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2019年3月15日のサイエンス記事一覧(全2件)
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バイオテック

永久凍土のマンモスの遺伝子、活動する力を保っていた 36

ストーリー by hylom
復活のときは来るのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

近畿大学が、ロシアの永久凍土から発見されたマンモスの組織から採取した細胞の核が活動する力を保っていることを確認したと発表した(NHK日経新聞朝日新聞Scientific Reports掲載論文)。

マンモスから採取した細胞核をマウスの卵子に注入したところ、細胞分裂に向けた反応が始まることを確認したという。

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ビジネス

月に進出して一攫千金を狙う「ムーンラッシュ」、ブームとなるか 45

ストーリー by hylom
一般人には縁がなさそうだが 部門より
taraiok曰く、

ゴールドラッシュならぬムーンラッシュが始まった。この言葉は、宇宙技術者であり起業家でもあるDennis Wingo氏が著書の中で作り出した造語だ。それが今、現実になろうとしている。ムーンラッシュを後押ししているのは、地球に最も近い天体である月から利益を得ようとする投資家たちだ(The Space ReviewispaceUNIVERSE TODAYSlashdot)。

月探査のための月面着陸船やローバーを開発しているイスラエルのSpaceILは、2月22日にムーンラッシュの第一歩を踏み出した。彼らの月着陸船「Beresheet」は、Falcon 9ロケット乗せられて打ち上げられた。宇宙船は月周回軌道に入り、4月11日には月に着陸する計画だ。

SpaceILは、月面ローバーレースであるGoogle Lunar XPRIZE(GLXP)に参加した企業の一つだ。GLXPは達成者が一人もおらず大賞の受賞者もいなかった。しかし、GLXPに参加した企業の活動は続いている。SpaceILの着陸船を製造したイスラエル航空宇宙産業は、1月にドイツのOHB社と提携し、欧州宇宙機関に商用月面積荷配送サービスを提供する計画を発表している。Astrobotic Technologyや日本のispaceもGLXP参加企業の一つだ。

ispaceは現在、NASAが主導する商用月ペイロードサービスプログラム(CLPS)に参加している。CLPSは、NASAが荷物を月へ輸送する商業サービスを民間企業などから公募するプログラムだ。Amazonのジェフ・ベゾスが設立した航空宇宙企業Blue Originも2023年ごろに月への着陸を目指している。Bigelow AerospaceのCEOは、「月面に観光施設の設置を夢見ていると」と発言した。金、白金族金属、希土類金属を探すグループも存在するようだ。

このエッセイを書いた航空宇宙エンジニアのGerald Blac氏は、ムーンラッシュがもたらす新しい発明、新しい産業、そして経済的利益には大きな期待が持てると語っている。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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