Gkg ... ギガキロって変だけど ^^;
v = 1m/s にするには E=m*5/2 から2.5ギガジュールを与えれば良いかと。
v = 1000m/s なら、さらにその100万倍.
ここでEはWikipediaのエネルギーの比較 [wikipedia.org]から拾ってくるとして
4.184 GJ TNT火薬1トンの爆発のエネルギー
なので、2.5G分は 0.6t
1m/s TNT火薬0.6トンの爆発のエネルギー
1000m/s TNT火薬0.6メガトンの爆発のエネルギー
をぶつける
中学レベルの数学だけど、、合ってるか心配.
シミュレーションの確認? (スコア:0)
表面状態とか、想定できないパラメタがどのくらいあるものなのか
まずやってみるということなんでしょうけど、基本的には質量相撲だと
思うし、結果は対象の状態にすごく依存すると思うので
何回もテストしないと一般的理解は得られないんじゃないかなと
面白いは面白いですが。
この手のものにすぐに核使えとか素人は言いますが
運動ベクトルのブーストに核爆発の類は有効なのでしょうかねぇ
Re: (スコア:0)
地下に陥入してから起爆すると良い、って話聞いたような気がする。
原始的な原子力エンジン?
Re: (スコア:0)
ということは地下核実験の影響で
あほな結果にならなきゃいいけど (スコア:0)
実験は成功
ただし再計算したら小天体が玉突き起こして数年後数を増やして地球衝突コースに乗りました
なんてならなきゃいいけどね
Re: (スコア:0)
そしたら組紐で髪を結った巫女さんを探しに行くわ。
こういうときこそ太陽風 (スコア:0)
小惑星にでっかい帆を張って、太陽風の圧力で軌道を変えたほうが確実じゃないか?
がんがれ! (スコア:0)
木星の赤斑探査したってなんの時にもならん。でも地球へ衝突する危険性のある小惑星の対策は緊急課題だ!
米国に落ちそうなので軌道変更 (スコア:0)
後は何処に落ちるか判らん、とかありそう
そのうち (スコア:0)
任意の場所に落ちるように軌道変えたり出来ちゃったりする危険はないのかな
Re: (スコア:0)
ほんと、軍事利用できまくりそうでこわい。
Re: (スコア:0)
後の遊星爆弾 [wikipedia.org]である。
Re: (スコア:0)
単純に兵器として考えるなら、どこかから質量を持ってくるよりは上げちゃった方が簡単なわけで
そういうもの [wikipedia.org]が開発されてんじゃねーの?という話ならある。
ある日の午後 (スコア:0)
絶賛接近中の小惑星から電話がくる。
「おーい地球聞いてる? こっちのハンドル壊れたんで、ごめんだけど地球の方で避けてくれない?」
事態を重く見た町の発明家が、人面気球に超兵器R一郎を乗せ小惑星に向けて発進させる。
#なんか色々混じってます。
地球にぶつかるのが昼間であれば (スコア:0)
空が割れて昼でも星が見えるようになるだけ。
#聖林檎楽園学園
中国を滅ぼす準備ですか? (スコア:0)
日本もハヤブサ/イトカワの成果を生かして早く配備して欲しいものです