米国立科学財団、イノウエ太陽望遠鏡による太陽表面の画像を初公開 41
ストーリー by headless
細胞 部門より
細胞 部門より
米国立科学財団(NSF)は1月29日、ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡による太陽表面のクローズアップ画像を初めて公開した(ニュースリリース、 米国立太陽観測所のニュース記事、 University of Hawai'i System Newsの記事、 The Maui Newsの記事)。
ハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂に設置されたイノウエ太陽望遠鏡は4メートルの主鏡を持つ世界最大の太陽望遠鏡だ。画像では太陽全体を覆う沸騰するプラズマによる細胞のようなパターンが確認できる。「細胞」は一つ一つがテキサス州程度の大きさであり、中央の明るい部分からプラズマが噴き出し、対流により沈み込んでいく部分が縁の暗い部分だという。
プラズマの動きは太陽の磁場を歪め、地球上のテクノロジーに影響を与える太陽嵐を引き起こすこともある。イノウエ太陽望遠鏡は太陽の磁場をこれまで以上に詳細に測定・識別でき、有害な太陽活動が引き起こされる可能性を最大48時間前(現在の標準はおよそ48分前)に判定できるようになるとのこと。
地上ベースのイノウエ太陽望遠鏡はNASAの太陽探査機ParkerやESAがNASAの協力のもと2月に打ち上げる太陽探査機Solar Orbiterといった宇宙ベースの探査機と連携して太陽研究の前線を拡大し、科学者による宇宙天気予報の能力を改善する。今回公開した画像は始まりに過ぎず、1612年にガリレオが初めて太陽に望遠鏡を向けて以来、現在までに収集された太陽に関する情報よりも多くの情報を最初の5年間で収集するとのことだ。
ハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂に設置されたイノウエ太陽望遠鏡は4メートルの主鏡を持つ世界最大の太陽望遠鏡だ。画像では太陽全体を覆う沸騰するプラズマによる細胞のようなパターンが確認できる。「細胞」は一つ一つがテキサス州程度の大きさであり、中央の明るい部分からプラズマが噴き出し、対流により沈み込んでいく部分が縁の暗い部分だという。
プラズマの動きは太陽の磁場を歪め、地球上のテクノロジーに影響を与える太陽嵐を引き起こすこともある。イノウエ太陽望遠鏡は太陽の磁場をこれまで以上に詳細に測定・識別でき、有害な太陽活動が引き起こされる可能性を最大48時間前(現在の標準はおよそ48分前)に判定できるようになるとのこと。
地上ベースのイノウエ太陽望遠鏡はNASAの太陽探査機ParkerやESAがNASAの協力のもと2月に打ち上げる太陽探査機Solar Orbiterといった宇宙ベースの探査機と連携して太陽研究の前線を拡大し、科学者による宇宙天気予報の能力を改善する。今回公開した画像は始まりに過ぎず、1612年にガリレオが初めて太陽に望遠鏡を向けて以来、現在までに収集された太陽に関する情報よりも多くの情報を最初の5年間で収集するとのことだ。
なんで記事のアイコンがサンマイクロシステムズなの? (スコア:0)
もう消えただろ
oracleのアイコンに変えろよ
Re:なんで記事のアイコンがサンマイクロシステムズなの? (スコア:2, おもしろおかしい)
もう消えただろ
oracleのアイコンに変えろよ
それだと「ブラック・サン」になってしまう。
#仮面ラーイダーブラック
Re:なんで記事のアイコンがサンマイクロシステムズなの? (スコア:2, 興味深い)
そんなことしたら人が微笑みをなくしちゃうだろ
Re:なんで記事のアイコンがサンマイクロシステムズなの? (スコア:1)
oracleのアイコンに変えろよ
それでは使用権をoracleから引き出してくださいませ
Re: (スコア:0)
SUNのSPARCstationは憧れのマシンだったからいずれRaspberry Piのケースに改造して使いたい
太陽望遠鏡は地上からあれだけ太陽の活動を見えるのは凄いと思う
細胞状の対流構造 (スコア:0)
