
米民間宇宙船によるISSのクルー交代ミッション、最悪2020年8月まで遅れる可能性も 22
ストーリー by headless
民間 部門より
民間 部門より
実現が遅れている米民間宇宙船による国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー交代ミッションだが、米会計検査院(GAO)の報告書によると最悪2020年8月までずれ込む可能性があるという(報告書: PDF、
Ars Technicaの記事、
SlashGearの記事)。
NASAは民間宇宙船によるクルー交代ミッション計画で2014年にボーイングとSpaceXを選定し、2015年に正式発注している。無人テスト飛行と有人テスト飛行を完了して認証マイルストーンに達する時期は当初、SpaceXが2017年4月、ボーイングが2017年8月に設定していた。
しかし、スケジュールは延期が続き、現在はボーイングが2019年1月、SpaceXが2019年2月にマイルストーン到達を設定している。NASA SRA(schedule risk analysis)によれば、ボーイングは2019年5月~2020年8月にマイルストーン到達、SpaceXは2019年8月~2020年11月にマイルストーン到達と予想されている。つまり、クルー輸送用の民間宇宙船は早ければ2019年5月に運用可能な状態となるが、遅ければ2020年8月まで待つことになる。
現在、NASAが座席予約している最後のソユーズは2019年11月に地球へ帰還する予定になっており、米国は最悪の場合9か月間ISSへのアクセス手段を失うことになる。ソユーズの座席予約には宇宙船の建造工程を含めて通常は3年かかるため、今から2021年以前の座席を確保することはできない。
NASAは民間宇宙船によるクルー交代ミッション計画で2014年にボーイングとSpaceXを選定し、2015年に正式発注している。無人テスト飛行と有人テスト飛行を完了して認証マイルストーンに達する時期は当初、SpaceXが2017年4月、ボーイングが2017年8月に設定していた。
しかし、スケジュールは延期が続き、現在はボーイングが2019年1月、SpaceXが2019年2月にマイルストーン到達を設定している。NASA SRA(schedule risk analysis)によれば、ボーイングは2019年5月~2020年8月にマイルストーン到達、SpaceXは2019年8月~2020年11月にマイルストーン到達と予想されている。つまり、クルー輸送用の民間宇宙船は早ければ2019年5月に運用可能な状態となるが、遅ければ2020年8月まで待つことになる。
現在、NASAが座席予約している最後のソユーズは2019年11月に地球へ帰還する予定になっており、米国は最悪の場合9か月間ISSへのアクセス手段を失うことになる。ソユーズの座席予約には宇宙船の建造工程を含めて通常は3年かかるため、今から2021年以前の座席を確保することはできない。
そのため、NASAではソユーズの打ち上げスケジュールを調整により地球帰還を2020年1月にして2か月稼ぐ、有人テスト飛行を利用して米宇宙飛行士を送迎するなど、さまざまなオプションを検討しているが、現在のところ正式な計画はないとのこと。NASAは有人テスト飛行で3人目のクルー追加や最長6か月の宇宙滞在を可能にするよう、ボーイングとの契約を3月に変更している。
なお、SpaceXは12日、8月に無人飛行テストを予定するクルー輸送用宇宙船「Crew Dragon」をケープカナベラル空軍基地に搬入している。
きっと (スコア:3)
来るー
Re:きっと (スコア:3)
じゃないのん?
・・・という事を政治的に解決するために (スコア:0)
とらんぷーちん怪談してるんぢゃないのか
トランプだから (スコア:0)
トランプだから儲からない有人宇宙開発は止めるんじゃない?
Re:トランプだから (スコア:1)
というか、NASAがSpaceXの成功を妬んだのかもしれず。
Re:トランプだから (スコア:1)
トランプ米大統領、「宇宙軍」創設を指示 - BBCニュース [bbc.com]
少なくとも、有人宇宙開発自体をやめる考えはなさそうですよ。
(ISSをどう扱うかはまた別でしょうけど)
Re: (スコア:0)
宇宙軍を作れと息巻いてるようですが。
Re: (スコア:0)
昔もあったけど、米軍内の組織、運用の問題ですよね。
アメリカ宇宙軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%... [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
月資源開発とかまだ将来ありえないとは言えない段階だから、今から競争力失うのは愚策なのでは?
近視眼的に (スコア:0)
儲かる儲からないを近視眼的に判断してしまうと、
ルイの土地をアメリカに売っぱらったフランスと同じ轍を踏みそうな気がするな
Re: (スコア:0)
ビジネスマンにとって自分が死んだ後の儲けなど無意味
Re: (スコア:0)
トランプの父も実業家だ、日本の実業家も欧米の実業家も上になるほど、一山当てた後は、自分が居なくなった後でも事業が長続きするように腐心するんだよ。
> 自分が死んだ後の儲けなど無意味
ってなんだかあぶく銭を掴む夢を見ているニートが言いそうな言葉だね。
Re: (スコア:0)
オバマ大統領が延期したのです。
漫画の宇宙兄弟は、仕分けされたコンステレーション計画が元ネタ。
トランプ大統領は、どちらかというと推進派。
なんでこんな遅れたし (スコア:0)
予定ではとっくに上がっているはずだったのに、なんでこんな遅れたし。
SpaceXの方はまあ新規参入だから遅れるのも仕方ないか、って分かるけど、
ボーイングの方は開発元も実績がある上に基本に忠実なオーソドックスな機体なのに、
なんでそんなに遅れてるのか…。
スペースシャトルの時代に、カプセル型の技術が途絶えていた???
Re:なんでこんな遅れたし (スコア:1)
単純に、プロジェクトが燃え上がっただけかな。
https://www.theverge.com/2016/10/11/13245072/boeing-starliner-flight-d... [theverge.com]
Re: (スコア:0)
>なんでそんなに遅れてるのか…。
原理が愕然とするほど簡単だったんです。
ご連絡先
SLS + オリオンは間に合わんの? (スコア:0)
間に合わんのか?
それとも使えんのか?
Re: (スコア:0)
最後にスペースシャトルを建造したのは1992年だけれど、2011年まで運用していたから整備や製造のノウハウはその頃まで残っていたと思うよ。まあ1975年のアポロ-スカイラブ系の飛行終了から1979年のスペースシャトルの飛行開始までの3年8ヶ月と比べるとブランクは長いけれど。
それから中国のロケットでアメリカ人宇宙飛行士を運ぶなんて、アメリカの大衆を失望させるような政策をトランプは選ばないでしょ。損得を秤に掛けて見せて当選したのじゃなく、受けることを言って当選した人なのだから。
Re: (スコア:0)
しかし、有人宇宙機を上げられるのがロシアと中国しかない、ってのは、ホント、アメリカ人はどう思ってるんだろね。
プライドズタボロじゃないのかな。
見ないフリしてる可能性が高いけど。。。
Re:もう諦めたらは? (スコア:1)
だから福祉とか二酸化炭素削減なんてこと言っている賢そうな方が負けた。
トランプは、火星の有人探査指示に署名したし、エウロパの宇宙人に会わせてくれとすら言っている。馬鹿を装っているが結構キレ者だ、プライドと夢そして何かがが良くなる予感、今のアメリカに必要なものを知っている。