細胞状の対流構造であるべナール・セルは通常、薄膜で発生するのですが、
太陽の大きさだと表面の対流層は薄膜とみなせるのか、電磁流体的な話なのか、気になる所ですが
どう調べたモノやら
Re: (スコア:0)
太陽の大きさというか重力のせいだーと言ってみる。
ただそもそもベナール対流だっていうには、熱がそういう風になってるかが問題のよーな気もする。
Re: (スコア:0)
これを見ると、対流構造は何重にもなっていて、表面に近づくと小さなセルになるようにみえますね。
http://ircamera.as.arizona.edu/Astr2016/lectures/suninterior.htm [arizona.edu]
磁場はスポットを作る働きをするが、端のところに筋状になって見えるのがその影響なんだとか。
Re: (スコア:0)
表面に近いかどうかじゃなく、単純に粘性と対流層の厚み、それに温度差辺りでセルの大きさが決まるような気がするけど……
あと太陽の場合、クソでかいセルでも数があって観測点から遠いから細胞状に見える。
Re: (スコア:0)
熱による対流ではなく、回転磁場によるプラズマの運動だろう。
ひのでが表面に回転磁場を確認している。
粒状班の下は、表面より温度が低い。熱ではないね。
Re: (スコア:0)
> ひのでが表面に回転磁場を確認している。
それは、熱力学的効果が効かないという証拠にならんです。
> 粒状班の下は、表面より温度が低い。熱ではないね。
さらに謎なことを・・・
Re: (スコア:0)
表面のプラズマ層が欠けた部分が黒点で、温度は3000度という
基本構造を知らないで、何を言ってんですか?(棒読み)
Re: (スコア:0)
な、何を言ってんですか?(戦慄)
そんな小学生でも知ってる話はしてないですよ。
キミの書き方が「局所的に温度が低い = 熱力学的効果ではない」と読めるから、
それが間違いだと言ってるんです。
(というか、何故そう読めない? 学部初年度の学生でも気づくだろうに。)
あー・・・
ひょっとして、いつものプラズマ宇宙論信奉者の人だったりします?
そうだとすれば、お変わり無いことで安心しました(笑)。
相変わらず都合が良い所の切り取りしかできないってことで。
● 自分が回答できない反論は無視する
● 自分が回答できるところだけムキになって反駁する(しかも的外れ)
● そもそも最初から、持論に都合の良い観測結果や理論しか見てないし、
そうでない事実は全部無かったことにする。又はオカルト扱い。
いつもの人でないならゴメンね。
Re: (スコア:0)
>キミの書き方が「局所的に温度が低い = 熱力学的効果ではない」と読めるから、
それが間違いだと言ってるんです。
だから、なぜ下の温度が低いのに熱で対流するの?
3000度から6000度に向かう熱力学的理由を教えてほしいなw
答えられないのはあなたのほうだろ。
アベシンゾーじゃあるまいし、むちゃくちゃな論理は振り回さないでくれ。
Re: (スコア:0)
あー。そこまで書かれて分からんというなら、それで良いです。
私が間違っていたということで。
ごめんね。
Re: (スコア:0)
唐突なアベシンゾーの出番に
日頃アベアベ言ってる層のオツムを疑ってしまうな
あまりにもおかしすぎて逆に誘導されてんのか不安になりさえするな
Re: (スコア:0)
ボク、どこから来たの?学生さんかな?
あなたの好きな「ひので」を紹介した、わかりやすいこのページの「粒状斑」の項目をみて、よく勉強してね。
https://hinode.nao.ac.jp/gallery/ [nao.ac.jp]
粒状斑は、下層からの熱によって対流が起きて生じるものなんだよ。どうして、下層の方が温度が低いって勘違いしちゃったのかな?
どうしても反論したいなら、ここじゃなくて国立天文台の方にしてみてね。
それから、粒状「班」じゃなくて「斑」だよ。
Re: (スコア:0)
お前の次のセリフは。。。
つまんないからやめとくわ
Re: (スコア:0)
逆に磁場は対流によるプラズマの流れで起きているんでは?磁場がまず小さいセル状になっていて、それにプラズマが従うって言うのはおかしくないか?磁場がセル状になっているとすれば、その原因は何なの?
Re: (スコア:0)
いつものプラズマ宇宙論の人だから絡むだけ無駄だよw
Re: (スコア:0)
だよね。結果と原因を混同してる。
Re: (スコア:0)
味噌汁の六角紋みたいになるのかと思えば、あまり法則性を感じない形状なんですね
良かった (スコア:0)
画像が蓮コラ風味じゃなくて良かった…
もしも「太陽表面は蓮。言い換えると巨大な無数の蓮に覆われてるのが太陽」とか
だった日には、俺氏発狂したかもしれん。
Re: (スコア:0)
大丈夫。もうしばらくすれば
「携帯裏面は蓮。言い換えると無数の蓮に覆われてるのが携帯」になるから。
Re: (スコア:0)
札幌雪祭り会場の様子をニュースで中継していたんだけど、なんとかって(多分)ラグビー選手の
顔が蓮コラっぽい穴だらけだった。
おそらくその選手?がひげ面でそれを表現したんじゃないかと思うけど、
蓮コラ駄目って人は今年は行かない方がよさそう。
望遠鏡で太陽を見てはいけません (スコア:0)
学研の〇年の科学に教材としてついていた望遠鏡には、こんな注意書きシール貼ってあったなあ。
科学の進歩で望遠鏡で太陽を見てもよくなったんですね(大違
Re: (スコア:0)
小学生にも分かる解説をすると、この望遠鏡は見るものをものすごく拡大するんです。
すると、ものすごく小さい範囲のところだけを見ることになりますから、光の量はものすごく少なくなります。
光の量は熱の量ですから、この望遠鏡で太陽を見ても、虫めがねで焼くようなことにはなりません。
もしも、太陽の全体を見たいようなときには、減光するフィルターや、絞りを間にいれます。
# 子供科学電話相談風
Re: (スコア:0)
英語な元記事は3755153には難しすぎたようで。。。残念ながら、3755153が考えるほど楽ではないようです。この望遠鏡が受けるエネルギーは13kW(Focusing 13 kilowatts of solar power)。そのため、冷却をすごく頑張ったことが元記事にあります。冷却管の長さは11kmほど(7 miles)もあるそうです。
また、主鏡からのエネルギーの大半を遮蔽する液冷されたドーナッツ状の金属を使うそうです。(The “heat-stop” (a high-tech, liquid-cooled, doughnut-shaped metal) blocks most of the sunlight’s energy from the main mirror)。
常時絞りをしているようなものですかね?ちょっとここは分からなかったです。
#直径4mの主鏡を使う時点で、「光の量はものすごく少なくなります」が大間違いなのは自明な気がする
Re: (スコア:0)
ロウソクのススを付けた硝子板を通して太陽を見る、と習った。
Re:太陽望遠鏡に4メートルもの主鏡が必要なのか? (スコア:5, 興味深い)
まさに、適応光学系を使って解像度を高めるためと光量確保のために口径が必要なのです。
あの画像を見ると0.01秒角のオーダーの解像度が出ています。
干渉計では1枚の画像を得るために、大きな計算機パワーと計算時間が必要になりますが、太陽面現象は短時間の変化があり、リアルタイムで画像が欲しいので、悠長に開口合成している暇はありませんし、それ以前に干渉計は電波や赤外線など波長が長いところでしか実用になっていません。粒状斑の観測には5000Å台の波長が最適で、干渉計は実用になっていないでしょう。
大気の乱れを補正する適応光学系(AO)をリアルタイムに動かすしかないです(応答時間は0.01秒台)。
また、光量もあれだけ太陽面を拡大すると決して光量過多にはなりません。
これまでなら、地球大気の影響を受けない画像を得るためには宇宙へ出て観測するしかなかったのですが、このAO技術が進んだおかげで、地上から圧倒的な低コスト(対宇宙ミッション)でしかも大口径で観測できるようになりました。まさに、太陽観測の革命です。
Re: (スコア:0)
自分以外はバカだと言いたいの?
Re: (スコア:0)
ちょっとは調べようぜ
Re: (スコア:0)
干渉計だと視野が狭くなって、太陽全体を同時に観測できないのでは?
Re: (スコア:0)
光学だと応答速度が足りなくて干渉の計算が出来ないのでは
Re: (スコア:0)
可視光でも問題なくできている
https://subarutelescope.org/Topics/2006/01/23/j_index.html [subarutelescope.org]
> 85メートル離れたKeck-I望遠鏡とKeck-II望遠鏡のそれぞれの焦点で恒星の光を光ファイバーに入射し、
> 同じ長さの光ファイバーによって地下の実験室まで伝送して取り出し、2つの光を混合して干渉させることに成功しました。
これが2006年
Re: (スコア:0)
それ、ほぼ点一個の観測に一本光ファイバ要るのでは……
精度も思いの外出てなかった(三割以下)と書いてあるし。
問題あるけど無くはない、程度のお話では?
Re: (スコア:0)
干渉計式って空間分解能あげて遠い恒星を見るイメージだね。
普通に惑星とか近くの恒星を干渉で見ようとしても、
色が分からないとか、干渉パターンが出て、正しい表面の模様が見えないとか、
そんな感じになるのかな?
Re:太陽望遠鏡に4メートルもの主鏡が必要なのか? (スコア:1)
干渉計式の一種である合成開口レーダーは、低軌道のレーダー偵察衛星で実用化・常用されています。
Re: (スコア:0)
恒星の観察にレーダーってあまり使っているイメージがないね。
ガンオタ脳 (スコア:0)
ソーラレイに転用できる。無駄にはなるまい。